20/02/09(日)18:11:10 ダイマ... のスレッド詳細
削除依頼やバグ報告は メールフォーム にお願いします。個人情報、名誉毀損、侵害等については積極的に削除しますので、 メールフォーム より該当URLをご連絡いただけると助かります。
画像ファイル名:1581239470529.jpg 20/02/09(日)18:11:10 No.661766941
ダイマしたけど昨日は失敗したので再挑戦させてほしい
1 20/02/09(日)18:12:19 No.661767225
ダイマは無理だけどコラ元と本の白黒のバランスがよくて画像は好き
2 20/02/09(日)18:13:09 No.661767458
東京日記の大ウナギの話みたいなの想像した
3 20/02/09(日)18:13:11 No.661767470
>ダイマは無理だけど いきなり!? 香山滋の良いところとして次の4つをプレゼンしようと思います (1)怪獣もいいけどクリーチャーもね (2)戦後なのに戦前の雰囲気 (3)名文とは言えない微妙な文章力 (4)隙あらばレズ
4 20/02/09(日)18:14:47 No.661767928
(1)怪獣もいいけどクリーチャーもね 大怪獣ゴジラの原作者として有名ですが小さめの怪生物もよく登場します たとえば代表作の『オラン・ペンデク』三部作はスマトラ島に棲むという マレー語で「小さい人」という意味のわりと有名な謎の原始人がメインです 他にも深海に棲む古代電気吸血ヤツメウナギや 数億年前の化石に閉じ込められた水から孵化した古代生物に モンゴルから来た美少女の幻覚を見せて卵を生みつける古代昆虫など 原始とか古代と付ければどんな設定を盛ってもいいと考えてる節があります クトゥルフ神話のようなコズミック・ホラーと相性が良くておすすめです
5 20/02/09(日)18:14:58 No.661767974
あいつ
6 20/02/09(日)18:16:43 No.661768518
>あいつ 早口で語るけど気にせずどんどんレスしてほしい (2)戦後なのに戦前の雰囲気 主に活躍したのは昭和20年代ですが作品の舞台には戦前の空気が漂います おそらく戦後にデビューした時にはもう40歳を過ぎていたので 教育を受けた1920年代の知識や経験で書いた部分が多いのではと思います (個人の感想です) だから作品には南洋や東南アジアに雄飛してぶいぶい言わせる日本人や 中国大陸やシベリアの奥地に進出してイキる日本人がいっぱい登場し 戦後の価値観では駄目よされたような「古き良き」探検ものが多いです 例えるならインディ・ジョーンズの雰囲気を連想させておすすめです
7 20/02/09(日)18:17:02 No.661768604
児玉さんにお前は他人のダイマをしてる余裕があるのかと小一時間問い詰めたい更新また一か月半空いてるし…
8 20/02/09(日)18:18:44 No.661769112
(3)名文とは言えない微妙な文章力 香山滋といえば10年ごとくらいに全集の出版される根強い人気作家ですが 基本的に褒めるのが前提のはずのその後書きや解説ですら 「文章が上手い」と言われたことはたぶん一度もありません スレ画の解説でも「プロットが行きすぎ」「文章がおとなじゃない」 「トリックかけない」「文章力や構成力に秀でてない」「焼き直し多い」 など散々な言われようです 「頭の中で考えてる書きたいことをセーブできずにいきなり書き過ぎ」 という熱意を楽しむ作品ではないかと思います(個人の感想です) 乱暴に例えるとゆで漫画や進撃の巨人にも通じるライブ感がおすすめです
9 20/02/09(日)18:21:25 No.661769954
(4)隙あらばレズ とにかく美女が二人以上登場したら同性愛描写を入れるという縛りでも 自分に課しているのではないかと思われるほどです 美女はだいたい背が高くてナイスバディで金髪や褐色もほどほどに混ぜます このへんは当人の性癖もあるのでしょうが戦後のアメリカ映画の感覚で 読者サービスしてるつもりなのかなと思います(個人の感想です) しかも文章力があれなので「その白い胸は実際豊満であった」 みたいな表現が続くのがまた楽しめるところです ただし百合のガール・ミーツ・ガールでドキドキのような展開は一切なくて がっつり四つに組み合うような即物的なのばかりですのでご了承ください いいよね…
