20/07/07(火)03:15:36 淀嫉が... のスレッド詳細
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20/07/07(火)03:15:36 No.706328876
淀嫉が好きすぎてつらいので怪文書書きました
1 20/07/07(火)03:15:51 No.706328898
父より言付かった買い出しを終え、幼い──まだ、少年とも言えるだろう年頃の■■は道場を目指す。 市場より道場へ帰るには、お世辞にも仲が良いとは言い難い素流道場の横を通らねばならない。 父とあの道場の主人の間にはなにやら確執があるようだが、幼い■■にとってそれがどのような物であるのかはわからないし、とくに興味もなかった。 ──この世界は平等ではない。生まれながらに持つ者と持たざる者がいる。 そして幸福なことに、自分は前者であると■■は自覚していた。 生きるに必要な物は全て与えられており、死に物狂いで何かを求める必要もない。ただこの先も父の教えに従い剣術道場を継ぎ、生きていくのだろう。 そんな事を考えながら歩いていると、件の素流道場の前へと差し掛かった。 垣根の向こうで儚げに座る少女を見た。 萬寿菊の咲き誇る、ある晴れた夏の日の事だった。
2 20/07/07(火)03:16:06 No.706328908
淀嫉支援SS「泥中に消ゆ」
3 20/07/07(火)03:16:20 No.706328921
「流石■■さんは強いなあ」 「■■さんが継ぐんだ、この道場も安泰ですね!」 聞き慣れたお世辞の言葉を聞き流し、■■は稽古に勤しんだ。 彼らの世辞に何かを感じることはない。 自分は持って生まれた者で、彼らはそうではなかった。 だから彼らが卑屈に遜るのは当然であると考えていたし、自分はそう扱われて当然だとも思っていた。 今こうして打ち込んでいる稽古にも、特別向上心があるわけではない。 ただ、父よりそう言われたから続けているだけだ。 (ああ煩わしい……。そんな事よりも、俺には大切な用があるのだ。早く稽古を終わらせなくては) 今日、■■には一つの計画があった。 かねてより懸想していた、隣道場の一人娘。 あの儚げな横顔、清らかな髪、優しい微笑みに■■の心は奪われていた。
4 20/07/07(火)03:16:37 No.706328950
以前から何度もあの道場へ足を運んで彼女に会う事を願い出ては、彼女の父と思わしき道場の主人に彼女の体調が良くないからと断られていた。 加えて父からも「あのような下賤な道場と関わって我が道場の名が落ちたらどうする。あんな道場はさっさと潰してしまうに限る」との教えを強く受けた。 かつてはどうでもいいと考えていた道場間での確執だが、そんなこともあり■■の中でも件の道場への嫌悪は膨れ上がっている。 あのような寂れた道場で暮らす事が彼女の幸せに繋がるはずもない。 聞けば彼女の母は自殺までしたそうではないか。体の弱い彼女を残してこの世を去るとは無責任な。 俺が貰ってやることこそが彼女の為だ。だから今夜、彼女を攫う。 きっと彼女も喜んでくれるだろう。彼女さえ頷けばあの父親ももはや邪魔はできないはずだ。 ──■■に自覚は無いが、それはただ流されるままに生きていた■■にとって、初めての自分で渇望し起こした行動だった。
5 20/07/07(火)03:16:52 No.706328970
丑三つ時、素流道場へと忍び込む。道場の主人はどうやら眠っているようだ。 素流道場の前を通るたびに、彼女の姿を探していたのだ。勝手知ったるなんとやら、■■はあっさりと彼女の姿を見つけることができた。 「誰ですか……?……っ!」 騒がれては面倒だ。動揺する彼女の口を塞いて担ぎあげ、素流道場を飛び出した。 闇夜に紛れ走る。弱弱しく彼女が抵抗をするが、稽古で鍛えた■■と臥せって生きてきた恋雪ではその抵抗に意味はなかった。 ■■の心臓は張り裂けんばかりに鼓を打つ。 ああ、彼女がこの手の中にいる。彼女の体温を感じる。 やっと彼女が俺のものになったのだ! ……その歓喜も束の間、彼女の体が大きく痙攣して、思わず■■は担いでいた彼女を地面へと落としてしまった。 地面へと打ち付けられた彼女は、先ほどよりもさらに激しく痙攣し、まるで臓腑を吐き出さんばかりに咳込み始める。
