20/06/08(月)00:05:00 泥の開... のスレッド詳細
削除依頼やバグ報告は メールフォーム にお願いします。個人情報、名誉毀損、侵害等については積極的に削除しますので、 メールフォーム より該当URLをご連絡いただけると助かります。
画像ファイル名:1591542300164.jpg 20/06/08(月)00:05:00 No.697399360
泥の開幕 https://seesaawiki.jp/kagemiya/ https://zawazawa.jp/kagemiya/
1 20/06/08(月)00:06:04 No.697399698
オルタ祭りだ!
2 20/06/08(月)00:06:29 No.697399830
su3955908.txt デキタヨー
3 <a href="mailto:お題泥企画「」">20/06/08(月)00:07:08</a> [お題泥企画「」] No.697400054
https://seesaawiki.jp/kagemiya/d/%a4%aa%c2%ea%c5%a5%b4%eb%b2%e8 というわけで本日よりお題泥企画「オルタ」を開催します なお私は少々優先すべきものが発生したことによりまだ完成してません という訳で2週間どうぞよろしくお願いいたします また本期間中も予約受付中の作成希望中なのでどしどし練ってくださいませ
4 20/06/08(月)00:07:20 No.697400120
さっそくきたか…
5 20/06/08(月)00:09:53 No.697400918
ガウェ姉!
6 20/06/08(月)00:10:35 No.697401150
重い…非常に重い…
7 20/06/08(月)00:10:39 No.697401173
ガウェインのいつでも昼間と太陽三倍剣の組み合わせってカードゲームのクソコンボ感あるよね
8 20/06/08(月)00:11:51 No.697401528
>ガウェインのいつでも昼間と太陽三倍剣の組み合わせってカードゲームのクソコンボ感あるよね これにメタ張れるってだけで起用されるマイナーカードがあるやつ
9 20/06/08(月)00:11:58 No.697401571
セリフのリアル鬱感がヤバイ
10 20/06/08(月)00:12:57 No.697401876
ブラック円卓 ……不当労働のイメージしか漂ってこない!
11 20/06/08(月)00:17:04 No.697403243
鬱になってもしゃーない境遇ではある
12 20/06/08(月)00:20:23 No.697404336
「………これは?」 目の前で湯気を立てる皿を前にして、セイバーはぱちくりと目を丸くした。 これは、と言われても。これが朝食以外の何に見えるというのだろう。 「朝飯だよ。腹減ったでしょ?成り行きとはいえ今日からこうして一緒に住むんだ。 用意するのは俺の分だけってわけには行かないよ」 「マスター、私たちはサーヴァント。食事や睡眠は本来必要ありません。 このようなものを用意してもらわずとも、魔力の供給さえ滞りなければ………」 と、はきはきと口にしたセイバーの視線が、ついと食卓の上の料理に移った。 炊きたてなのでぴかぴかと一粒一粒が輝く、真っ白な白米。 前の晩から漬けていたあご出汁が湯気に乗ってふんわりと香る、温かい味噌汁。 昨晩の夕飯の残りだがむしろ具材同士が馴染んで昨晩よりも味わい深い、芋の食感が楽しいポテトサラダ。 そしてメインディッシュは(慣れていないと大変だろうと思い)事前に骨を取りきった、加減よく火を通したアジの干物。 小鉢には俺が作ったぬか漬けもある。ごくりとセイバーの喉が動いたのが対面に座る俺にも見えた。
13 20/06/08(月)00:20:35 No.697404403
「………ひ、必要ありませんので、お気になさらず」 「もしかして食べられないとか?」 「いえ、そういうことはないのですが………」 「じゃあ、食べちゃってよ。せっかく用意したんだし、要らないと言われたらちょっと寂しい」 「………そう仰られるのであれば、承知しました」 半分渋々、半分おっかなびっくりといった様子でセイバーは頷いた。 箸の使い方も聖杯に伝授されていたのだろうか。器用に握ると、恐る恐るほぐされた魚の身をつまんで口に運ぶ。 咀嚼した瞬間、半信半疑といった色合いだった瞳がきらりと光った。 「―――………美味しい!こんなもの食べたことがない! もしやあなたは名うての料理人なのではないかテンカ!…………あ」 喜色満面で身を乗り出すようにして俺に言ったセイバーだが、途中でぴたりと表情が固まった。 まるですごすごと引き下がるかのように顔つきを頑ななものに戻していく。 そこには思わず見せてしまった素の表情を恥じ入るような、後悔の念が込められていた。 「………失礼しました。驚きのあまり、つい。結構なものをありがとうございますマスター」 「―――良かった」
14 20/06/08(月)00:20:45 No.697404453
「え?」 きょとんとしたセイバーを見て、俺は少しだけ安心した。 不意を突かれた結果ではあるのだろうが、ころころと表情を変えるセイバーは昨日よりも遥かに親しげなものに感じられたのだ。 「俺の作ったものを食べさせたのは流姉さん以外だと、セイバーだけだから。 それを美味しいと言ってくれて、嬉しかった。ありがとう」 「―――それは………その。一時とはいえ我が主にそう言っていただけるのは、光栄です」 前の前のセイバーの頬へわずかに赤みが含まれたように思えた。行き場を失ったセイバーの視線が俺ではなく食卓の上の皿を行き来する。 「もし良かったらこれからも俺と一緒に食事を食べてくれないかな。 ほら………一応、一緒に暮らすんだしさ。一人分作るのも二人分作るのも大差はないから」 「………」 俺の誘いを受けてセイバーはわずかに迷ったようだった。しかしそう時間をおかず、今度は俺の目を見てはっきりと答えてくれる。
15 20/06/08(月)00:20:58 No.697404533
「………では、あなたがそれで良いというのであれば、マスター。よろしくお願いします。 主として、従える私との関係性を重視してくれるというのは決して疎むべきことではない。喜ばしいことだ」 その時俺は初めて見た。 昨晩あんなことが無ければただの女の子としか思えないような、目の前の超常の騎士が微かに微笑むところを。 目の当たりにした瞬間どきりと心臓が弾むをごまかすように、俺は慌てて取り繕うように言った。 「じ、じゃあ冷めない内に食べちゃってくれ!せっかく作ったものだし、勿体ないからな!」 「はい。………そうか。この国ではその時このように振る舞うのだな。失礼しました。………いただきます、マスター」 箸を箸置きに置き、セイバーが瞳を伏せてぴたりと両手を目の前で合わせる。 その動作のひとつひとつがなんだかとても静謐なもののようで、俺はいちいちどぎまぎしてしまうのだった。
16 20/06/08(月)00:22:31 No.697405051
………
17 20/06/08(月)00:22:49 No.697405140
………
18 20/06/08(月)00:22:58 No.697405186
>……… セイバー…じゃない!?
