ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
20/07/21(火)22:01:22 No.710554933
「マスター、ここはやはり串カツですよね?」 「いや、お好み焼きだろう。」 串カツかお好み焼き、どちらか決めないといけないようだ…どっちにしよう。 >【やっぱり串カツ】 【お好み焼きの口になった】 「お好み焼きを食べたい気分だったが、マスターが言うならそれもよかろう。――アルジュナよ、お前も食べるか?美味いぞ。」 「……反対側のまだ口を付けてない部分を貰おうか。」 『(間接キス気にしてるんだ…)』 「間接キスを気にしているのか?」 「な!?気持ち悪いことを言うな!とにかく、あの店が予定の場所です。早速入りましょう。」
1 20/07/21(火)22:01:34 No.710554994
「店内はこうなっているのか…テーブルの上にソースで満たされた容器が一つ置いてあるな。」 『へー、テーブルで食べる串カツ屋もあるんだ。私が行ったことがあるのは、立ち食い形式だったな。お母さんに「二度漬けはあかんで」って言われたっけ、懐かしいな…』 「マスターがおっしゃる通りここは二度漬け禁止になっています。だからカルナ、貴様には特に言っておくが、二度漬けするんじゃないぞ。」 「ああ。(分かったぞ、これはフリというやつだな。マスターが言っていた。)」 「串カツの種類が多くて迷ってしまいますね…十本盛り合わせにすると、間違いもないでしょうか。」 『ここはアジの串カツないんだ…十本盛り合わせでいいか、卵付いてるし。』 「チーズ串カツを食べたいのだが、盛り合わせに入っていないな。」 「追加で頼んだらいいだろう…では、十本盛り合わせ三つとチーズ串カツ一本でよろしいですね。」
2 20/07/21(火)22:02:09 No.710555179
「揚げたての串カツがやってきましたね。まずはソースに漬けていただきましょう。」 『あれ?カルナさん、先っちょにしかソースついてないけど、いいの?』 「問題無い――。」 「おい。待て、貴様。今、何をしようとした?」 「ソースをつけようとしたが?」 「―――私の話を聞いていなかったのか。ソースの二度漬けは禁止だと言っただろうが。」 「――?フリではなかったのか?」 「フリなものか!本気で言っているのだが!貴様の頭はどうなっているんだ。」 「なんだと?お前こそどうなっている。」 「なにを!」「やるか!」 『(睨み合いつつ、徐々に距離が縮まってるぞ…これはアレをする展開だよね。)』
3 20/07/21(火)22:02:25 No.710555259
「…ついカっとなってしまいました…マスターの前であるし、店にも迷惑が掛かってしまう。冷静にならなければ。」 「それもそうか…一旦、落ち着くか。」 『やらんのかい!ここは徐々に距離が縮まって、キスする展開でしょ!』 「…何を言っているのですか。カルナとそんなことをするくらいなら、自害した方がマシです。」 「同感だな。たとえマスターでも言ってはいけないこともある。それは自害以上の苦痛だぞ。」 「――そう言われると腹が立つな…」「ああ、オレもそう思う。」 『(また睨み合いつつ距離が縮まっているぞ。よし、くっつけてしまおう…)』 「「表に出るか!」」 『あっ、急に立ち上がったら……ぬわっち。(私が、キスされて、どうする!)』
4 20/07/21(火)22:02:35 No.710555308
「「―――……」」 『(やっばいな、この空気…)アハハ、二人同時に奪っちゃった☆』 「…私が責任を取りましょう。ええ、必ず。」 「いや、オレが責任を取ろう。」 『じゃあ、私が。』 「マスターが責任を取る必要は無いのですよ。」 「お前には不要な行為だ。」 『――そこはさ、どうぞどうぞって言うところでしょ…』
5 20/07/21(火)22:03:18 No.710555536
気が向いたので串カツ食べるバージョンも でも串カツ全然食べてないね…ほとんどコントしてるね…