ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
20/05/26(火)23:30:16 No.693497747
「ねぇ…おき…て… もう朝食の用意出来て…るから」 何時か聞いた事のある声で目が開いた…けれど 「…!はや く服…着て…! もぅ…先 行く わ…」 此処は何処で 彼女は誰で 今は何時で 自分は…誰だ? 「ゆっくりして頂けば良かったじゃないラヴィニア」 「そうい…う訳には行かない…わ 私達…メイドよ?」 ドアの外の声を聞きながら半分以上闇のままの頭でドアを開ける 金髪の少女からかけられた言葉は… dice1d4=3 (3) ①おはようございますご主人様! ②お久し振り 座長さん ③ご苦労様でした座長さん ④おはよう!マスター
1 20/05/26(火)23:39:56 No.693501513
「本当にご苦労様でした座長さ…いいえ ご主人様」 満面の笑みでそう言った彼女の名前すら 自分は知らない 「…アビーこそ…寝惚けて るわ…」 「ええそうかも でも仕方無いじゃない昨夜のお茶会は…」 「い 今する話じゃ…ない わ…早く来て…」 「そうね ご主人様も顔を洗って目を覚まして来て下さいな」 その為の場所くらい教えて欲しかったな…トイレどこだろう ずっと頭が思い 窓の外も中も何一つ見覚えが無い 現代離れしていると思う一方その『現代』すら思い出せない 何一つ dice1d3=3 (3) ①食事へ ②外へ ③まだ歩き回る
2 20/05/26(火)23:48:29 No.693504614
どうやら豪奢らしい建物の中で実感の無いまま歩く アビーというらしい少女の『ご苦労様』が頭にへばりついたまま 自分はきっと何かしたのだ それは悪い事ではないのだろう 彼女達は自分を知っている でもそれは「何時」からだ? 後ろから足音がする 後ろにいたのは… dice1d6=2 (2) ①目つきのキツい銀髪の女性 ②赤い髪の小さな少女 ③銀髪の幽鬼じみた男 ④妖艶な黒髪の女性 ⑤蒼い髪のぼんやりした少女 ⑥…誰もいない?
3 20/05/26(火)23:56:54 [ネタ切れた] No.693507879
「ココはこういうオチになりまちたか…うぅむ…」 苦い顔のまま見上げてくる彼女にはやはり見覚えがある 「無理に思い出さずとも良いのでち …終わった話でち」 それは 自分が終わっている という意味だろうか? 「…このまま終わるならそれも良いのかもしれないでちね」 それは取り戻さなきゃいけない何かが… 「貴方様は旅を終えたでち 背負うべき業はもう無いのでちよ」 「・・・そうよ だから貴女達は来なくていいわ」 意識が落ちる瞬間 目の前が虹色に… 「ねぇ…おき…て… もう朝食の用意出来て…るから」 ……ココは何処で 自分は……?