20/09/18(金)23:24:47 ♪～ 鼻... のスレッド詳細
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20/09/18(金)23:24:47 No.728955962
♪～ 鼻歌を歌いながら慣れた手つきで鍋の中のカレーをかき回す。大自然の中で作る料理というのも乙なものだ 無事にダンデから推薦状を貰うことができたホップとワイルドエリア駅で別れた後、リーグの受付期限までまだ時間があるということでしばらくワイルドエリアで鍛錬する事に決めた 初めての土地、初めて見るポケモン。相棒達とこの広いワイルドエリアを駆け回るうちに気が付けばすっかり陽が傾いていた 「よっしゃ、お前らーカレー出来たぞー」 夕飯の呼びかけに待ってましたとダクマとタタッコがこちらに走って来る。すると突然、その反対側の草むらでｶﾞｻｶﾞｻｯと音がなった 「ん？」 音がした方に振り返れば、そこにはピンクと黒の体毛に覆われた大人よりも二回り程大きなポケモンが立っていた。 「ホー」 「なんだこいつ？」 カレーの匂いにつられてきたのかキャンプの明かりに群がってきたのか敵意は感じない。むしろ敵ではないことをアピールしているのか手を広げゆっくりとこちらに近づいてくる 「ホー」
1 20/09/18(金)23:25:22 No.728956158
ｷﾞｭｯ 「おー、こいつもふもふだぜー」 せっかくなのでその巨体に体を預けてみる。 警戒はしているもののいざ抱きつかれてみると見た目よりももふもふして暖かい。こちらが抱き返すと向こうもより強く抱きしめてくるのがなんとも可愛らしい 「あー癒され…痛っ！ちょ、痛い痛い痛い、痛いっつってんだろ！」ﾌﾞﾝｯ いきなりの万力に慌てて相手の巨体を宙に投げ飛ばす。ダクマとタタッコが心配そうにこちらの顔を覗き込んだ 「ハァ、ハァ、いや大丈夫だ骨は折れてねぇ。それにしてもなんだったんだ…？」 ｶﾞｻｶﾞｻｯ 「もう戻ってきたのかあい…つ…」 「ホー」「ホー」「ホー」 草むらから顔を出したのは十数匹のあいつの群れだった。皆、こちらを抱きしめようと手を広げドスドスと近づいつくる 「…上等だオラァ！ダクマ、タタッコやるぞ！」 「「「ホー！」」」 激闘の末、彼らと和解し夕飯のカレーにありつけたのはそれから三時間後のことだった 和解したついでにコイヌグマが仲間になった
2 20/09/18(金)23:48:40 No.728963558
危うく死にそうになってる…
3 20/09/18(金)23:49:05 No.728963683
>コイヌグマが仲間になった あの… >音がした方に振り返れば、そこにはピンクと黒の体毛に覆われた大人よりも二回り程大きなポケモンが立っていた。 こいつヌイコグマじゃなくてキテルグマなんじゃ…
4 20/09/18(金)23:49:59 No.728963951
子犬熊
5 20/09/18(金)23:50:22 No.728964052
子犬みたいな目してるだろ？
6 20/09/18(金)23:50:52 No.728964193
投げ飛ばせるのか…
7 20/09/18(金)23:51:57 No.728964489
キテルグマ達と拳で和解した結果群れの中きらヌイコグマが仲間になったって事では？
8 20/09/18(金)23:52:57 No.728964773
手を広げるのは最も原始的な威嚇