虹裏img歴史資料館

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20/09/27(日)22:41:20 ケルト... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1601214080091.jpg 20/09/27(日)22:41:20 No.731794642

ケルトの狂王が呪いの朱槍を掲げた瞬間、辺りは白い霧、そして花びらの吹雪に覆い尽くされた。 「おはよう、そしてこんにちは。諸君。みんなの頼れる相談役、マーリンさんの登場さ」 そして戦場に無邪気な、それでいて全てを見透すかのように老成したかのような、美しい声が響く。 現れたのは、白髪に白いフードを被り、杖を掲げた美少女──のように少なくとも見えた──だった。 「テメェは──どこのボンクラだ? ……いや、この気配は夢魔だな。魔術師のようだが、この手管は夢魔の領分か」 「理解が早いようで助かるよ、クー・フーリン。そしてこの度は戴冠おめでとう。かのアイルランドの大英雄が玉座に落ち着く日が来るとは、いやはや、運命とは分からないもの──」

1 20/09/27(日)22:41:39 No.731794760

「御託は死んでからほざけ。蠢動せよ──死棘の魔槍」 ケルトの狂王が握る呪いの朱槍は、言葉を紡ぐ白髪の少女の左胸……心臓目掛け爆音を上げながら迫り── その心臓を、貫いた── 「星見の魔術師が、己の矜持を捨ててまで助けに来るのはまあ、好きにすればいい。だが、夢魔だか妖精混じりの女に惑わされて戦の手を止めるとあっちゃあ男の恥だ。故に、テメェは疾く死ね」

2 20/09/27(日)22:41:53 No.731794844

「やれやれ、しょうがないなあ、君という男は」 かに見えた。だと言うのに、マーリンと名乗る少女の胸を抉り穿った筈の胴には傷どころか、衣装の乱れさえない。 「かの悪女に義理立てして、むざむざ隙を作るだなんて、今カノに義理堅いというのも考えものだよ。そうだろう、施しの英雄?」 「……油断大敵だ、悪く思え。『日輪よ、死に随え』!!」 命を賭したカルナの宝具。その爆轟の中で、オレは意識を失った。

3 20/09/27(日)22:42:08 No.731794976

「やあ、改めておはよう。キミの頼れるお姉さん、マーリンさんだよー?」 次に眼が覚めた時、オレは無機質な寝室で、後ろ手を縛られたまま、椅子に座らされているようだった。 【おはよう……ございます】 【オレたちを、助けてくれたんですね】 「勿論だとも。……と言いたいところなんだが、少し横紙破りをしてしまってね。私も因果のしっぺ返しというものを受けてしまったよ。」 そしてマーリンは、上着をベッドの上に置くと、インナーを左肩脱ぎにして、胸の左側を露わにした。

4 20/09/27(日)22:42:22 No.731795070

えっ? 何をしてるんですかマーリンさん!】 「いやあ、これが横紙破りの代償という奴なんだ」 【うっ…】 女性のはだけた胸元をまじまじと見る機会なんてなかったが、今見せられているのはそんな次元の話ではない事が、すぐに理解できた。 マーリンの胸元、その白い肌の左胸付近は、そこだけが空間から抉り取られたかのように、ぽっかりと穴が空いていた。血が滲んだり骨肉が覗いたりする訳でもなく、ただ空虚な穴が空き、穴の向こうから彼女の背後にある白い壁が覗いていた。

5 20/09/27(日)22:42:37 No.731795175

「夢魔の畔で呪いの直撃こそ逸らしたものの、敵もさるものって事さ。心臓を抉る呪いは受け流せても、宝具による損傷までは回避し切れなかった。流石はアルスターの大英雄といったところだが、この左胸の穴を埋めない事にはちょっと帰るだけの力が出せないのさ。私が望んで君たちに介入したとしてもね」 【オレに……出来る事があるなら、言ってください】 自分たちを助けてくれた恩人が深手を負っているのに、何もしないでいる訳にはいかない。……でも、何故オレは拘束されているのだろう。 「うふふ♪ そうかそうか、協力してくれるのか」 インナーを着直し、マーリンさんがゆっくりと近付いてくる。少し上気した頬に、赤い瞳が潤む。 そしてマーリンさんは、オレの唇にそっと指を当て、なぞりながら尋ねる。

6 20/09/27(日)22:42:53 No.731795294

「キミ、ファーストキスは済ませたかい?」 【もご…】 【ま、まだです!】 余りの唐突な質問に慌てふためくが、マーリンさんのボディタッチは止まらない。そのまま指を、喉から鎖骨、胸から臍へと滑らせる。 「じゃあキミは女と交尾した事はあるかい?それとも童貞?ああそれから、今意中の相手は?」 臍の周りを、くるくるとなぞるように、白い指が走る。 【そ、それは…】 「うふふ♪ ごめんよ、キミの記憶はこうして体をなぞる内に大体わかった」

7 20/09/27(日)22:43:07 No.731795397

マーリンさんの指が、ゆっくりと離れていく。 「ボクとしてはキミと寝てもいいんだけど、キミのような善性なる少年は、もっとまともな方法で純潔を失うべきだ。聖杯を手にした円卓の騎士が、その偉業を達成するまでは童貞であったのと同様にね。それにやはり、恋慕と欲情と純愛の入り混じった童貞喪失の瞬間が、一番美味しい感情を口にできるからね」 【美味しい……感情?】 「まあ…そうだね、口取りの初めてなら、ボクが貰ってしまってもいいだろう?」 ずいっ。 いつの間にかベルトが外され、魔術礼装の下が脱がされる。 上半身をマーリンさんになぞられる内に、期せずして下半身に血が集まっているのを覚え赤面してしまう。

