20/07/28(火)23:32:46 泥の科... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1595946766078.jpg 20/07/28(火)23:32:46 No.712757993
泥の科学者 https://seesaawiki.jp/kagemiya/ https://zawazawa.jp/kagemiya/
1 20/07/28(火)23:33:14 No.712758147
サイエンス
2 20/07/28(火)23:33:23 No.712758190
&
3 20/07/28(火)23:34:26 No.712758568
エキサイティング
4 20/07/28(火)23:39:12 No.712760249
エンジョーイ
5 20/07/28(火)23:40:20 No.712760644
音楽は鳴り続ける
6 20/07/29(水)00:09:23 No.712770984
ココロドロル
7 20/07/29(水)00:14:36 No.712772519
そういやapoっぽいってどこで募集してんの?
8 20/07/29(水)00:16:01 No.712772926
ダーニック枠だけ募集...してたけどそれはどこでお出しすれば良いんだろうね ここで企画主に呼びかけてディスコ行くのが一番無難そうだけど
9 20/07/29(水)00:16:20 No.712773014
ダーニックっぽい人を練らせろと宣言したらいいと思う 他の人はまだ
10 20/07/29(水)00:19:08 No.712773780
wikiの雑多な企画が更新されてるから予約すればいいんでないかな
11 20/07/29(水)00:22:54 No.712774823
残響時間の工房で三人の少女がテーブルの前でお茶をしながら話をしていた。 「つまり、貴女は秋葉原のギャラハッドとは別のギャラハッドな訳ね?」 まぁ、あちらも純粋なギャラハッドのオルタかは怪しいけど、という内心は隠して残響時間は問い掛ける。 幸いにして二人の聖杯の騎士の戦いは、お互いが本気を出す前に終結した。 工房が荒らされるようであれば最悪二人とも外界へと追い出すつもりだった残響時間としては気が気ではなかったわけだが。 「……ええ、私には聖杯を返却するに至った記憶がありません。そしてパーシヴァルは男性でした。む、このスコーンは中々ですね。テンカの作ったもの程ではありませんが」 事情が分かり警戒が解けたのか、用意されたスコーンを頬張りながら穏やかに微笑むギャラハッド。 「出来合いのものでごめんなさい、分かっていてれば私が作ったお茶菓子を用意したのですが」 「貴女、パーシヴァルがお茶菓子を…?」 申し訳なさそうにするパーシヴァルに驚いたような表情を見せるギャラハッド。 少なくともギャラハッドの知るパーシヴァルは茶菓子を作るような人間ではなかったらしい。
12 20/07/29(水)00:24:24 No.712775229
「で、こっちのパーシヴァルはギャラハッドを僅かに知っていると」 「ええ、王より賜ったこの聖槍、最果ての槍は幾多の可能性の私、パーシヴァルをサーヴァントとして束ねています。最も性差があるので薄い記録として分かる程度の理解度ですが」 残響時間の疑問にパーシヴァルが答え、その言葉にギャラハッドが頷く。 と、そこでギャラハッドは何かを思い出したように目を見開いた。 「パーシヴァル、もしや貴女にはローエングリンという息子がいるでは?」 「ローエングリンを知っているのですか! 実は私が産んだ記憶はないのですが。あの子も何の因果かアヒルになってしまって……」 ギャラハッドの言葉に目を輝かせるパーシヴァル。 息子を名乗るサーヴァント、その一人目を思い出すと小さいため息を付く。 ため息つくことぁねぇだろお袋ぉ!?と頭の中のローエングリン1号が抗議していた。 「……アヒル?」 「アヒルです」 だが、ギャラハッドの知るローエングリンはアヒルでも巨乳美少女でもない。 頭に疑問符を浮かべていた。 それを見ても言い切るパーシヴァル。 一瞬、まさか4人目のローエングリンが…?と思ったが、取り敢えず頭から消した。
13 20/07/29(水)00:29:03 No.712776497
「二人の認識に齟齬があるのは分かったけど目的は一緒、マスターのアルスとテンカ?を助け出すと言うことで一致してるわね?」 紅茶を飲み干した残響時間はポンと手を叩くと話を纏めはじめた。 お喋りやお茶会は楽しいが、三人にはやるべき事がある。 「ええ、勿論です!」「言うまでもなく」 「その二人が一緒にいるのはほぼ間違いないわ。さっきの実験でデータは取れた、次は成功させる。私の魔力が溜まるまで力を蓄えておきなさい」 二人の騎士の言葉に頷くと残響時間は空になったティーポットに新しいお茶を用意するために立ち上がった。 二人の騎士は静かに、力強く頷くと主を助け出す決意を固めていた。