虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

1 20/07/11(土)19:18:17 No.707602325

またメトジェイか

2 20/07/11(土)19:18:31 [s] No.707602400

許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない俺は絶対に許さない鬼狩りを許さない卑怯者共を許さない鬼狩りなんてものが生まれる前に殺してやる許さない許さない許さない全てはあの方のために…！

3 20/07/11(土)19:18:53 No.707602524

いいさいいさ

4 20/07/11(土)19:19:04 [s] No.707602572

貴様のステータス 男 齢20前後（都合よく変化する） 嵐の呼吸（予定）現在は水 日輪モンキーレンチ×2 日輪刀（予備） 金髪隠れ目 交友関係 鱗滝左近次（フィッシュ竹中）　師匠 サイコロステーキ先輩　恩人 獪岳　同期のクズ 禰豆子　可愛い奴だ しのぶ　アネキ

5 20/07/11(土)19:20:05 [s] No.707602910

>「ケェッヘッヘ…！お前…さては壱ノ型が使えねえんだな！！雷の呼吸の剣士なのによ！」 >（クソッ…！クソッ…！） >それは…獪岳にも…一番…分かっている…剣を弾かれた挙句…その事を…見抜かれ…動揺してしまったぞ… >「ケェッヘッヘ…！少し焦ったが…！これでもう問題はねえ…！」 >1不知火！ >2炎虎 >3煉獄！！ >4俺の奥義を見せてやる！！！！ >dice1d4=1 (1) 前回は…ここまでだったぞ…

6 20/07/11(土)19:20:48 No.707603152

>前回までのあらすじ >私が変なモブキャラ好きだと思われているらしい だってメトジェイでスレ立てたりサイコロステーキ先輩を推してそうだし…

7 20/07/11(土)19:21:35 No.707603421

>前回までのあらすじ >私が変なモブキャラ好きだと思われているらしい 違ったの！？

8 20/07/11(土)19:24:07 [s] No.707604229

（俺は負けない…木に固定された時は焦ったが結局この女の卑怯な毒も効きはしない。最初は女だが柱になったという事で敬意を払っていたのにくだらない奴だった。それにあっちの黒髪のクズも大した事はない雷の呼吸の使い手のくせに壱ノ型が使えない軟弱者だ…それにあの卑怯者の南蛮人は言うまでもないそもそも呼吸と適性があっていないんじゃないか…？） （まずはこの目障りな女からだ…！） 『炎の呼吸　壱ノ型　不知火！！！』 しのぶは… 1避けた！ 2～4剣で受けた！（固定は外れる） 5～6避けられない…！ 7あっ dice1d7=1 (1)

9 20/07/11(土)19:24:28 No.707604326

さすがのしのぶさん

10 20/07/11(土)19:25:03 No.707604534

しのぶさん流石ー！

11 20/07/11(土)19:26:19 [s] No.707604915

「ッ！危ないですねぇ！」 （やはりこの女は厄介だ…！力はないが速さだけはある…！それに…他の奴は…！） 1真正面から突っ込んできた！ 2～4「上だぁぁぁぁぁ！！！」 dice1d4=4 (4)

12 20/07/11(土)19:28:30 No.707605671

よしいけ！狩り取れ！

13 20/07/11(土)19:29:09 [s] No.707605870

「何だっ！？」 （クズは腕を切った！そしてしのぶのアネキは動きを止めてる！なら俺が頸を斬らなきゃなぁ！） 「さっきの俺と同じと思うなよ！？さっきの3倍の高さから5倍の回転で斬りつける！つまり威力は15倍ダァァぁぁぁ！！！！！」 1～5頸に！！！ 6身体を！ 7ケェッヘッヘ…！ dice1d7=3 (3)

