20/04/12(日)22:22:45 私の名... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1586697765229.png 20/04/12(日)22:22:45 No.679157292
私の名前は「」ウリ、字は孔明。ちょっと伏龍って呼ばれるくらい頭がいい普通の女の子。 今日は3つ目の玉璽を手に入れるため、豫州にあるエンジンジムに戻って来たの。 豫州の太守カブは幾度もの敗戦を経験しながら不屈の精神で戦い続け、民からも慕われる名将です。 下手な計略で彼を殺してしまえば民心を失うことになるでしょう。 鉱山での戦いを見たところ、相当な実力者であるとみました。 「これはこのままでは厳しい戦いになりそうですね――」
1 20/04/12(日)22:22:57 No.679157369
エンジンのジムチャレンジは草むらで武将を降伏させる競争でした。 各草むらにいる敵将より早く在野の将を討ち取るか捕獲し、先に規定の点数を集めれば勝利というシンプルなルール。 火計対策としてか草むらにいるのは炎ポケモン。火を放っても効果は薄いでしょう。 ここは草むらの在野ポケモンではなく競争相手となる敵将を狙うのが良いでしょう。 「行きなさい厳顔殿!さいみんじゅつです!」 厳顔殿はバッジを得たことによって見張り塔跡地から見つけた新たな将。搦め手を得意とする老将です。 「え、ちょっと、トレーナーにさいみんじゅつは……zzz」 うまく敵将を眠らせることができました。 この隙に在野の将を捕獲し、無事チャレンジを突破したのだった。
2 20/04/12(日)22:23:10 No.679157454
「ようこそ!ぼくがほのおタイプのジムリーダー、カブだ」 「私は孔明、蜀漢の丞相をしております。」 「ジムチャレンジは少し思うところがあるが、ヤローとルリナをしりぞけよくぞここまできたものだ!」 カブが丁寧に挨拶する。 「どのトレーナーもどのポケモンも勝つためにトレーニングしているだろう!だが戦う相手も同じように努力している!」 「ええ、その通りです」 「本番でどれだけ実力を出せるかだ!」 「「勝負の分かれ目は」」 「どのような計略で戦いに臨むかです」 「…やはりきみとは意見が合わないようだね、それでははじめようか!」
3 20/04/12(日)22:23:25 No.679157550
「行け!キュウコン!」 「厳顔殿!前に!」 戦いの始まりに観客が沸き立つ。 「厳顔殿、さいみんじゅつです」 「そのゲンガーのさいみんじゅつはジムチャレンジの時に見せてもらったよ!」 敵将キュウコンが身を躱す。 「キュウコン!ほのおのうず!」 厳顔殿が炎の渦に囚われる。 「流石は炎タイプ使い、火計はお手の物ですね…」
4 20/04/12(日)22:23:35 No.679157607
「厳顔殿、再度さいみんじゅつです!」 今度こそキュウコンが眠りにつく。しかし、炎の渦によって厳顔殿の傷は増えていく。 「続けて厳顔殿、たたりめです!」 キュウコンに大きなダメージが入る。 だが、キュウコンの目が覚める。 「キュウコン!ひのこ!」 厳顔殿に火の粉がまとわりつく。 炎の渦も合わさり厳顔殿はもう限界でしょう。しかし相手もまた限界。 「厳顔殿、そのままたたりめでトドメです!」 キュウコンが倒れる。それと同時に炎の渦が消えた。 「敵将キュウコン、蜀漢の厳顔が討ち取りました」
5 20/04/12(日)22:23:48 No.679157685
「やるね!じゃあ次だ!ウインディ!」 次の武将をカブが繰り出す。 ウインディはかみつく、かみくだく等、物理あく技を持ち、ただでさえ傷ついた厳顔殿はやや不利。 だが、計略でその差を埋めることはできます。 「厳顔殿、さいみんじゅつです!」 ウインディが眠りにつく。 「眠りは厄介だけど、目が覚めるまでの時間稼ぎにしかならない!」 「そう、これは時間稼ぎです。しかし、その価値はあります。厳顔殿、のろいなさい!」 厳顔殿は自ら傷を負い倒れる。 「自殺!?」 場には眠りについたウインディだけが残された。
6 20/04/12(日)22:24:00 No.679157752
「次です、黄忠殿、前に!」 「ピカチュウの耐久じゃウインディの技を受けきれない、…そのためのさいみんじゅつか!」 カブが冷や汗をかく。 「ふふふ…それだけではありませんよ、黄忠殿、ダイマックスなさい!」 黄忠殿の身体がみるみる肥大化し、雷雲を身に纏う。 「黄忠殿、ダイストリームです!」 長江の流れを集めたような膨大な量の水流がウインディを飲み込む。 それと同時に周囲を雷雲が包み、豪雨が降り始めた。 「雨か…!」 「ふふふ、敵将ウインディ、蜀漢の黄忠将軍が討ち取りました!」
