20/07/26(日)15:47:06 俺の名... のスレッド詳細
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20/07/26(日)15:47:06 No.712022183
俺の名前は「」史郎 破壊されたプロットが中々修復出来ないので 少し前に言っていた水柱×風ゴリラの怪文書を投げるぞ R18な感じとかは期待するな!書いてて恥ずかしかったから削りに削ったぞ!!
1 <a href="mailto:「水の流るるままに」">20/07/26(日)15:47:28</a> [「水の流るるままに」] No.712022321
□□月□□日 曇り 鬼の始祖鬼舞辻無惨との戦いは数多の犠牲者を出し終息した 誰もが死に物狂いで戦い怪我を負い何人もの柱や隊士達が帰らぬ人となった その中で右腕一本で済んだ私は運が良かったのだろう。 元々両手で刀を持っていた私は片方が無くなってもそんなに問題にはならなかった もう戦う必要も無くなったのだから刀自体も要らなくなってしまうだろうし 明日からは復興作業があるクヨクヨとする暇なんてないし ちゃんと私も前へと進むべきなのだろうか… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そこまで書いてペンを置きため息をつく
2 <a href="mailto:s1">20/07/26(日)15:47:49</a> [s1] No.712022473
戦いが苛烈になる前に後悔したくなくて身勝手に私の思いを義勇に伝えた 義勇は分かりにくかったが嬉しそうに頷いてくれたのでお互いに同じ気持ちだったと思うがこれで本当に良かったのだろうかという気持ちが抑えきれない自分から言った癖に 義勇にはもっとちゃんとした同世代くらいの女の子が良いんじゃないか 可愛くて守ってあげたくなる様な子と一緒になる方が義勇にとっては幸せなのではないか そんな思いがぐるぐると頭をめぐる 8歳も歳上で右腕の無いしかも料理もまともに作れない女を嫁にするだなんて酔狂としか言い様がない 実弥師匠だって同じ事を言うだろう 私も不本意ながら同意見です師匠
3 <a href="mailto:s2">20/07/26(日)15:48:15</a> [s2] No.712022616
恋仲になったからといって私と義勇の関係はそう変わりはしなかった 唯一変わったことと言えば私が義勇の家に住む事になった事くらいか いつもの様にご飯を食べてリハビリをして蝶屋敷や炭治郎の所に顔を出してカナヲの様子を見たり禰豆子ちゃんの様子を見に行ったりして1日を過ごす 右腕の無い私と義勇はまだ休むべきなんだけど暇だから稽古をしたりと1日を過ごしている そして本当にたまにだが夜に触れ合う お互いに残った左手で顔から始まって体、足の先までお互いに存在を確かめるように触れていくのだ 最初は私だけだったがいつからか義勇も触れてくれるようになった 言葉はなくただ2人の息遣いしかない暗い部屋で月明かりだけを頼りに触れ合う だが触れ合うだけだお互いにその先へと進もうとはしない、いや出来ないのだ私も義勇もその先へ進む事を怖がっている 今の関係性が崩れる事を怖がっている
4 <a href="mailto:s3">20/07/26(日)15:48:43</a> [s3] No.712022769
私も義勇も、口数が多い方ではない 義勇に至っては少なすぎて意思疎通すら危うい時があると他の柱達から聞いたこともある 「……言葉にしなきゃ伝わらない、か」 月夜を見上げる 窓から見えるこの景色だけは前と変わらず私の部屋を照らしている ふと扉から気配を感じて開ける そこには義勇が立っていた 「「」」 「義勇…」 「……「」」 「わかった準備するから待ってて」 「あぁ」 義勇と触り合う日は何時も月の綺麗な夜で正直今日も来ると思って寝れなかった 準備だって本当はもう済ませてある
5 <a href="mailto:s4">20/07/26(日)15:49:06</a> [s4] No.712022877
いつまで経っても慣れない心臓はドキドキと痛む パサリと着ていた服を脱ぎ義勇が引いてくれていた布団の上に座る 義勇の左手が丁寧にひとつひとつ体に残る傷に触れる いつも通りの私を確かめる為の動きだ でも今日はそれだけで終わらせる気はない
6 <a href="mailto:s5">20/07/26(日)15:49:29</a> [s5] No.712023004