14 20/07/11(土)19:30:09 No.707606181

ゆで理論止めろ！

15 20/07/11(土)19:30:23 No.707606245

バカな計算式だ！

16 20/07/11(土)19:30:56 [s] No.707606435

「分かるかっ！この算数がぁ！エエッ！？」 「ふ、ふざけやがって！！！！」 1～2回転の力はすげえや！ 3～7俺の頸が斬られるかぁぁぁぁ！！！！ dice1d7=4 (4)

17 20/07/11(土)19:31:20 No.707606567

獪岳がこれを契機に一の型使えるよう奮起したらいいなぁ

18 20/07/11(土)19:31:29 No.707606612

呼吸（コーホー…）

19 20/07/11(土)19:31:36 No.707606641

ちくしょう！

20 20/07/11(土)19:31:56 No.707606759

メトジェイ強いなぁ！

21 20/07/11(土)19:32:13 No.707606849

メトジェイが1スレ以上粘るとは思わなかった

22 20/07/11(土)19:32:47 No.707607047

メトジェイ普通に下弦より強そうだな…

23 20/07/11(土)19:33:07 [s] No.707607142

「ケェッヘッヘ…！俺の頸を斬れるもんかぁぁぁぁぁ！！！！！」 （ああ！クソが！！！！馬鹿やろうめ！！！硬い！硬いんだよ！今までのどんな奴よりも！！） 「ケェッヘッヘ…！終わりだ！卑怯者共！！！！」 1.俺は二刀流ダァぁぁぁぁぁぁ！！ 2～4反対側はおめえにやるよ！！！！ dice1d4=1 (1)

24 20/07/11(土)19:33:40 No.707607347

ふ、ふざけやがって！

25 20/07/11(土)19:33:47 No.707607397

やったか？！

26 20/07/11(土)19:35:01 No.707607865

挟んで頸ぶっ飛ばせ！！

27 20/07/11(土)19:35:42 [s] No.707608087

「一本で斬れねえんなら二本で斬りゃあ良いだけだろうがぁぁぁ！！！15×2は30だぁぁぁ！！」 1算数ん力だぁぁぁ！！！！ 2～8切れ込みが！！ 9「ケェッヘッヘ…！」 dice1d9=5 (5)

28 20/07/11(土)19:35:43 No.707608090

モンキーレンチ二刀流だっけな…

29 20/07/11(土)19:37:57 [s] No.707608832

「だあああああありゃああああああ！！！！」 「ケェッヘッヘェェェェェェ！！！」 「獪岳くん！！今です！」 全ての…運命は…獪岳に…委ねられた…！ （何でこんな大事な場面が俺に回ってくるんだ…！） 1俺はどうすればいいんだ爺！！！ dice1d1=1 (1)

30 20/07/11(土)19:39:00 No.707609154

チャンス！チャンス！一の型チャンス！！

31 20/07/11(土)19:39:30 No.707609305

> 「分かるかっ！この算数がぁ！エエッ！？」 あからさまにニンジャなのだ！

32 20/07/11(土)19:40:04 No.707609479

全ての型を使える万能なクズと壱の型特化なカスの連携は見てみたい

33 20/07/11(土)19:41:17 [s] No.707609838

（獪岳…壱ノ型が使えんのならそれ以外を極めれば良い…） （だがワシにはお前が壱ノ型が使えんほど不器用だとも思えんがのう…） （俺は…俺は…！） 1俺の道を行く！！ 2爺を信じてみる！ dice1d2=2 (2)

34 20/07/11(土)19:43:29 No.707610575

いけー！獪岳！

35 20/07/11(土)19:43:50 [s] No.707610697

（俺にそんな無茶をやれって言うんなら…せめて…！） （俺の背中を蹴飛ばしやがれ！！！！！） ──────────────── 「ふざけんなテメェェェェ！！！とっととくたばりやがれぇぇ！！！」 「ケェッヘッヘ！」（悔やんでも遅い！どの道あの雷の呼吸のカスは使えねえんだ！） 「獪岳くん！早く！！！」 1『霹靂一閃！！！！！』 dice1d1=1 (1)