10 20/02/09(日)18:22:28 No.661770246
ゴジラの原作者そんなん書いてたん・・・・
11 20/02/09(日)18:23:16 No.661770478
ダイマおしまい 上にも書いたけど香山滋はときどき復刊してはすぐ絶版になりがちです スレ画の文庫はまぁ正直無難な選集だけど820円なので買っておくといいよ
12 20/02/09(日)18:23:30 No.661770569
知らんかった…
13 20/02/09(日)18:36:10 No.661774053
>がっつり四つに組み合うような即物的なのばかりですのでご了承ください ここら辺もアメリカっぽいといえばまぁ…
14 20/02/09(日)18:39:10 No.661774892
海野十三みたいなもんか
15 20/02/09(日)18:45:42 No.661776819
>海野十三みたいなもんか うんわりと芸風似てます 海野は1949年に亡くなったので著作権が消滅してネットでもよく読まれてるけど 香山は1975年まで存命だったので逆に読まれにくいですね
16 20/02/09(日)18:54:17 No.661779377
なんだかまたダイマ失敗ぽいな… せっかくなので昨日貼って「」に 「あらすじそのまま貼ってもマーケティングにならねえよ」 とおこられたあらすじを再放送しとく
17 20/02/09(日)18:54:52 No.661779555
表題作は1948年の探偵作家クラブ賞新人賞を受賞したからたぶんミステリー 海鰻荘(かいまんそう)とは広大なプールを収めた温室を持つ館の名である 1920年頃に大富豪の水産学博士が18歳の若妻への新婚の贈り物として建てた プールには数万匹の熱帯魚の群れが放たれていたという だが妻には恋人がいて妊娠しており女の子を出産すると恋人と駆け落ちした そして列車事故に巻き込まれ赤ん坊を残してみな死んだ 寝取られ博士は怒り狂いプールに数万匹の巨大うつぼの群れを放ったという 娘は成長して18歳の今では亡き母親に瓜二つの美しさだ 許嫁の画家のモデルになったときはためらいなく脱いだ
18 20/02/09(日)18:55:56 No.661779858
さて1925年のこと博士は中国を探検して匪賊団に捕まり団長の娘に救われた 博士は中華娘と恋に落ち団長を説きふせて娘をもらい受け日本に連れ帰った 送別の宴では中華娘がはだかで剣の舞を披露したという 中華娘は海鰻荘に住むことになり男の子を生んで間もなく急病で亡くなった うつぼのいるプールをはだかで泳いだこともあるという 13歳になる息子は整った顔立ちだが陰気な少年に育った 父親にも心を開かないが義理の姉にだけは懐いており姉弟は非常に仲が良い
19 20/02/09(日)18:56:54 No.661780126
1937年の夏に海鰻荘で息子の誕生祝賀晩餐会が催された 館のある岬の土地の漁師たちや博士の仕事仲間など数百人の客がつめかけた 芸者や画家のモデルなども数十人が余興に駆り出された 晩餐のメニューは中華娘を偲ぶ趣向で匪賊団の送別の宴の献立が再現された モデルのひとりがプールをはだかで泳がされたりもした 晩餐会が終わり客たちが帰るとその夜は暴風雨になった 夜が明けて大温室の近くで娘と息子の死体が発見された 死体は血液や内臓をすべて抜き取られて骨と皮だけの袋のようになっていた はたしてどんな驚くべきトリックが使われたのだろうか(ヒント:怪獣)
20 20/02/09(日)18:59:00 No.661780718
>(ヒント:怪獣) まてや!
21 20/02/09(日)19:07:28 No.661783193
昨日のあらすじそのままのダイマも見たけど昨日より興味引く内容になってて良いと思いました 次はヒレマみたいな簡潔なあらすじながら興味を引く構成でオススメしてくれたらなお良いなと思いますと何様目線?と自分で思いながらアドバイスします