虹裏img歴史資料館

画像ファイル名:1590174166041.jpg 20/05/23(土)04:02:46 No.692111839

見果てぬ夢…。 君を見ているとラ・マンチャの男を思い出すことがあるんだよぴるす君。 君が何を望み掲示板を荒らしたのかは君以外の誰も知り得ないが、君が叶わぬ望みを持っていたことは誰もが知っている。 望みとは身勝手なものだ。 自分の足で音より速く走りたい。 跳躍ひとつで蒼穹へ飛び立ちたい。 ビルディングを持ち上げて、企業を物理的に破壊しつくしたい。 そう望むことは、何も恥ずかしいことではない。そしてその望みが挑戦する前から不可能だと決定づけられていることは、どう言い繕おうとも恥辱以外の何物でもない。 不可能を望むのは馬鹿げたことだと人は言うだろうが逆だよ。まず望みがあり、そしてその後にそれが不可能だと知る。 馬鹿げたことを望んでしまうのは普通のこと。不可能と知って望み続けることを馬鹿げている、という。 だが、不可能であるからこそ無限の努力が出来るのだ、とも思う。速く、高く、強く。限界などないと盲信して進むことが。 そしてそれが、時に酷く滑稽であることも。 聞いているのかね？しゃれこうべはしかし、カタリとも鳴らなかった。