36 20/07/11(土)19:45:31 No.707611297

クズの一閃をここで見れるとは思わなかった

37 20/07/11(土)19:47:01 [s] No.707611783

「！？」 それは…とても…褒められた出来の…壱ノ型ではなかった…だが…悪鬼を脅かすには…充分で… 「抑えとけ！！！カス弐号！！！！」 「誰が離すかよクズ！！！！！！！」 「「だぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」」 （俺が…！俺が負ける…！？嘘だ…！俺はまだあの方の為に…！こんな…こんな…！） 1「げはぁぁぁぁぁぁぁっ！？」 dice1d1=1 (1)

38 20/07/11(土)19:48:43 No.707612413

まさかクズがまともに改心して戦闘する日が来るとは…

39 20/07/11(土)19:49:03 [s] No.707612540

（俺が…死ぬ…！？こんな…こんな卑怯者共に負けて…！一人相手に3人でかかる…！卑怯者共に…！） 頸は…跳んだ 鬼であっても…絶命は避けられぬ… （俺は…俺は…！正面から戦えば────！）

40 20/07/11(土)19:50:17 No.707612984

いい敵だったぜメトジェイ

41 20/07/11(土)19:51:06 [以下ダイスなし] No.707613303

────オレに剣を教えてくれたのは当時の柱だった。鬼に襲われて死にかけていた墓荒らしのオレは助けてくれた人に憧れてその場で弟子入りを頼んだのだ。 困ったような顔をしつつも最後には 「いいわよいいわよー！」 と快く認めてくれたのだった。オレはそれ以来足を洗い彼女の厳しい指導のもとで真面目に鍛錬を重ねた…罪が消えるとも思わないがそれだけが俺にできる贖罪だと思ったんだ あの人は女の身でありながら柱になった偉大な方だった。見目麗しく神秘的な雰囲気さえ纏った彼女が炎のように真っ赤な斧を自在に振るう様は神話の場面に描かれているのかと錯覚するほど魅力的だった

42 20/07/11(土)19:51:11 No.707613336

>全ての型を使える万能なクズと壱の型特化なカスの連携は見てみたい カスの霹靂一閃を警戒してたらクズからも飛んできてやられそう

43 20/07/11(土)19:51:25 No.707613423

パーフェクトクズ出来上がったな…

44 20/07/11(土)19:51:44 No.707613519

こりゃメドジェイ隊は鬼殺隊の中でも頼れる奴らになりそうだな… しのぶさんの胃はこのコテコテな奴らにやっつけられそうだが

45 20/07/11(土)19:51:52 No.707613563

書き込みをした人によって削除されました

46 20/07/11(土)19:52:07 No.707613643

この世界にもエガちゃんいるんだね…

47 20/07/11(土)19:52:22 No.707613724

いいわよいいわよー！

48 20/07/11(土)19:52:56 No.707613906

エガ柱…

49 20/07/11(土)19:53:18 No.707614034

やっぱり兄弟子は俺なんかよりずっとずっとすごいんだ… 本当に良かった…

50 20/07/11(土)19:53:36 [s] No.707614130

「良くやったわね！メトジェイ！」 「ケェッヘッヘ…！お褒めに預かり光栄です…！─────様！」 薄汚い罪人の俺だったが鬼を斬っていると人に感謝をされた。そうすると自分が綺麗で優しい何かになれるんじゃないかと思えた。 それに何より恩返しがしたかった。俺を救い上げてくれたあの人に 俺はひたすらに悪鬼を斬り捨てて毎日を過ごした

