20/08/31(月)00:00:02 EX:二等... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1598799602544.webm 20/08/31(月)00:00:02 No.723119585
EX:二等分の花嫁
1 20/08/31(月)00:00:15 No.723119663
五つ子たちとの交流から数日後――― 「……でですね!その後カオリンがその猫ちゃんに―」「…ねえいろはちゃん」 「―向かってですね…あれ?どうかしましたか?ナイトウさん」 「その喋り方よ!最近いろはちゃんどこかよそよそしいなって…私なにか悪いことしちゃったんじゃないかって心配で…」 「…っ!……そんなことないで…よ!これはあたしの問題で…ちょっとイメチェン?みたいな?あはは……」 ♪~ 「あっ!もう予鈴鳴っちゃいましたね!じゃあこの話はまた今度で!またね!ナイトウさん!」 「…そうだね(また口調変わってる…)」
2 20/08/31(月)00:01:24 No.723120073
「…ねえいろは、やっぱりまだ治らないの?」 「……カオリン」 「ドレスを丸一日着続けた影響?だっけ…?ウチはあれからすぐにらいはちゃんの姿から戻れたから何ともないし… 丹さんと依子ちゃんは殆ど変わらなくてはなびも何とか誤魔化せるレベルだけど…いろはとセイラさんはねぇ…」 「あたし…やっぱり意識しないと敬語になっちゃって…今日もまたこのせいで変な空気のまま話が終わって…」 「…いろは、ウチがまた引きこもっちゃったときのこと、覚えてる?」 「えっ?そりゃあもうあの時は…」 「覚えてるならそれ以上言わなくていいから!…まあ当然だよね、いろはなら… …いろは、あのときウチに『ウチを待っててあげるから、ウチを守ってあげるから』って言ってくれたよね? …その言葉、そっくりそのまま返すよ。いろはが困っているならウチはいつまでも待つし、ウチがいろはを守るから」 「…ありがとうね、カオリン。やっぱりカオリンはあたしの親友です!」 「もう…また口調変わってるよいろは…ウチには原因の究明や解決は無理だけどせめて表面上はなんとかできるように付き合うから、ね?」
3 20/08/31(月)00:01:57 No.723120258
それから暫く後、帰り道。 (カオリンはああ言ってくれたけど…あたし…やっぱり怖いよ…) あれからあたしは、「自分」とは一体何であるかを考えるようになった。 あの日からあたしから無意識に出るようになった、「あの子」の感覚。自分が自分でなくなる感覚。 意識しないと今までの「遊部いろは」を出すことができない状況にあるあたしは、本当に「遊部いろは」と言えるのだろうか? そもそもこんな事で悩んでいるのは「あたしらしい」のだろうか?「今までのあたし」ならどう捉えてた?どう考えてた?どう行動する? 「あたし」と「あの子」、ひとつの身体にふたつの心が分けられ混ざる感覚と、それに端を発する自己認識のユラギ。 なまじそれを自覚できてしまっているが故の「あたし」と「あの子」との間で揺れる意識。 そのギャップから壊れそうになるあたしの周囲の関係。その原因は「自分」をコントロールできていないあたしにあるのでは? このまま悩むのならいっそのこと全てを「あの子」に任せてしまうほうが楽になれるのでは―――
4 20/08/31(月)00:02:35 No.723120464
―――CAUTION!CAUTION! そんなスパイラルの中突然鳴り出すスマートフォン。デュナミスフィアを確認すると、悪魔の発生場所はこのすぐ近く。 このまままっすぐ向かえばあの浮いて喋る猫―本当にこれは「あたし」が抱いた感想だっただろうか?―オムオムともいずれ合流できるだろう。 「…っと。そんな事考えてる暇はありませんよね」 誰かが困ってたら、放っておけない。放る理由が自分のエゴであるならば、尚更だ。 ―――大丈夫。この感覚はまだ、偽物じゃない。
5 20/08/31(月)00:03:53 No.723120903
・・・ ユラギが晴れ、俺といろはは現実世界へと引き戻される。 「…っと。これで悪魔は全部倒し終わったな。いくら数が少なかったとはいえいろは一人にやらせちまって…大丈夫だったか?」 「ええ!バッチリオッケーですよ、オムちゃん!心配してくれてありがとうございます!」 "オムちゃん"…か。陽彩が「ドレスによる魔法少女の意識と五つ子の意識とのマージ」と呼んでいたそれは、思っていたより彼女たちに大きな影響を与えていたようだ。 武良穂のメンバーや俺が中心となって対策を講じようとしているが、未だ進展なし。…俺の役目はエリザの行き過ぎた検証を止める役割程度なのだが。 「ああ…それなら良いんだが…いろは、やっぱりお前…」 そこまで言いかけると、いろはの笑顔がフッと消える。しまった、やっぱり言うべきじゃなかったか? 「…!もしかしてまたあたし、変なこと喋ってま…た!?」 「…いや、大丈夫だ。それに俺は事情を知ってるんだから、無理に口調を意識しなくてもいい」 「オムオム…」 「それで俺に手伝えることがあるなら、俺は何だって…」 皆まで言い切る前に、温かい感触が全身を包み込む。