6 20/07/07(火)03:17:05 No.706328983
「ケホッゴホッ!だ、誰か…!ゲホッ…!」 「違っ…俺は…!」 そのあまりの激しさに、■■が思わず後ずさる。 彼女の容態は刻一刻と悪化していき、とうとう口を抑えた手の隙間から紅い血が滲み始めた。 ■■にはどうすることもできなかった。 病人の看病などしたこともない。どうすればいいのかもわからない。 かと言って誰かを呼ぶわけにもいくまい、何せ今自分は彼女を攫おうとしているのだ。 そうして何もできずにただ苦しむ彼女を眺めていると、異変に気付いたのか背後の素流道場に明かりが灯った。あの父親が起きたらしい。 「っ!クソっ…!」 もはや、■■には逃げる事しかできなかった。……彼女をその場に置き去りにして。
7 20/07/07(火)03:17:42 No.706329020
しばらく経ったある日、門下生の間でこんな話が広がっていた。 「そういやあの道場に居候が住み着いたんだとか」 「なんでも罪人らしいぜ、貧乏道場にはお似合いだな」 あれ以来、■■は彼女に会えていない。 それは罪悪感か。はたまた彼女からの拒絶を恐れてか。 以前は積極的に素流道場の前を通り、彼女の姿を探していたものだが、それすらも最近は遠のいていた。 だからだろうか、門下生たちの話を聞くまで、そんな事には気付かなかったのだ。 ……そして、あれ以来素流道場と剣術道場の仲は一層悪化した。
8 20/07/07(火)03:17:54 No.706329038
■■が自分の行いを恥じるでもなく、八つ当たりのように門下生たちによる剣術道場への嫌がらせを止めることをやめたからだ。 今まではあの道場の娘に懸想している■■の手前あまり大々的には嫌がらせを行えなかった彼らも、こうなっては止まらない。 ■■は考える。 力づくで攫えないのならばいっそ、あの道場が成り立たなくなってしまえばいい。 娘一人を育てられなくなれば、あの父親も誰かを頼らざるを得ないだろう。 そうやって食うにも困るようになったところで、俺が申し出てやるのだ。 彼女と、その罪人の婚約が決まったのは、それからしばらくしてだった。
9 20/07/07(火)03:18:10 No.706329060
「やっちまいましょう■■さん!」 「どうせ罪人を匿ってるような輩なんだ、これは善行ですって!」 日に日に悪化する道場間での諍いはついに限界を迎えていた。 門下生たちは別段素流道場に恨みはない。だが、■■の父が憎んでいるからこそ彼に気に入られる為に我先にと嫌がらせを行っていた。 そんな嫌がらせ合戦は身内間での競争に発展し、過激の一途を辿った。 そこに現れたのがあの野良犬だ。 素手による凄まじい武術をもって彼は門下生たちの嫌がらせを悉く退けた。 本来であれば素流道場へそこまでの憎しみを抱いていなかった門下生たちも、何度もそんな事が繰り返され次第に不満を募らせる。 彼らにとって、素流道場への嫌がらせはもはや一つの娯楽と化していたのだ。 「ああ、そうだな。殺してしまおう」
10 20/07/07(火)03:18:21 No.706329072
■■は、静かにそう告げた。 その言葉を聞き、門下生たちは歓声を上げる。 ■■の瞳にもはや光は宿っていなかった。 彼が冷静であれば、彼に僅かばかりの矜持があれば、彼女の命を奪うこの凶行に頷くことはしなかったかもしれない。 だが、彼はまた一つ流された。門下生たちの言葉を聞くごとに、それが正しいのだと感じていった。 彼女が手に入らないのならば、彼女があの野良犬のものとなるのならば。 死んでくれ恋雪。
11 20/07/07(火)03:18:33 No.706329086
