20/07/12(日)01:58:13 マサル... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1594486693103.png 20/07/12(日)01:58:13 No.707749151
マサルと清涼湿原に来とる。前はここでヤドンが走り回ってたそうだけど 今は静かな雰囲気で、きれいな水と花の匂いが安らかな感じ。バッフロン を避けつつチャレンジビーチの方角へ進んで、足跡がつかない程度に固い 地面にシートを敷いてピクニックを楽しんどる。よく晴れた空と涼やかな 風と色とりどりの花畑。ときおり海から吹き抜ける潮風…自然の良かとこ を体中で感じる。さすがに島の陽気だとお昼寝しとったら変な日焼けしそ う。しばらくマサルと一緒に風景を眺めて過ごしてリラックスする。
1 20/07/12(日)01:58:33 No.707749224
そんなことをしとると周りのポケモンたちが寄ってくる。宙に浮いた花輪みたいな見た目のキュワワー、集中の 森から抜け出してきたらしいドレディアとチュリネ。この子たちはマサルを知っとったみたいでよく懐いとる。 「ホップと一緒にウーラオスの好物探してたときに、離れ離れになってたドレディアを連れてきてあげたんだ。 カジッチュの蜜を頭から被ったり色々あったなー、ホップに髪の毛ごと蜜を舐められちゃったし」 ホップも研究者らしく向こう見ずな性質になってきとるね…いや、元からだったかも。 チュリネと遊んどるうちに周りのキュワワーの数が増えてきて、視界が空飛ぶ花畑に囲まれたみたいになった。 二匹のキュワワーがあたしとマサルの頭にはまって歌うような鳴き声をあげる。花の輪っかたちがそのリズムに 乗って踊りだして辺りに甘い匂いが広がってく。目に見える光景と胸焼けするほどの香りで頭がくらくらする。 マサルもまぶたが下がってきてぼんやりした顔に…あたしも、思考がまとまらなくなって… ──そのとき海から強い潮風が吹いて、キュワワーたちが吹っ飛んでいった。
2 20/07/12(日)01:58:56 No.707749295
「そう言えばキュワワーってフェアリータイプだったね…いまのって危なかったかも」 キュワワーの残してったいっぱいの花で、あたしたちは遊び始めた。ドレディアとチュリネに花のネックレスを プレゼントすると嬉しそうにしとる。目を回したまま寝始めたモルペコは花びらのベッドを作ってあげた。 「んん、難しい…あ、できたっ！ これはよく出来たかも。花の指輪！」 マサルが集中して作っとったのは花のツルで作った小さな指輪。満面の笑みで差し出してくるから、あたしも手 の平を下に向けた左手を差し出してしまう。あたしがどうしてほしいか察したマサルは顔から火が出たみたいに 真っ赤になったけど── 「…薬指でいいよね？」 あたしはただ頷く。赤い花びらと緑の輪が薬指に通ると、心の中と同じくらい強い風が海から吹き抜けてった。
3 <a href="mailto:s">20/07/12(日)02:01:48</a> [s] No.707749846
キュワワーは過激派だったのでくっつけようとしてました
4 20/07/12(日)02:04:27 No.707750346
オーロンゲは音もなく静かに息を引き取った
5 20/07/12(日)02:04:46 No.707750430
いいキュワ…
6 20/07/12(日)02:05:15 No.707750516
ウェディングまで泣くんじゃないペコ！