ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
20/09/16(水)22:07:35 No.728337404
「それでは…ヨウさん、よろしくお願いします」 ベッドの上で、向かい合ったリーリエが少し緊張した面持ちで告げる。 「ん…。んじゃ、耳、触るね」 応えて、ゆっくりと両手を伸ばす。目線はまだ、少しだけ彼女の方が高い。 「ヨウさん自身のケアも必要です」と言われリーリエが俺に耳かきやら肩たたきやらをしてくれるようになってしばらく経った日のこと。 厚意はとても嬉しいけど、それに甘えてばかりも居たくなくて「今日は俺がリーリエを労りたい」と申し出て、彼女の耳をマッサージすることになった。 耳にはいくつもつぼがあると彼女から教わっていたから丁度良いんじゃないかというのも本心だけど、何時も俺ばかり耳を触られているのは不公平だし、ちょっとしたお返しのつもりもあった。 …だけれど、こうして脚と脚がくっつくくらいの距離で向かい合うのは思ってた以上に距離が近い。膝枕の方がまだ良かったかな、でもそうするとリーリエの髪がくしゃくしゃになりそうだし…
1 20/09/16(水)22:08:31 No.728337774
「…ん、ふふっ」 不意にリーリエの口元が綻び、吐息が漏れる。 余計なことを考えてしまっていたから、手元が疎かになっていただろうか。よぎった不安を遮るように言葉が続く。 「ごめんなさい。ヨウさんのお顔が……その、ポケモンさん達と一緒に戦ってるときみたいに真剣で。それがなんだか可笑しくて…」 「……俺、そんな顔してた?」 「はい。もっとリラックスしましょう。でないと、ヨウさんが疲れてしまいますよ?」 「精進します……」 俺の神妙な返事がつぼに入ったのか、またリーリエの口元が綻んで、釣られて俺も笑ってしまう。 気を取り直してマッサージを再開していくと、今度は上手く出来ているみたいで、彼女の目がゆるゆると細められ、やがて安心しきったように目を閉じた。
2 20/09/16(水)22:09:56 No.728338403
しばらく黙々とマッサージを続けていくと、笑顔みたいに柔らかい耳たぶや綺麗な髪の感触に気づく余裕が生まれてくる。 けど、指先のくすぐったさはなぜだか胸に、顔にと伝わっていくようで却って落ち着かない。 ……今の自分はどんな表情だろう。頬の熱を感じながら、どうかリーリエが目をつむったままで居てくれることを願った。
3 20/09/16(水)22:12:02 [s] No.728339237
龍神様…ポケマスのリーリエガチャは明日からです…お納めください…
4 20/09/16(水)22:13:40 [s] No.728339950
いやほしぐも様にお納めするんだったまあいいやもうSEXじゃんみたいな男女の健全なふれあいいいですよね
5 20/09/16(水)22:18:41 No.728341972
ぴゅい…
6 20/09/16(水)22:29:25 No.728346914
飽きるほど語られてるだろうけどリーリエの方がちょっと背が高いのいいよね…