「以前から貴様は素流道場への悪行を繰り返していたようだな。同情の余地もなし」 引きずり出された白洲の場で、組み伏せられた■■へお奉行が告げる。 あの日、あの凶行は失敗に終わった。……いや、半分は失敗に終わったのだ。 井戸に毒を投げ込み、殺せたのは父親だけ。 野良犬と彼女はどこか遠くへでかけていたらしい。 門下生たちは自らの過激化した行動を悪びれもせず、口をそろえて■■の指示によるものだと言った。 はじめは■■の父による指示だった。だが彼ら自信もそれを楽しみ、過激になっていた。 そんな事はおくびにも出さず、■■一人を生贄として差し出すことを彼らは選んだのだ。 そして、■■の父も彼らの言葉を信じた。 かつて素流道場への嫌悪を■■へ語ったのは彼であると言うのに。
12 20/07/07(火)03:18:46 No.706329107
「貴様は流刑に処す」 沙汰が告げられた。 何の疑問も持たず向いていない剣術を修め、何の疑問も持たず隣の幼馴染と自分が結ばれると信じ、何の疑問も持たず門下生の太鼓持ちの言葉を受け入れていた。 ただ流されて生きてきた男に相応しい沙汰であった。 この日、一人の男の人生が終わり。一体の鬼が生まれた。
13 20/07/07(火)03:18:59 No.706329119
「お願いです狛治さん…!もういいから、私の事はいいから逃げてください…!」 「馬鹿な事を言うな!必ず守って見せるから!」 「ハハハハハハハハ!!!!恋雪ィ!!!今度こそ、今度こそ迎えに来たよォ!!!!」 素流道場に一体の鬼が現れたのは、師範である恋雪の父の葬儀が済み、狛治と恋雪が正式に妻となった翌日のことだった。 懐かしむように悲しむように、愛おしく亡き父の品を木製の小箱へと仕舞いこむ妻を手伝っていた狛治が嫌な氣を感じた時にはもう遅く、逃げる暇などは無かった。 道場の扉が吹き飛び、まるで自らを抱きかかえるかの如く何本もの腕を組んだ異形の鬼が彼らに襲い掛かった。 あるいは、狛治だけならば逃げることはできたかもしれない。 だが妻である恋雪は最近まで床に伏せっており、まともに出歩く事すらままならなかったのだ。 そんな彼女を連れ二人で逃げることは叶わないと悟った狛治は、この鬼を撃退する事を選択した。
14 20/07/07(火)03:19:12 No.706329133
「……その声、もしかして■■さん?」 「■■ァ?知らないなあ!」 鬼自身も記憶が錯乱しているのか、恋雪の呼びかけには否定で答えた。 だが、恋雪に確信にも似た悪寒が走っていた。 あの異形は、きっと隣道場の跡取り息子の成れの果てだ。 かつて自分を攫おうとした彼だ。 怯える彼女に向け、鬼は水のような、影のような、触手を仕向ける。 だが、その触手は彼女に届くまでもなく、横から割り込んだ拳によって粉砕された。
15 20/07/07(火)03:19:29 No.706329151
「俺の事は眼中になしと見た、だが妻に手出しはさせんぞ」 そこでようやく、今気づいたとばかりに鬼は狛治を見た。 同時に、鬼の額に何本もの青筋が立つ。 その目に宿る感情は、憎悪、嫉妬、殺意。 ただひたすらに、泥のように淀んでいた。 「野良犬!!!!野良犬野良犬野良犬野良犬野良犬野良犬野良犬ァ!!!!!!貴様か!!!!!貴様さえいなければアアアアアアアアアアアア!!!!!」 「……っ!」
16 20/07/07(火)03:19:42 No.706329164
先ほどの、ただ恋雪を攫うための血鬼術とはわけが違った。 何本もの泥が刺し貫かんと鋭利に形を変え、四方八方へと延びる。 その初撃を逸らせたのは狛治の天性の勘によるものか、はたまた亡き師範の教えによるものか。 一度、二度、三度。 泥の触手を撃ち落とす。 その見ればわかる、あの一本一本が致命傷足り得る。 躱してはいけない。背後にいる恋雪へ触手が伸びてしまう。 「しまった…!」 神経を削るかの如く攻防の末、ついに触手は狛治の守りを突破した。 致命傷を避けるため、咄嗟に拳で鋭利にとがった先端を削り落とすものの、泥の触手は完全に狛治を捕らえ拘束した。