51 20/07/11(土)19:54:52 [s] No.707614579

そうして数年の月日が経った頃… 「ねえメトジェイ…私には夢があるの…我が物顔で偉そうに生きている化け物の手からこの世界を取り戻す…ちょっと大袈裟だけど私はそのくらいの気持ちで戦っているわ…ちょっと何を笑っているのよ子供っぽいとでも言うつもり？」 「いいさいいさ！夢はでっかく持つべきだと思いますぜ！」 「…そう言えば…貴方の夢はなんなのかしら？貴方の戦う理由なんて聞いたことがなかったわ…この私が教えたのだから当然貴方の方にも教える義務があるわよね？」 オレに…こんなオレに夢があるとすれば…それは────

52 20/07/11(土)19:55:34 No.707614837

メトジェイの走馬灯って何だよ…

53 20/07/11(土)19:55:53 [s] No.707614958

「ケェッヘッヘ…！オレはただ安全に出世したいだけですよ！柱の─────様！」 「ハァ…真面目に答える気はないのね…それとも…もしかして本当に夢がないのかしら？」 夢ならあった 夢は、ただ一つ…アナタの幸せだ。鬼との戦いなんていうものから解放されたアナタが何処か静かなところで優しくて稼ぎのある男と結婚して一生平和に暮らす…そんな世界だけがオレの夢だった

54 20/07/11(土)19:56:23 [s] No.707615163

けれど、夢は覚めてしまう─────悪夢であってくれと願うような現実のせいで

55 20/07/11(土)19:57:18 [s] No.707615469

ある晩の事だった。オレとあの人は緊急招集を受けた…なんでも十二鬼月が出たと言うのだ 十二鬼月…諸悪の根源である鬼舞辻無惨の手足達…こいつらさえ…こいつらさえいなければ一体どれ程の幸せが守られただろう。自然と剣を握る手に力が入ってしまっていた オレ達は命からがら逃げ出して来た先遣隊と合流し再び十二鬼月の根城へと向かった。彼らの話によると秘境の山奥にある宗教団体がそれだと言う。そして続けて言う事には他の仲間は全滅したが一矢報いたいのだ、と

56 20/07/11(土)19:57:25 No.707615518

鬼滅世界でも忠臣だったんだな

57 20/07/11(土)19:58:29 [s] No.707615886

そうして集団で当の山中へと赴いていると途中、季節外れの濃霧が立ち込めた。とてもではないが知らない山を進む事は出来ない…先遣隊が言うことにはちょうど近くに藤の家があるらしいので夜明けをそこで待つことにしたが…とてもではないが歯痒い気持ちは抑えられなかった

58 20/07/11(土)19:58:29 No.707615887

あそこか…

59 20/07/11(土)19:59:00 No.707616076

ﾏｯﾃ…ﾏｯﾃ…これってさ…

60 20/07/11(土)19:59:12 [s] No.707616142

「ふ、ふざけやがって！なんでこの時期にこんなに霧が出やがるんだ！」 「…今焦っても仕方がないわ。こんな所で気を立てて消耗するよりも明日の戦いに備えて休みなさい…此方は私と貴方だけで戦うしかないのよ。…こう言ってはなんだけれど先遣隊の彼等はハッキリ言って戦力にならないわ…最悪ここに置いて行くことも考えなくてはね」 「ケェッヘッヘ…」 実際、あの人の言う事は正しかった。先遣隊の連中は仇討ちだなんだと言ってはいるものの常に何かしらに怯えているように見えた。よほど怖い目にあったのだろうか…だが道中何度か引き返すように勧めてもガンとして断るのだ。

61 20/07/11(土)20:00:20 [s] No.707616545

オレは拭いきれない違和感を感じながらも、夕食後には日課の素振りに取り掛かった。あの人には休んでおけと言われたがとてもこんな心持ちで戦える気がしなかったので気分転換にと思って軽く振っておくことにしたのだ 「痛め付けてやる！ご苦労さん！痛いぞォ～？悔やんでも遅い！苦しめてやれぇ！さぁ…いたぶれ！」　 ひたすらに剣を振った

