虹裏img歴史資料館

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20/05/14(木)23:19:50 泥でし... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1589465990978.jpg 20/05/14(木)23:19:50 No.689210231

泥でしたいこと https://seesaawiki.jp/kagemiya/ https://zawazawa.jp/kagemiya/

1 20/05/14(木)23:27:00 No.689212999

泥の漫画が描きたい 贅沢を言えばBLEACHレベルの画力で

2 20/05/14(木)23:33:56 No.689215631

泥の怪文書が書きたいけど今はやる気が出ないぜ

3 <a href="mailto:スカパ・フローの一日">20/05/14(木)23:46:52</a> [スカパ・フローの一日] No.689220635

「南無妙法蓮華経……南無妙法蓮華経……」 タービンの轟音。歯車の作動音。からから、ころころ、なんだかよくわからないものが、あちらこちらへ動く音。 いつものように稼働するこの要塞の中で、いつものように、作業に従事する労働者達の、呪いのような言葉が響き渡る。 ショウダイ。極東の……黄色い猿などが有難がる聖句もどき。ブッディズムの何とかいう牧師だか神父だかが唱えたらしいが、一体そんなものを唱えて何になる。 誰もがそう思ってはいるはずなのだ。だが、それでも、縋るものがない。私達の信仰は、私達の祈りは、粉微塵に打ち砕かれた。 神は我らを救ってくださらない。機械仕掛けの怪物は、世界を焼き滅ぼし切るまで、動き続ける。それくらいの事は、嫌でも理解させられている。 あの東洋人は、文句をつけることはない。我々があちらを厭うように、あちらも我々を厭う。しかし、信仰をすることを拒むことはない。 その態度は、慈悲なのか、諦観か。あの東洋人がこの世界に溶け込むことを拒絶する以上、推測でしかない。それでも、救いではあるのだ。

4 20/05/14(木)23:48:19 No.689221172

「南無妙法蓮華経……南無妙法蓮華経……」 今日も私達は、意味もわからぬ言葉に縋り続ける。いつか、この惨劇が幕を下ろし、せめて安らかな死を迎えることができるように。 「……此処が地獄だと言うなら、貴方の言う通りになっているわね。ミスター・ハルゼー」

5 画像ファイル名:1589467864723.png 20/05/14(木)23:51:04 No.689222289

前スレのCLASSアドベンチャー

6 20/05/14(木)23:51:32 No.689222453

>前スレのCLASSアドベンチャー かっけぇ!

7 20/05/14(木)23:56:13 No.689224222

>前スレのCLASSアドベンチャー あらやだイケメン

8 20/05/14(木)23:58:01 No.689224862

>「……此処が地獄だと言うなら、貴方の言う通りになっているわね。ミスター・ハルゼー」 げぇ!ブル親父さん!?

9 <a href="mailto:アトラスの恵みあれ">20/05/15(金)00:00:49</a> [アトラスの恵みあれ] No.689225861

きょう、きょう。ネムリドリが声を上げて飛んでいく。 アナトリアから来たという「キシ」様は、その姿を物珍しそうに眺めている。 「なあ、船長さん。あの鳥、眠ってないか?」 「そう見えるだけさ。ネムリドリは、あれで起きてるんだよ」 「羽撃きもしてないが……」 「風に乗ってるのさ。俺達の乗ってる風舟と一緒だよ」 「ははーあ。アトランティスには変な生き物がいるもんだなあ」 呑気な顔で眺めているが、彼は、繁殖期のネムリドリが風舟を襲うくらい凶暴だということを知らないのだ。それを知っていれば、あんな気の抜けた顔はできまい。 それでも、実際に危機となれば頼りになる。ずっと前に、爺様達が『大蛇』をやっつけた時も、彼らが助けてくれたのだ。今度も、助けてくれるだろう。

10 20/05/15(金)00:01:52 No.689226252

「それで? 目的地の区画まではまだなのかい。地元の狩人がどうのこうのできないくらい増えてるんだろう、そのハネウシとやらは」 「トビウシだよ。ああ、もう少しさ。今日は風の機嫌がいいからな」 遠く、星の塔を見る。今日もあの塔は、世界を静かに見守ってくれている。空は青く、太陽の日差しは柔らかい。例えいつか滅ぶのだとしても、この一瞬の暖かさは、きっと価値のあるものだ。 「……今日も、世界にアトラスの恵みは満ちている」 風舟が、翼をはためかせた。

11 <a href="mailto:「」ルト">20/05/15(金)00:05:16</a> [「」ルト] No.689227510

>前スレのCLASSアドベンチャー やったーかっこいー!

12 <a href="mailto:浮標">20/05/15(金)00:13:55</a> [浮標] No.689230528

「ギリガンさん! あれ! あれ何ですか!」 「何だ。浮標/ブイを見たことがないのか」 ゴールドスタイン商業艦隊は、今日も星の内海を征く。必要なものを必要な分だけ。そのポリシーある限り、彼らの商いに終わりはない。 そんな艦に、一人の少年。アトランティスより拾い上げた、好奇心旺盛な少年。きっと良い旅人になるだろうとギリガンが拾い上げたのだ。 彼がギリガンに問うたのは、その目線の先にあるもの。鋼で出来た、巨大な「棒」のようなもの。或いは、故郷にある星の塔に似ているかもしれない。あんなものがあるとは、彼は知らなかったのだ。 「本来ならば自分で調べろと言うところだが、アレのことをまともに知っているものはいない。という訳で特別にオレ様が解説してやろう」 本当ですか!とはしゃぐ少年を抑えながら、ギリガンは端的に告げる。

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