17 20/07/07(火)03:19:57 No.706329187
「狛治さん!」 「恋雪!来るな!今すぐ逃げろ!!」 「今すぐ殺してやろうかと思ったがそうだなァ!!!お前には俺と恋雪が結ばれるのを見届けて貰うとしよう!!!ああそうだ俺と同じ気持ちを味あわせてやらないと気が済まないもんなア!!!!!ハハハハハハハハハハ!!!!!!!」 勝利を確信した鬼が、狂笑を上げながら恋雪へと歩み寄る。 拘束から逃れんと狛治がもがくが、泥の触手はまるで水のように柔らかく、砕くことも、逃れることもできない。 「お願いです…私はどうなってもいいから…狛治さんは…狛治さんだけは見逃してあげてください…」 「ハハハハハハハハハハハハ!!!!そうかそうかぁ、ついに俺との婚姻を受け入れてくれるか恋雪ィ!!だけどだめだなア愛する妻のお願いとは言えそれは聞いてあげられないなアアアア!!!」 「そんな…どうか…どうかお願いします…!」
18 20/07/07(火)03:20:09 No.706329207
もはや逃げることは叶わないと悟った恋雪が、その頬に涙を伝わせ鬼へと哀願する。 そんな彼女をみて愉快そうに笑う鬼を見て、狛治の心は静かに怒りに震えた。 (まだだ!!まだ戦える!!俺はまだ強くなる) 怒りに我を忘れるな。拳を鈍らせるな。守れ。守るんだ。俺は狛犬だろう。ここで守れなくて何が狛犬だ。 そんな役立たずになるつもりはない!! 瞬間、世界が広がった。 妻の嗚咽も、鬼の狂笑も、全てが遠くに感じた。 狛治は拳を振るう。自らを拘束する触手に向けて。 先ほどまで微動だにしなかったその触手は、まるで水風船が弾けるように呆気なく爆ぜた。
19 20/07/07(火)03:20:19 No.706329224
「なにィイイイイイ!?」 鬼が恋雪からこちらへ視線を戻す。 先ほどと同じように何本もの触手が命を刈り取らんと迫る。 だが、まるで羅針に示されたかの如く、狛治にはどこに拳を打ち込めばいいのか手に取るように分かった。 一本、二本、三本。 次々と触手を粉砕し、ついには鬼へと肉薄する。 恋雪を守るように鬼と恋雪の間へと体を差し込み、拳へと渾身の力を籠める。 「素流拳法 終式 青銀乱残光―――」 ここに至り、狛治の拳法は一つの形を成した。 それはあの日に見た花火の如く、苛烈に、鮮やかに、そして鮮烈に。 鬼の胴へと吸い込まれた拳は、鬼の胴体の実に4割を消し飛ばした。
20 20/07/07(火)03:20:29 No.706329245
「ふざけるなアアアアアアア!!!貴様如き人間如き野良犬如きに俺がアアアア!!!!クソックソクソクソクソ糞がアアアアアア!!!!殺してやる!!!今度こそ殺してやるぞ野良犬がアアア!!!!あああああ恋雪恋雪恋雪恋雪イイイイイ!!!すまない君を連れて行けずすまないだけどきっと今度こそ今度こそ今度こそ!!!!!」 不味いと悟ったのか、鬼が吹き飛んだ道場の扉より転がり出るように逃げていく。 ──最後に鬼の目に映ったのは。残身したその腕に刻まれた罪人の入れ墨であった。
21 20/07/07(火)03:20:40 No.706329261
「その 痣は 」 淀嫉は…信じられないものを見たかのように…目を見開いていた…。 それはあの日の焼き直しだった。 自らの血鬼術を破った拳には忌々しいあの模様の痣が刻まれていた。 あれ以来何度も女を喰った何度も恋雪を求めた。 だが誰も彼も恋雪ではなかった恋雪にはなれなかった。 だが今度こそ、彼女こそは必ず恋雪になれると確信していたのに。 だがなんだ!なんなんだこれは!なんなんだアレは! 恋雪の髪で恋雪の声で恋雪の身体で! あの忌々しい野良犬の目で!!!あの忌々しい野良犬の拳を!!! もはや勝敗は決した。淀嫉を無敵足らしめる血鬼術の種は割れ、援軍まで到着し、ついにその頸は落とされた。
22 20/07/07(火)03:20:52 No.706329278
