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20/09/12(土)01:08:22 「逝き... のスレッド詳細

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20/09/12(土)01:08:22 No.726765970

「逝きさん愛してる!」 「あははははキスキスキス!!」 雨足の強い中、「」と逝きさんの二人は傘を指して散歩している。 夕闇と曇天のせいで見通しが悪く、街灯の光輪が作る幻想的な風景。 闇の中に浮かぶのは二人が歩いていく道と、彼女の懐中電灯だけ。 顔に蒸すような湿気は夏の名残の匂いがした。いずれ雨に消える。 足元の水たまりが彼女のスカートの裾を濡らしていく。家路を急ぐ。 流石に相合い傘でなく、二人とも手に傘を持っていたが手と手を。 手と手を取り合ったまま口数も少なく家へ、ただ二人の家へと向かって。小走りに並んで歩いていく。 それは雨水に清められたバージンロードのようにも思われた。雨天は二人の関係にもよく似合ってる。 「あはは!!無事に着きました!!」 「ごめんね… スレが消えるの待ってたら遅くなっちゃった」 「お帰りなさいませのキスキスキス!!」(チュー略)「夕食の前にお風呂にしませんか「」さん!」 「逝きさんが構わないなら良いよ」 「あはい!すぐ準備します!!」 「(…一緒に入る流れ?)」 ――雨に少し濡れている彼女の青白い髪は手で触れると少し冷たくて、撫でた「」の手を濡らした。

1 20/09/12(土)01:27:43 No.726771600

いきなりふってピタっと止んだわ

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