8 20/09/27(日)22:43:20 No.731795486

この傷を癒やす手段として…キミの精液を頂く事にしよう。精々楽しむさ。キミもそうしたまえよ?」 にゅるり。ちゅぷ。 「あぁ…素敵な匂いだ。戦闘の恐怖、死の恐怖、それらに抗うアドレナリンの匂いが口の中一杯に拡がる…」 「恐れを知らない乱暴者の味じゃない、恐怖と向き合い、恐怖を飼い慣らす覚悟を決めた勇気ある少年戦士の味だ」 じゅぷっ。じゅぷっ。にゅる、にゅるにゅるにゅるにゅる、ちゅく、ちゅく。 「我慢なんかしないで、早く出してしまったほうがいいよ?」 マーリンさんはオレの下半身にむしゃぶりついているのに、そっと耳元から囁く声がして。

9 20/09/27(日)22:43:32 No.731795592

「胸はね、男にとっても性感帯だ。ここを攻めたがる女もそうそう居ないだろうし、ご褒美に初めてを貰ってしまおうか……こういうのは好きかい?」 魔術礼装の上着の中から、ひんやりと柔らかい指がオレの胸元を弄り、弱い部分をつまみ、撫で、くりくりと押す。 いつの間にか上着も脱がされ、滑らかな舌が、オレの乳首をねっとりと口に含んだ。右も、左も、両方とも。 「うふふ、ここまでシたら、後ろの開発もお手伝いしてしまおうじゃないか」 つつつ、ちゅぷ。 【──ッッ!!】 椅子の座板に、いつの間にか大きな隙間が出来ていた。 排泄孔としか認識していなかったそこに、ぬるりとした感触と共に指が捩じ込まれる。

10 20/09/27(日)22:43:49 No.731795719

「キミの男性器の…そう、肛門から見て裏側には、精液の一部を構成する器官が存在している、そこを指で刺激すると…」 押される。圧される。先端部の気の狂うような舌使い、全身を舐めしゃぶられる未知の感覚、そして最後の一押しとなる後ろからの圧迫── 全身を舐め嫐られ、女の子のような嬌声をあげるしかなく。 【──────(きもち、いい……)】 信じられない、量だった。信じられない、快感だった。全身をマーリンさんの甘い匂い、甘い声、甘い愛撫に包まれて。 「うふふ、ご苦労さま。でもね、ボクの傷を癒やすには、まだまだ魔力の供給が足りないんだ。せっかくだから、たっぷり楽しんでいくといい」 飲み干され、残りを吸い尽くされても、止まらない。次の精を、次の次の精を。

11 20/09/27(日)22:44:02 No.731795798

透明な液だけが先端からだらだらと流れるようになった頃、ようやくオレは解放された。 「あぁ、時間は気にしなくていいよ。キミはカルナの宝具発動直後の瞬間に、盾の子の後ろで立っている事になっているから。この戦線はもう少し戦いが続くだろうが、頑張ってほしいな。じゃあ、またそのうち、キミの極上のミルクをお相伴頂ける事を祈っているよ。じゃあね♪」 気が付くと、宿敵カルナとの決戦に横槍を入れられ焦燥と失望に顔を曇らせた授かりの英雄が立っていた。アルジュナの気持ちに、整理を付けるためにも自分たちが戦わなければ……!

12 20/09/27(日)22:44:52 No.731796129

冠位ろくでなしの初登場に割り込んでぐだおをおちんぽミルクサーバーにするプーリン怪文書です

13 20/09/27(日)22:48:32 No.731797577

むっ…!

14 20/09/27(日)22:50:32 No.731798498

マシュが無くぞロクデナシ!!

15 20/09/27(日)22:51:16 No.731798853

むっ!!

16 20/09/27(日)22:57:19 No.731801377

これはこれでろくでなしではなかろうか

17 20/09/27(日)22:58:07 No.731801703

「マスターから、何だか花の匂いがします。この香りは…なんだか以前の祝い事で飾られていた、蘭の花に似ているような…でも、ちょっとくどい匂いですね」 戦闘のあと、マシュが不思議な言葉を口にした。蘭の花、そんな香りを18世紀の北米で付ける事など、ある訳がないのに。 「あの、マーリンさんという方の加護なのでしょうか?」首を傾げるマシュの横で、フォウ君は何やらうんざり顔で首を捻っていた。それにしても、体は軽いのに力が出ない…後でナイチンゲールに診てもらおうか…?

18 20/09/27(日)23:10:50 No.731806904

アーケードってカルナも敵なんだっけ

19 20/09/27(日)23:19:11 No.731810182

>アーケードってカルナも敵なんだっけ アーケードだとカルナとアルジュナがまとめて敵に回る。なのでこのロクデナシはアプリ版時空に乱入してるっぽい

20 20/09/27(日)23:24:13 No.731811941

DJの存在すらはっきりしないからなアーケード5章…

21 20/09/27(日)23:27:54 No.731813229

たった一人の戦争だからDJすらいないか願うために生贄に使ったかなんかでマジで孤軍奮闘してるっぽいのがクーちゃんだ

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