20/05/03(日)16:45:53 憲法記... のスレッド詳細
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20/05/03(日)16:45:53 No.685377154
憲法記念日はフランスの民話 昔むかし若く美しい孤児の娘がいて叔父の老神父と暮らしていました 叔父はオーリヤックから少し離れたノーセル村の司祭をしていました 娘は修道女のような役目をしていたのでモンジェットと呼ばれていました モンジェットはとくに聖母マリアの祭壇にはいつも気を配っていました その頃戦争が起きオーリヤック伯爵はノーセル村に守備隊を派遣しました 守備隊長はユーグという名の若い勇敢な品の良い騎士でした モンジェットとユーグはお互いにひと目で恋に落ちてしまいました それでもなんとか理性を保って告白はしませんでした 春になって伯爵は守備隊長を近衛にしようとオーリヤックに呼び寄せました モンジェットは聖母マリアの祭壇の前でひざまずいて泣きじゃくりました それから誰にも何も告げずにノーセル村を出てオーリヤックに向かいました 2人はすぐに再会し恋人として幸せに1か月のあいだ暮らしました しかしユーグは暴徒と争って頭を割られモンジェットの名を呼びながら死んでしまいました つづく
1 20/05/03(日)16:48:49 No.685377981
モンジェットは嘆き悲しんでしばらく病院に入りました 駆け落ちした身でどうしてノーセル村に帰って叔父や村人に会えましょう 秋になってようやく恥ずかしがりながらノーセル村に歩いて行きました 村で最初に会ったのは近眼の老人だったので思い切って話しかけました 「ノーセルに住んでいたモンジェットという名の若い娘を知りませんか」 「その娘ならここにずっと住んでいますよ教会に行ってごらんなさい」 モンジェットはおかしいと思いながらも教会へ急ぎました すると聖母マリアの祭壇のそばに瓜二つの別のモンジェットがいるではありませんか 別のモンジェットは春の頃の無垢な顔をしてその頃の衣装を身に着けていました 別のモンジェットは振り向いて優しく声をかけてきました 「わたしは聖母マリアです誰一人あなたがこの村を出て行ったことなど知りませんよ」 こうしてモンジェットはまた司祭の敬虔な姪で信心深い娘に戻りました ずっとあとになって死ぬ前に告白さえしなければ誰一人彼女の秘密を知ることもなかったでしょう 今でもノーセル村の小さな墓石には《罪を赦された娘ここに眠る》と刻まれているとのことです めでたしめでたし
2 20/05/03(日)17:01:50 No.685381651
戦隊ヒーローみたいな名前だな
3 20/05/03(日)17:24:12 No.685387895
知っていたのはモンジェットの処女膜だけ
4 20/05/03(日)17:26:13 No.685388456
ジェットモンにすると戦隊というよりデジモンみたい
5 20/05/03(日)17:30:04 No.685389603
結婚したら罪にはならなかった気するが結婚を反対される背景があったんかな?身分のせい?
6 20/05/03(日)17:35:35 No.685391280
結婚するときに払う税金が払えなかったとかいろいろあったんだろ
7 20/05/03(日)17:38:44 No.685392189
ユーグが結婚を申し込んだらOKだったけど 戦争中に派遣されてきた立場あるしな…と遠慮したらしい
8 20/05/03(日)17:42:52 No.685393394
あー…戦争中に仕事で来た先で結婚相手見つけたりしてたらちょっと外聞アレかもしれんしな