6 20/08/31(月)00:04:41 No.723121193
気付くと俺は、いろはに抱きしめられていた。 「あたし…怖いんです…!自分が自分でなくなるのが…!意識しないと『今までの自分』を表現できないのが…! 『遊部いろは』を演じないと今までのあたしの関係性が崩れてしまいそうなのが…!『遊部いろは』を演じなければいけないあたしが本当に『遊部いろは』なのかを疑問に思うのが…! あたしがあたしだと間違いなく思えるのが『誰かを守らなきゃ』って思ってるときだけで…!もしその感覚すら失われてしまったらどうなるのかも分からなくて…!」 頭がじんわりと濡れる感覚がする。いろは、泣いてるのか… 「…あのさ、俺。あんまり気の利いた事言えないかもしれないんだけどさ… あんまり自分のこと、責めるなよ。俺だって、他のみんなだって…いろはの事、信じてるんだから」 「…」 いろはに抱きしめられる俺。泣いているいろは。慰める俺。時刻は夜。 あの時とどこか似ているようで、致命的に違う瞬間。 あのときと変わらない空気だけが、俺たちを見守っていた。
7 20/08/31(月)00:05:27 No.723121480
やまなしおちなしいみなし こうやって書くことで真面目にいろはすと向き合うと彼女を諦めさせるにはまず周囲の牙城を崩してからにしないといけないとおもいますね ところで170連してすり抜け三女一枚しか来なかったんだがどう責任取ってくれるんだ遊部…
8 20/08/31(月)00:07:36 No.723122258
>ところで170連してすり抜け三女一枚しか来なかったんだがどう責任取ってくれるんだ遊部… 一枚来てくれたと思えば得した気分になれる
9 20/08/31(月)00:07:38 No.723122268
マジカミの怪文書初めて見た
10 20/08/31(月)00:08:20 No.723122503
こっちも来なかったから安心して欲しい 全部ガチャぶっこみは正気じゃない
11 20/08/31(月)00:09:19 No.723122850
>こうやって書くことで真面目にいろはすと向き合うと彼女を諦めさせるにはまず周囲の牙城を崩してからにしないといけないとおもいますね 難易度高いな
12 20/08/31(月)00:10:02 No.723123075
諦めさせたい
13 20/08/31(月)00:10:18 No.723123183
よかった…
14 20/08/31(月)00:10:50 No.723123376
いろはすが潰れれば他もなし崩し的にボロボロになるけどいろはすを潰すのが一番難しいんだ
15 20/08/31(月)00:11:57 No.723123797
アルはすの世界みたいに他を一人ずつ潰さないと…
16 20/08/31(月)00:15:18 No.723125080
遊部…
17 20/08/31(月)00:17:41 No.723125927
その話し方の遊部も好きだよ遊部…
18 20/08/31(月)00:17:45 No.723125953
泣いちゃうのいい…
19 <a href="mailto:s">20/08/31(月)00:19:06</a> [s] No.723126434
チバの相手チーム名が五等分の花嫁でダメだったぞ遊部…
20 20/08/31(月)00:22:22 No.723127557
いろはす…もっと泣け
21 20/08/31(月)00:23:59 No.723128088
二等分した遊部を持ち帰りたい
22 20/08/31(月)00:25:57 No.723128734
ちょっと気を抜くと笑顔が曇っちゃうのいいよね…
23 20/08/31(月)00:29:54 No.723130021
今日でDXに戻るからそのドレスともお別れじゃないか遊部…
24 20/08/31(月)00:36:30 No.723132193
はやく諦めろ
25 20/08/31(月)00:50:46 No.723136572
結局イベシナリオでオムオム言ってたのとイベページでオムちゃん呼びしてたのはどっちが本意なんだ遊部…
26 20/08/31(月)00:59:52 No.723139263
遊部はかわいいな…