62 20/07/11(土)20:01:06 [s] No.707616811

掛け声と共に無心で剣を振るう 「痛め付けてやる！ご苦労さん！痛いぞォ～？悔やんでも遅い！苦しめてやれぇ！さぁ…いたぶれ！」 「痛め付けてやる！ご苦労さん！痛いぞォ～？悔やんでも遅い！苦しめてやれぇ！さぁ…いたぶ…？」 何かいかわんを感じた 「痛め付けてやる！ごくうろさん！痛いぞォ～？くやんでも遅い！くるめしてやれぇ！さぁ………？？？？」 それはだんだんと強くなってきてまだ数じゅっ回しか刀を振ってないのに息があがっている。十二き月とのせんとうを前にきちんょうしてるいのだらうかだんだんと意しきが遠くなってきて──────────

63 20/07/11(土)20:02:38 [s] No.707617379

「おいおいどうしたどうした？そう真っ青な顔をしていては心配してしまうのが俺だぜ。心配だ心配だ…何かお困りなのかな…？俺は優しいから放っておけないぜ」 「あ─────」 悪夢との出会いだった それは…一目見ただけで十二鬼月だと分かるほど…有無を言わせぬ存在感を放っていた 「ああ、イヤイヤ言わなくても教祖様には全てお見通しだぜ？盛られた毒が苦しくて仕方がないのだろう…？いやしかし毒なんて苦しくて痛そうで可哀想だよ…毒というのは本当に苦しいものだからなぁ…俺がこうして藤の家に入ってこれたのも彼等の協力があってこそな訳だし」

64 20/07/11(土)20:03:36 [s] No.707617744

─────何を言っているのかは分からない。だが、一つだけ分かっていることがあった 「ここ…に、鬼…が、来るのは…マズかったが……まあいい！貴様が死ねば問題ねえ！！ゲハハハ！！」 ただ鬼の頸を斬る…悪鬼滅殺がオレの使命だ！ ─────だが、 「うわぁ…空元気って言うのかな…痛ましくって見ていられないなあ可哀想に…可哀想だから…」 その鬼は視界から消え──── 「何だっ！？」 「楽にしてあげる」

65 20/07/11(土)20:04:31 [s] No.707618090

凍て付くような風が吹いたのかと思った。ああ、しかしなるほど…オレは負けたのか 「げはっ！」 赤い花が咲き乱れるのを見ながらオレはただ （頼む…頼む…あの人だけは…どうか…！） あの人の身の無事だけを祈り続けた

66 20/07/11(土)20:04:35 No.707618116

鬼上の童磨エミュうますぎ問題

67 20/07/11(土)20:06:04 [s] No.707618737

どれだけの時間が立ったのだろう白み始めた空の下で…俺は意識を取り戻した 「…い！こ…つ！まだ生き…！」 （なん…だっ！？） 「構うこたぁねえ！これでトドメだ！」 藤の花の香りがした。それだけでオレはもう全てが分かってしまった 「テメエも師匠とおな…」 「邪魔だ」 殺した。 「こ、こいつ！？まだ動…」 殺した。 「や、やめろ……やめてくれ……！俺はあいつの命令に従っただけ……げはっ！」 殺した。何の感慨も湧かない。鬼ではなく人を殺したが何も感じない。卑怯にも仲間を売るために毒を盛る連中はただの鬼の走狗だ。殺して何が悪い悪くないオレは悪くない正々堂々と戦えばオレもあの人も絶対に負けないからこんな手段に出たのだ卑怯者め そうだ、こいつらは十二鬼月から逃げ延びたのではない。誰かを狙う為に放たれた餌だったのだ…誰を？

68 20/07/11(土)20:06:24 No.707618858

序盤で偉い事に鳴ってるな… 倒せて良かったけど…メドジェイ鬼

69 20/07/11(土)20:06:58 [s] No.707619085

────────ふ、ふざけやがって！ 柱だ。鬼は上質な肉の人間を食えばより強くなるという。だからこそ柱は鬼にとって最大の脅威であると共に極上の餌なのだ 行かなくては あの人のところに 助けなくては あの人を 満足に動かぬ役立たずの身体を引きずりどうにかあの人の寝室へと辿り着いた 辿り着いたのに─────

