虹裏img歴史資料館

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20/09/22(火)02:11:50 泥の深... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1600708310995.jpg 20/09/22(火)02:11:50 No.729976113

泥の深夜 https://seesaawiki.jp/kagemiya/ https://zawazawa.jp/kagemiya/

1 20/09/22(火)02:13:48 No.729976434

深夜はR18

2 20/09/22(火)02:14:41 No.729976579

ハサンちゃんのR18が遠い遠すぎる

3 20/09/22(火)02:18:18 No.729977298

遠いってどういう意味で

4 20/09/22(火)02:19:07 No.729977454

大好きな人が遠い 遠すぎて泣きたくなるの~♪

5 20/09/22(火)02:20:22 No.729977649

主人公が来てメンツが揃って話が進みキテる…するまでの時間が遠い だがそもそも時期的に既存の企画のR18を見たい

6 20/09/22(火)02:23:34 No.729978281

一応自分のジークくん枠はほとんど形になってて後は固有名詞の命名くらいだけど 他に候補いるのかな

7 <a href="mailto:再掲レジーナ・グレイボーンプロローグ1/3">20/09/22(火)02:34:36</a> [再掲レジーナ・グレイボーンプロローグ1/3] No.729980208

──────────ニューヨーク某所CIAオフィス NY郊外の古いオフィスビル群、その中の一角に偽装された彼らの巣は存在する。 課長室、と書かれたドアを叩くと入るように促す声。 レジーナ・グレイボーンは少しだけ扉を開けるとその薄い体を滑り込ませるように部屋へと入った。 「やあグレイボーン。休暇は楽しめたかね?」 中にいたのは安っぽい机に座った壮年の男、レジーナの上司である彼は課長と呼ばれていた。 「はい。ようやく食事から砂の味がしなくなり、爆発音で起こされない事に馴染んだところです」 「それは結構だ、座りたまえ」 客用ソファーに座るように促す課長、レジーナはそれに従い腰を下ろす。 「先日、グアテマラに駐在してる連絡員から一報が届いた」 レジーナが座るとほぼ同時に話始めた課長は紙と写真を差し出した。 その写真に写った男はレジーナも見覚えがあった、グアテマラに根を張る一族「アルカエア」とその私兵PMCフラカンの次期経営者ディオニシオ・アレハンドロ。 「PMCフラカンがグアテマラを出国、先ほど我が国に足を踏み入れた」 「追い出しましょう」 間髪入れず放たれたレジーナの言葉に課長は顔をしかめた。

8 20/09/22(火)02:35:50 No.729980404

「それは出来ない。彼らは正式なルートで入国しているし、奴等とは以前やり合った時に事を起こさない限り相互不干渉でいると言うことで手打ちとしている」 僅かに眉を動かしたレジーナの言葉に課長は首を振る。 「では、私の次の任務は……」 「彼らの監視だ」 「それはビュロウの仕事では?」 「そのFBIからの頼みだ、奴等とは揉めたくないらしい」 どこか不満そうなレジーナだったが、言葉を飲み込んだ。 「分かりました。それで何処へ行けば?」 「……サンウッドという土地は知っているか?」 「カルトに支配された街と言うことは知っています」 「……言い方に気を付けたまえ、率直な事は美点でもあるが時に汚点となる」 「失礼しました」 頭を下げるレジーナに、課長は周囲を見渡す。 「さて、ここからは課長としてではなく、デルタグリーンのHERMESとしての話す」 課長の表情が一変する。

9 <a href="mailto:再掲レジーナ・グレイボーンプロローグ3/3">20/09/22(火)02:36:50</a> [再掲レジーナ・グレイボーンプロローグ3/3] No.729980576

課長と呼ばれる彼はCIAの職員であると同時に別の顔を持っていた。 対神秘組織デルタグリーンH細胞No.1HERMES、NY周辺に潜む隊員を取りまとめるリーダー格だ。 「君が向かうサンウッドで聖杯戦争の気配が観測された」 聖杯戦争。それが何を意味するのか、レジーナも課長も知っていた。 アメリカ国内では古くは西部開拓時代の聖櫃争奪戦争から続く魔術師同士の殺し合い。 そこには暴力と血、混沌と魔術が渦巻くきアメリカに住む市民が必ず巻き込まれる。 「フラカンも聖杯戦争絡みでサンウッドへ向かったのだろう。他にもメイソンやアサシン教団が動いたのが確認されている」 レジーナは課長の言葉に頷く。 「我々デルタグリーンの理念は覚えているな」 「あらゆる神秘的脅威から市民を防衛し、祖国を保全し、情報を収集する事です」 「その通りだ。Trooper、君はCIAとしてフラカンを監視し、DGとして聖杯戦争を監視したまえ。現地に到着すると同時に連絡が取れなくなるだろう、以後は全て君の判断に任せる」 「了解」 「月並みだが、幸運を祈る」 HERMESの敬礼に敬礼を返すとレジーナは退室する。 やるべき事は分かっている。背後を振り返ることはなかった。

10 20/09/22(火)02:37:22 No.729980660

終わり!何度もごめんね!