「あああああああああああああああああああああああ俺は辛いいいいいいいいいい!!耐えられないいいいいいぃいいぃいいいぃいぃぃいぃぃぃぃぃ!!」 「一緒に死んでくれええええええええええええ鬼狩りいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 最期の意地や揺るがぬ矜持があったならば結果は違っていただろう…。 だが彼は自分という物を明確に持てず…親の言うこと、自らの定められた道を疑いもせずに進む…生前よりそんな男であった。 何の疑問も持たず向いていない剣術を修め、何の疑問も持たず隣の幼馴染と自分が結ばれると信じ、何の疑問も持たず門下生の太鼓持ちの言葉を受け入れていた。 そんな男のわずかに残った自我をかき集め…放たれた最後の意地。 淀嫉がなんとか放った影水は…量にして四升ほど…ほんのささやかなものであった…。
23 20/07/07(火)03:21:04 No.706329290
(ああ……どうして……どうして……) (俺はただ……皆の言う通りにしてきただけなのに……) (だから鬼になってからは……自分の好き放題にしてやろうと決めていたのに……) (なんで……俺の人生は……こんなにみじめ……なんだ……) (なんで……裕福な俺が……あんな下賤の出の野良犬に……) (なん……で…………………) 父の教えの通りに生きたのに父には裏切られ。 門下生の言葉の通りに行った凶行は全て自分の罪とされ鬼となった。 家族も、取り巻きも、人としての生も失った彼だが、彼女の事だけは諦められなかった。
24 20/07/07(火)03:21:15 No.706329302
(全部……どうでも良かったんだ………) (父も………道場も……自分が生まれながらに持っていたものなんて………) (俺はただ………) (恋雪………君だけが欲しかったんだ…………) 掠れた視界に映る「」雪の姿は、錯覚か幻覚か。 あの夏の日の彼女に、重なって見えた。
25 20/07/07(火)03:21:25 No.706329318
終わり
26 20/07/07(火)03:22:47 No.706329406
書いてて狛治さんと淀嫉ってキテルんじゃないかと思いました
27 20/07/07(火)03:29:54 No.706329896
深夜にこんな力作とな
28 20/07/07(火)03:29:58 No.706329900
こんな深夜にスイと力作をお出しするんじゃあない!! ありがとう!!
29 20/07/07(火)03:31:08 No.706329993
こんな深夜に感想とは珍しいと思ったら力作がなだれ込んできた
30 20/07/07(火)03:32:39 No.706330077
感想スレかと思ったらすごい質量の怪文書だった
31 20/07/07(火)03:34:03 No.706330167
真面目に後半の淀嫉部分抜きにしても剣術道場の若旦那の2次創作として出来が良すぎるんですが
32 20/07/07(火)03:36:28 No.706330292
淀嫉いいよね… もう出番がないのが惜しいけど「」雪だからこそ輝いたと思うのでもどかしい… 今後ファンブルで雑魚状態の淀嫉が見れる可能性もあるっぽくて嬉しい…
33 20/07/07(火)03:41:35 No.706330559
いもげは世界一の剣術道場若旦那のファンサイト
34 20/07/07(火)03:42:16 No.706330600
>いもげは世界一の剣術道場若旦那のファンサイト 性格クソだけど顔は良いから探せば結構ファンいそうだな…
35 20/07/07(火)03:43:29 No.706330669
>>いもげは世界一の剣術道場若旦那のファンサイト >性格クソだけど顔は良いから探せば結構ファンいそうだな… 狛治×若旦那とかあるかな……あるかも……
36 20/07/07(火)03:44:57 No.706330744
歪んだ愛が溢れすぎている
37 20/07/07(火)03:46:02 No.706330801
淀嫉の何がそんなに「」の心を掴んだんだ…?