70 20/07/11(土)20:07:49 [s] No.707619404

「あれえ？もしかして君まだ生きてたの？頸動脈を切ったはずなんだけどなぁ…それにその血の匂い…あの連中も殺したか。いやぁ！面白い事になってきたよ！まさかふざけて女の柱をおびき寄せろなんて言ってみたら頼んでもないのに毒まで用意して御膳立てしてくれたから彼等の優秀さに拍手を…」 「お前は…死ね」 剣を振るう。何のために？何がしたくて？オレが剣を振る理由なんて既になくなったのに？

71 20/07/11(土)20:08:24 [s] No.707619611

「アハハハハハハ！！よほどあの女が大事だったと見える！その傷で死んでないのが奇跡だっていうのにそんなに無理しちゃって！」 （何だっ！？呼吸が───これ…は…氷…？） 「面白いよ面白い。ついこの間血をくれてやった兄妹のようにお前にもあの方の血をやるよ。お前がどんな鬼になるのか見てみたくなった…さあ…お前は果たしてどんな鬼になるのかな？案外愉快なのになったりするかも知れないねえ！」

72 20/07/11(土)20:09:29 [s] No.707619952

オレは絶対に許さない。あの人を食ったこの鬼を卑怯な手であの人を売った鬼狩りを許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さないオレの全てはあの人のためにあるオレは許さない許さない許さない許さないあの人のために生きる生きる生きる生きる許さない許さない許さないあの人って誰だっけ？許さない許さない許さないオレは無惨様を害する全てのものを許さない許さない許さない許さない鬼狩りなんてものが生まれることすら許さない許さない許さない許さない鬼狩りになる前に殺してやる ─────そうだ、オレは正々堂々と戦えば誰にも…！！

73 20/07/11(土)20:10:08 No.707620204

メトジェイ…

74 20/07/11(土)20:10:17 No.707620251

メトジェイにマジで悲しき過去…

75 20/07/11(土)20:11:08 No.707620553

もうやめてくれ…お前の話を聞くと心がひび割れる思いがするのだ… こんな鬼選抜に入れんな！！

76 20/07/11(土)20:11:16 [s] No.707620608

あれから俺はこの藤襲山に篭りひたすらに鬼狩りになる前のガキ共を殺し尽くした 自ら作った毒の剣をずっと舐め続けた なんのために？全部無駄だったのに？今更毒に強くなってもなんの役にも立たないのに？

77 20/07/11(土)20:12:39 No.707621081

何故俺はメトジェイの回想でこんな悲しみを…？

78 20/07/11(土)20:13:00 No.707621197

毒の剣ペロがこんなシリアスに昇華されるとは思わなかった

79 20/07/11(土)20:13:25 No.707621365

毒の剣を舐めるのにそんな理由が… 鬼上の見事な伏線回収に舌を巻くばかりだ…

80 20/07/11(土)20:13:39 [s] No.707621452

俺は…何をしていたんだ？何がしたかったんだ？もうあの人の顔も名前も思い出せないのに？百年も生きて何をした？ああ俺はどうすれば良かった？あの人は鬼になった俺を絶対に許さない許してくれないああそうか俺はただあの人を守りたかったんだ

81 20/07/11(土)20:13:45 No.707621499

このちょっとした動作にエグい意味が込められてるのは最高に頭ワニ

82 20/07/11(土)20:14:30 No.707621788

ギャグもシリアスも面白くて二度美味しいスレ

83 20/07/11(土)20:15:10 [s] No.707622025

俺にまだ出来ることがあるとすればそれは 「ケェッヘッヘ…上弦の…弐の…氷を…吸う…な…」 ああ何の意味があるのだろうかこんな事に