「ねぇ義勇私たちもう少し進んでみても良いんじゃない?」 「「」……?」 義勇はきょとんとして私を見ている何だか何時もより幼く見えて不思議だやってる事は全然幼くないからか何だか可笑しくなってくる 「いつまでもこのままじゃ私も義勇も変われない、大丈夫だよ義勇私はちゃんとここにいる貴方を置いて行ったりなんてしないよそれに私たちの関係だって壊れたりはしないよ」 「「」…いいのか?」 「いいよ、それにいつもいつも寸前まで焦らされるのも中々辛いんだよ?」 義勇の胸ぐらを掴み引き寄せて唇を合わせる 「ふふっ、あーあキス…しちゃったね」 「……あぁ」 一度してしまえば後はもう野となれ山となれ流れるままに私と義勇は愛し合った
7 <a href="mailto:s6">20/07/26(日)15:49:59</a> [s6] No.712023171
「あっ…んんっ!はぁ…あぁっ!」 「っ…」 「義勇…義勇…!」 「ここに居る…大丈夫だちゃんと居る」 「うぅ…あぁっ!ひっ…んんっやっ」 「…「」っ!」 「あぁっ!うぅ…義勇…きもちいい?」 「あぁ…」 抱き合ってキスをするぐちゅりと恥ずかしい音が耳に届くけど止められない、好きという気持ちが溢れだす 義勇をちゃんと受け入れる事が出来た事が嬉しくて胸がぎゅうと締め付けられる それだけで幸せな気持ちになれた義勇だってそうだと思いたい 押し倒されて義勇を見上げる顔はいつもと違う 余裕なんかなくて少しだけ焦りも見える 義勇が私にそれだけ必死になってくれる事が嬉しい 自分の全てをぶつける様に抱き合ってキスをして笑って夜を明かした
8 <a href="mailto:s7">20/07/26(日)15:50:18</a> [s7] No.712023256
朝日が部屋に差し込み日が昇った事を教えて来る 「んっ…眩しい」 「……「」」 隣で寝ていた義勇もどうやら起きたらしく目を擦っている 同じ床で寝ている事がそれ以上の事をしたのに何だか気恥ずかしくなって目を逸らしてしまう 「あーその義勇おはよう何だか照れる…ね?」 「「」聞いて欲しい事がある」
9 <a href="mailto:s8">20/07/26(日)15:51:03</a> [s8] No.712023458
「どうしたの?そんなに改まって」 義勇は寝癖をつけたままぼそりと呟いた 「俺と結婚してほしい」 「あー結婚ね結婚…?けっこん!?」 体に衝撃が走る 結婚?結婚って言ったの今? 「えっあっ…あ?」 「落ち着け」 「義勇のせいなんだけど!?」 「私で良いの?もっとさ他に…」 「お前が良いんだ他の誰でも無い」 焦って今にも飛び出しそうな私の手を握り真っ直ぐな眼で見つめ続ける義勇に勝てるはずなんてなかった 「うぅ…ふ、不束者ですがよろしくお願いします…」 私の答えを聞き満足そうに笑った義勇は布団にパタリと倒れ込んだ 「ちょっと!義勇!もしかして今の寝ぼけてたとか言わないよね!?義勇ー!?」
10 <a href="mailto:s9">20/07/26(日)15:51:29</a> [s9] No.712023568
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○○月○○日 快晴! 無惨との戦いの傷も癒えてきて外も大分綺麗になった 生き残った隊士達も鬼殺隊に残ったり故郷に帰ったりと様々に暮らしている 私にはもう帰る故郷は無いが隣を歩いてくれる人が出来た 明日行われる式は知り合いだけのひっそりとした物だがとても楽しみで何だか子どもに戻ったみたいにはしゃいでしまいそうだ これからのことを考える事がこんなに楽しいだなんて初めて知った どうかこれからもこの気持ちを忘れない様に義勇と生きていきたい そこまで書かれてパタリと日記は綴じられた
11 20/07/26(日)15:51:51 No.712023668
お労しや…「」しろー
12 <a href="mailto:s">20/07/26(日)15:52:45</a> [s] No.712023943
終わりだ 自分で読み返すとなんとも言えない感じだな! 水柱喋らせ辛いぞ!この2人のR 18なのは恥ずかしすぎて無理だった多分まだ他の面子の方が書けるな
13 20/07/26(日)15:53:08 No.712024046
ありがたや…
14 20/07/26(日)15:53:19 No.712024100
ありがたや…
15 20/07/26(日)15:53:37 No.712024200
これからじっくり読むので失礼する
16 <a href="mailto:s">20/07/26(日)16:00:04</a> [s] No.712025916
俺はプロット作りに戻るので残り時間は 感想でもフリーダイスでもなんでも好きに使ってくれ
17 20/07/26(日)16:06:50 No.712027755
お互い右腕無いのが何かこう良いな…
18 20/07/26(日)16:35:04 No.712036388
冨岡さんは嫁に恵まれてるな…