38 20/07/07(火)03:46:42 No.706330826
最後の7はダイスにワニが乗り移ったとしか思えなかったね
39 20/07/07(火)03:47:56 No.706330892
>淀嫉の何がそんなに「」の心を掴んだんだ…? 原作にいそうな感……?
40 20/07/07(火)03:48:48 No.706330932
ちゃんと行頭開けしてたり「」上スレから本文引用しつつ細かいところ訂正してたり芸が細けェなオイ さては本職か……?
41 20/07/07(火)03:49:32 No.706330969
>淀嫉の何がそんなに「」の心を掴んだんだ…? キモくて邪悪だけど惨めで一途な姿にフェイスレス的な魅力を感じる
42 20/07/07(火)03:51:09 No.706331047
>最後の7はダイスにワニが乗り移ったとしか思えなかったね 元々魅力的だったけどあのダイスで魅力が一気に倍増した感じある 惨め過ぎるけどあれが淀嫉に残った最後の意地なの好き
43 20/07/07(火)03:52:52 No.706331139
>最後の7はダイスにワニが乗り移ったとしか思えなかったね みんな!今まで唯々諾々と従ってきた上に借り物の力でイキってるやつが土壇場でスーパーパワーなんて発揮できる訳ないよね!!
44 20/07/07(火)03:53:16 No.706331165
>みんな!今まで唯々諾々と従ってきた上に借り物の力でイキってるやつが土壇場でスーパーパワーなんて発揮できる訳ないよね!! ワニはこういうこと言う!
45 20/07/07(火)04:00:19 No.706331490
流されて生きてきた奴だし恋雪さえ絡まなきゃ無惨様の言うことにも従順で扱いやすい上弦だったのかもしれんと思った
46 20/07/07(火)04:01:01 No.706331528
原作のワニのコソコソからして隣の道場主は素流との対外試合でその技の美しさにいたく感動したよ!って明言しててだからこそ跡取り息子の行動がよりゲスさが際立っているっていうアレ
47 20/07/07(火)04:03:09 No.706331609
横柄で身勝手で乱暴で流されて生きてきた奴に悲しい過去…… 特に無かったわ
48 20/07/07(火)04:03:13 No.706331615
原作若旦那は暴力的なヤンキーっぽいけど淀嫉は何となく童魔殿タイプなイメージがある
49 20/07/07(火)04:04:33 No.706331681
>流されて生きてきた奴だし恋雪さえ絡まなきゃ無惨様の言うことにも従順で扱いやすい上弦だったのかもしれんと思った ただしそこら中に恋雪は見出してくる
50 20/07/07(火)04:05:51 No.706331743
むっ!君可愛いね! 恋雪ポイント贈呈!
51 20/07/07(火)04:11:44 No.706332005
>むっ!君可愛いね! >恋雪ポイント贈呈! でもちょっと目の色が違うね!恋雪ポイント-1000000000000000000000没収だよ! だからえぐるね
52 20/07/07(火)04:12:51 No.706332051
やっぱクソだよこいつ!
53 20/07/07(火)04:52:04 No.706333573
大雨で寝れない夜に怪文書がスーッと効いて 暗い水の底にいる
54 20/07/07(火)05:10:55 No.706334274
>暗い水の底にいる 最近の大雨の中でそれは洒落にならねえ!
55 20/07/07(火)06:24:38 No.706337444
>原作若旦那は暴力的なヤンキーっぽいけど淀嫉は何となく童魔殿タイプなイメージがある 無惨汁の汚染で性格変わったとか…?
56 20/07/07(火)06:25:41 No.706337499
凍らせてくる童磨やスケスケでギミックを見抜ける兄上に勝てないのが納得行きすぎる…
57 20/07/07(火)06:26:21 No.706337530
>原作のワニのコソコソからして隣の道場主は素流との対外試合でその技の美しさにいたく感動したよ!って明言しててだからこそ跡取り息子の行動がよりゲスさが際立っているっていうアレ 道場主と和解したから慶蔵さんも油断したんだろうな…