虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    20/03/20(金)22:48:09 No.672732155

    とあるアパートにて。 男は疲れた様子で家に帰ってきた。 薄暗い部屋に向かって「ただいま」と言っても返ってくる声は無い。 男はため息をつきながら部屋の明かりをつけると、猿ぐつわをされた白百合かぐやがいた。 かぐやは全裸の状態で猿ぐつわをされて、縄で拘束されていた。その腕には抵抗した痕が痛々しくついている。

    1 20/03/20(金)22:48:29 No.672732265

    かぐやは男を反抗的な目で睨みつけるが、男はニヤニヤした表情を浮かべるだけだった。 「今日もさくやちゃんは最高だったよ…」 今日は本来、リフレクトムーンのライブの日だったが、急遽さくやのソロライブということになっていた。今のところ、混乱を避けるためだろうか、まだかぐやが失踪していることは公表されてないらしい。 「むーっ!むーっ!」 さくやが何かを訴えるように叫ぶが、猿ぐつわをされていては声は届かない。 「ああ…でもさくやちゃんは遠い存在…そして触れがたい存在…でも、どうしても触れたい時ってあるよね」 男の手が、かぐやの太ももに触れる。思わずかぐやはビクッと身体を反応させる。 また酷いことをされるのだと、恐怖が込み上げてくる。

    2 20/03/20(金)22:48:48 No.672732389

    「さくやちゃん!」 男が動けないかぐやに覆い被さる。 全身を舐め回されるのが、おぞましくて恐怖に震える。 男はズボンを脱ぐと、その後かぐやはされるがままにレイプされるのだ。 この男は…リフレクトムーンのさくやのファンのようだが、その歪んだ気持ちをかぐやに向けているのだ。 かぐやの目には既に光はなく、早くこの男が飽きるのをただ待つだけになるのだ。 しかし…きっとお姉様はこの状況を察し、すぐでも助けに来てくれるはず…。 かぐやは、きっと来てくれる姉を信じることにした。 =================

    3 20/03/20(金)22:49:06 No.672732520

    とある日、あいねとみおは1人でいるさくやを見かけた。 「そういえば最近、さくやちゃんいつも1人でいるわね」 みおが言うと、あいねは少し心配になり、さくやの元へいった。 「あらあいねちゃん、ごきげんよう」 「最近かぐやちゃん見かけないけど…なにかあったの?」 「実はですね…行方不明になっていまして…」 「えぇ!?」 驚く2人。 「え?ちょっといつからそんなことになってるの!?」 みおが聞き返す。 「かれこれ2ヶ月くらいかしら?」 「そんなに!?」 さらに驚きだった。

    4 20/03/20(金)22:49:23 No.672732631

    「なかなか見つからないのでずっとソロ活動をしてきましたが…そろそろそれも限界かなって…」 「確かに最近ずっとソロライブばかりだなーと思っていたけど、そういうことだったんだね」 「っていうか、警察とかには連絡したの?」 「いえ、かぐやちゃんならお腹が減ったら帰って来るかなと思って、特にしてませんが」 「いや、なんでしないのよ?」 「お腹が減ってないのかと」 「もしかしたら拾い食いとかしてるのかもね!」 のほほんと笑うさくやとあいねを見て、みおは頭を抱えた。

    5 20/03/20(金)22:49:41 No.672732748

    「とりあえず、今すぐにでも探しに行きましょうよ!」 「でも…いつも帰りの道すがら探してるけど、ずっと見つからなかったわ」 「それ探してるっていうの!?」 「そうだ!さくやちゃんの占いで探せばいいんじゃないかな!」 「えぇ…まだ警察にも言ってないのに初手からオカルト捜査を…」 「まぁ!名案だわ!さすがあいねちゃん!」 手を叩いて喜ぶさくや。 みおため息をつきながらも、とりあえず占いの結果を待つことになった。 ===============