19 20/06/08(月)00:23:05 No.697405222
セイバー…
20 20/06/08(月)00:23:23 No.697405325
百合…余計な餌付けしやがってと思ってるかも知れないが…
21 20/06/08(月)00:24:03 No.697405522
>……… 誰!?誰なの!?怖いよぉ!!
22 20/06/08(月)00:24:14 No.697405579
su3955973.jpg 原典カップリングガチ勢の人によるちょうどいい資料があった ガウェイン死に方ガイドブック
23 20/06/08(月)00:25:36 No.697406016
ガチ過ぎる…
24 20/06/08(月)00:32:33 No.697408433
こんな激甘イチャイチャな関係を最後までやるならそりゃたくさん試練あるわてんかくん…
25 20/06/08(月)00:34:26 No.697409012
嫉妬の眼で見てるのも諭してるのも一体誰なんだ...
26 20/06/08(月)00:35:19 No.697409318
>嫉妬の眼で見てるのも諭してるのも一体誰なんだ... イチャイチャしてるのが百合ちゃんの時はセイバーでセイバーの時は百合ちゃんじゃない…?
27 20/06/08(月)00:35:32 No.697409393
黒桜枠ちゃんの立ち位置によってもまた日常は変わってくる予感がある というかもうあと一人なのか
28 20/06/08(月)00:36:22 No.697409681
もう一人は何だか猛烈に嫌な予感がしてますよ私は
29 20/06/08(月)00:37:11 No.697409964
セイバーは餌付けされる運命よ…
30 20/06/08(月)00:39:21 No.697410696
てんかくんもセイバーもかわいい 曇らせたい
31 20/06/08(月)00:50:16 No.697414178
なんか毒っ気足りないと思ったら慎二枠が出てないのか 最後のマスターがそんな感じなのかな
32 20/06/08(月)00:52:23 No.697414817
無闇に理解ある人が多すぎる感じがしないでもない
33 20/06/08(月)00:53:58 No.697415278
>無闇に理解ある人が多すぎる感じがしないでもない 分かる もうちょっと削ってもいい気はする もしくは過程を通すとか
34 20/06/08(月)00:54:57 No.697415606
高嶺の花枠とかクラスじゃ目立たないとかの設定とあんまり噛み合ってないのは分かる
35 20/06/08(月)00:57:30 No.697416412
まあでも幼なじみとか昔から追っかけてた子とかはいないし 近しいように見えて実はあんまり執着は向けられてないタイプなのかもしれない
36 20/06/08(月)00:58:19 No.697416650
>まあでも幼なじみとか昔から追っかけてた子とかはいないし >近しいように見えて実はあんまり執着は向けられてないタイプなのかもしれない 円くんとか2年前に来たばっかりだしね 友達ではあるけど他の誰よりも大事って訳じゃないのかも
37 20/06/08(月)01:00:21 No.697417190
火蜥蜴学園の規模は分からんけど普通に考えて全校生徒数百名は居てクラスも数十名居る中で友人が二、三人いたとて目立たない存在として普通に通らない? 三人娘とかはそんなに仲いい枠でもないし
38 20/06/08(月)01:00:28 No.697417220
>>まあでも幼なじみとか昔から追っかけてた子とかはいないし >>近しいように見えて実はあんまり執着は向けられてないタイプなのかもしれない >円くんとか2年前に来たばっかりだしね >友達ではあるけど他の誰よりも大事って訳じゃないのかも 愛が分からない子的なコンセプトだし 「誰もに愛されるけど誰かの一番にはなれていなかった」ってのは美味しいかもしれない
39 20/06/08(月)01:01:47 No.697417543
>火蜥蜴学園の規模は分からんけど普通に考えて全校生徒数百名は居てクラスも数十名居る中で友人が二、三人いたとて目立たない存在として普通に通らない? >三人娘とかはそんなに仲いい枠でもないし 親しい友達だけでグループ作れるのはそれなりに華やかな学園生活だなと思ってしまうのは 俺の学生時代がそうじゃなかったからなのかな…