7 20/04/12(日)22:24:12 No.679157821
「カブよ、頭を燃やせ動かせ!勝てる道筋を探すんだ!」 カブが自らに言い聞かせる。 「行け!マルヤクデ!燃えさかれ!キョダイマックスで姿も変えろ!」 カブの出したマルヤクデが火炎を纏いながら巨大化していく、その体長も通常より伸ばし堂々たる見た目は――。 「――さながら、炎の龍のようですね」 「…はは、そう言ってもらえると嬉しいよ。この雨じゃキョダイヒャッカも使えなさそうだけどね」 お互いの息が詰まる。観客も勝負のクライマックスを感じたのか歓声もひとしおだ。 「黄忠将軍!」 「ストリームです!」 「ダイ」 「マルヤクデ!」 「ワームだ!」
8 20/04/12(日)22:24:24 No.679157915
互いの技が互いを飲み込む。激しい水と虫の奔流がスタジアムを包む。 「マルヤクデは電気ポケモンのダイストリームなんかじゃやられないよ!」 カブの宣言の通りマルヤクデは黄忠殿のダイストリームを耐えきった。 「耐久に難のあるピカチュウでダイワームを耐えられるかい!」 黄忠殿を虫達が襲い、包み込む。 「私はこの場面を想定していました」 私は淡々と喋り始める。 「素早さで劣るウインディから攻撃を受けずに撃破する。雨を降らし得意の炎技を封じる。全てはこのための計略」 もしウインディから攻撃を受けていたら、もし相手が攻撃後に追加ダメージを与えるキョダイヒャッカを使ったら、 黄忠殿はここで倒れることになっただろう。だが――。 「全ては私の思い通りに運びました。故に黄忠殿は倒れませぬ」
9 20/04/12(日)22:24:36 No.679158008
「黄忠殿、トドメのダイストリームです!」 最後の一撃をマルヤクデが受け、倒れる。 「敵将マルヤクデ、蜀漢の黄忠将軍が討ち取りました」 「…いいポケモン、いいトレーナーだ、きみたちは勝って当然だよ!」 「いえ、こちらも相手が起きたら終わりという綱渡りの計略でした」 「いや、それでも、ジムチャレンジはじめの関門と呼ばれるこのカブに勝つとは――」 カブが握手を求める。私もそれに応じて強く握りかえす。 「ぼくの長年の経験をきみの才能…いや、きみの計略が上回ったな!ぼくに勝った証としてほのおバッジを贈ろう!」 こうして私は第三の玉璽を手に入れたのだった。
10 20/04/12(日)22:31:34 No.679160740
他の将はどうなるんだ
11 <a href="mailto:s">20/04/12(日)22:33:25</a> [s] No.679161389
>他の将はどうなるんだ とりあえず野生で出てきて捕獲できるレベルまでは保留ですね 全員揃うのはアラベスクジムくらいになる予定です
12 20/04/12(日)22:33:49 No.679161551
>他の将はどうなるんだ 十傑集とかから採用するかもって言ってたよ
13 <a href="mailto:s">20/04/12(日)22:35:55</a> [s] No.679162344
>>他の将はどうなるんだ >十傑集とかから採用するかもって言ってたよ あ、一応大会の蜀将メンバーは決まってます 関羽、馬超、黄忠、厳顔、雷銅、孔明(「」ウリ自身ではなくポケモン)です
14 20/04/12(日)22:39:18 No.679163470
名前からはポケモンが思い浮かばない…
15 <a href="mailto:s">20/04/12(日)22:42:38</a> [s] No.679164641
>名前からはポケモンが思い浮かばない… 黄忠、厳顔、雷銅は一応名前で決めました 関羽、馬超、孔明は見た目とかタイプとかですね
16 20/04/12(日)22:49:46 No.679167261
なんだかんだカブさんまで終わってるな
17 20/04/12(日)23:07:59 No.679173733
>名前からはポケモンが思い浮かばない… 俺逆に三国志知らないから黄忠がピカチュウで固定されつつあるぞ俺
18 20/04/12(日)23:09:53 No.679174412
>>名前からはポケモンが思い浮かばない… >俺逆に三国志知らないから黄忠がピカチュウで固定されつつあるぞ俺 黄忠は強い爺で、厳顔は強い爺だぞ
19 20/04/12(日)23:12:01 No.679175169
>俺逆に三国志知らないから黄忠がピカチュウで固定されつつあるぞ俺 今なら3/31まで横山三国志59巻無料!
20 20/04/12(日)23:15:02 No.679176195
おそいよ…