    6 20/03/20(金)22:50:01 No.672732885

    一方かぐやの方は、相変わらず男に好きなようにされていた。 既に嫌悪感等なく、何も感じず、何も思わなくなっていた。 「なんだよさくやちゃん、今日も塩対応だなー。塩対応はかぐやちゃんの役目だよ?」 そう言いながら全身を舐め回す男。 この世に希望はないのか、お姉様は何故助けに来てくれないのか。 もうこのまま男にされるがままに生きてくくらいな、いっそ命を絶ってしまおうか…。 かぐやが瞳を閉ざそうとしたその時…。 「そこまでよ誘拐犯!」 アパートの扉が勢いよく開かれた。そこには3人の影がいた。 「お姉様…あいねちゃん…みおちゃん…!」 かぐやは薄れゆく意識の中で、ようやく希望を見出した。

    7 20/03/20(金)22:50:22 No.672733036

    「おのれ姑息な誘拐犯!アイドルの正義の鉄拳を受けて神妙にお縄につきなさい!」 みおが誘拐犯に向かって攻撃を仕掛ける。 が、あっさりいなされて一通りレイプ後、あいねが加入して犯人はお縄についた。 さくやが犯人の前に出てくる。 「…あなた…トップオタの○○さんですね…」 「ぼ、僕を知っているのか…!?」 2人はまさかの知り合いだった。 「ええ…まぁいつもライブの最前線でイエッタイガーをやっているので嫌でも覚えますが…」 犯人は厄介勢だった。さくやはさらに続ける。 「でも…いつも私たちには紳士に接してくれる優しい方だと思っていましたわ…それがなんでこんなことになってしまったのでしょう…」 「僕は…」 男は涙を流しながら告白した。

    8 20/03/20(金)22:50:42 No.672733165

    自分は神聖であるさくやが本当に好きなこと。だから汚したく無い思いはあるが、それとは別に性欲が湧くのが許せなかったこと。 なのでその代用品としてかぐやを誘拐し、慰みものにしていたこと…。 「最低だわ…」 みおがつっこむ。 「うんうん…純愛だね…」 「え!?あいね…?どこら辺が?」 さくやがさらに1歩前に出る。 「わかりました…けど、これ以上かぐやちゃんを可哀想な目に合わすことはできません…よって…」 さくやは制服のリボンを解いた。 「ここから先は、かぐやちゃんを解放して、私が変わりになります」 さくやの提案に、その場にいた全員が驚いた。

    9 20/03/20(金)22:50:56 No.672733273

    「いやいやいや!本末転倒転倒でしょそれじゃ!」 みおが引き止めるが、さくやの意思は硬かった。 「しかし…僕はあなたにそんなことは…」 犯人すら戸惑っていた。 「でも○○さん…よく考えてください…」 さくや犯人に語りかける。 「ずっとかぐやちゃんを抱いてきて、あなたの気持ちは本当に私の代用でしかありませんでしたか…?」 その言葉に、犯人はハッとする。 今までもんできたおっぱいやあっちの具合を思い出していた。そして、自分の中で今まで栓をしていた感情が一気に吹き出したのだ。

    10 20/03/20(金)22:51:15 No.672733395

    (なんでもいいから早く助けて欲しいですわ…) ずっと拘束されたままのかぐやの前に、犯人が立っていた。 (な…なんですの…!?) また酷いことされるのでは…?と不安になったかぐやだったが、以外にも犯人は拘束を解いたのだった。 「わかってくれたんですわね…あなたのしたことは許せませんが…ここはお姉様免じて警察等には…」 言い切る前に、男に組み付された。 無理やり口の中に舌をいれられ、腰を押し付けられる。 「かぐやちゃん!かぐやちゃん!」 「むーっ!むーっ!」 男は改心して、推し変をしたのだ。

    11 20/03/20(金)22:51:36 No.672733521

    「僕にはかぐやちゃんしかいない!かぐやこそ最高なんだ!」 「いやあああ!離してくださいまし!離して!」 抵抗虚しく、かぐやは今日から再度監禁生活となった。 「良かったわかぐやちゃんにファンができて…」 「やっぱ普通に警察呼べばよかった…」 3人はアパート愛の巣を去る。 ドア越しに、かぐやちゃんの喘ぎ声を聞きながら。 《~完~》