11 20/09/22(火)02:44:44 No.729981864

水の音の正体を探って屋敷の外れまでやってきた。小さなプールがあるあたりだ。そっと様子を垣間見る。 今日が満月に程近い夜だったことを感謝すべきか否か。水と月光に濡れた一輪の花が、プールの真ん中あたりで咲いているのがはっきりと見えた。 裸身だった。背を向けているので浅黒い色をした滑らかな肌の曲線美が露わになっている。 赤身がかった長い髪は未造作に降ろされ、申し訳程度にその無防備な肢体を隠していた。 いや。無防備、という感想を抱いたのは気の迷いか、もしくはその月の光が花弁になったような美しさに心奪われたからだろう。 その花が人を容易く殺める毒の刺だらけであることは重々承知のはずだ。それでも目が離せなくなるほどにそれは静謐の中の幻想美を体現していた。 夜の砂漠を進んでいてオアシスを見つけたなら、きっと似たような感慨を覚えるのだろう。 その時、月明かりでぷりぷりとした弾力をもった水面が波打った。 花がこちらに向かって振り向いたのだ。初めてその英霊の素顔を見た。 湖底の青で染色されたような瞳の色と顔立ちに残る少女の色気が渾然となってこちらを見つめていた。 体を隠すこともなく、その花は確かにくすりと微笑んだ。

12 20/09/22(火)02:46:44 No.729982194

あーだめだめ

13 20/09/22(火)02:47:21 No.729982311

抜きます

14 20/09/22(火)02:48:05 No.729982430

あぶねぇ寝ようとしてた! なんで深夜になると怪文書祭りはじまるんだよ!ありがとう!

15 20/09/22(火)02:48:22 No.729982475

これはもうエロサーヴァントですよ

16 20/09/22(火)02:53:54 No.729983345

続き!続きは!?

17 20/09/22(火)03:16:08 No.729986762

心地よい温度の湯に全身を浸し、身に受けた圧を押し流す。 特別にアジトに備え付けた浴室は個人用としては広く、霞立ち込めるファミリーの空気とは隔絶した澄んだ空間が広がっている。 肺の奥から空気を吐き、浮力に任せて力を抜く。褐色の肌が水面から僅かに覗き、まだ幼くも瑞々しい肢体を顕としていた。 「ふぅ……」 そう、幼い。 戦局は順調。しかし胸中の憂いは、配下の者に威厳を出すことさえ苦労する自身にある。 無論実力でねじ伏せれば問題はない。しかしもう少し歳を重ねていれば無用な力を振りかざすこともない。 あるいはわかりやすい背の高さか、または――― 「―――いつかは育つ、はずです」 薄い胸に手を添えて呟く。外観はけして重要ではない、はずなのだが。 その静寂を、キィと鳴く声が破る。直後、水面が水柱を上げ、落ちる頃には白い鱗と羽が姿を表した。 「……『小さき耳』。遊ぶのは後でと言ったはずですが」 小さき耳。そう名付けられた小型の蜥蜴が彼女の胸元に飛び込んできた。キィキィとご機嫌に鳴きながら彼女に甘えてくる。 その様に軽くため息を零す。が、すぐに笑みを浮かべ、蜥蜴の鱗を優しく撫でた。

18 20/09/22(火)03:17:46 No.729986989

>「―――いつかは育つ、はずです」 >薄い胸に手を添えて呟く。外観はけして重要ではない、はずなのだが。 そうかな…そうかも…(CIAを見ながら)

19 20/09/22(火)03:26:45 No.729988177

>そうかな…そうかも…(CIAを見ながら) まだ13くらいだから希望はある

20 20/09/22(火)04:28:18 No.729993935

むしろその歳で希望持たない方がおかしいよ!

21 20/09/22(火)04:29:56 No.729994031

なおCIAの希望

22 20/09/22(火)04:37:22 No.729994439

この門(第二次性徴)を超える者は一切の希望を捨てよ

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