虹裏img歴史資料館

画像ファイル名:1580743361879.png 20/02/04(火)00:22:41 No.660279916

「逝きさん愛してる！」　「あははははキスキスキス！！！」 節分も過ぎてしまい「」は再び虹裏に専念する日々を迎えていた。 …しかし逝きさんの鬼娘ルックを見る事には今年も失敗したのだ。 残念だが逝きさんに角が生えるような怒らせ方はしたくないもので。 もちろん彼女に大してならいつだって人身御供になる心積りである。 『君を初めて見たとき天使かと思ったよ』と言えば良いとコラで覚えた。 「」は時々だが黄色いハンサムボーイ級の素敵な口説き文句を言う。 「あははははは！！雪が「」さんのお供え物になりますから！！」　「いやここは僕が逝きさんの」 ――二人してお役目を取り合うのだが「」も逝きさんも虹裏という流れる川の人柱のようなものだ。 逝きさんが本気で怒ったところを「」はあまり見たことがない。怒らせたことは何度かあるのだが… 怒ったかと思った直後にすでに彼女は泣いているのだ。そして次の瞬間、「」はだいたい命を落とす。 「」はそれで良いと思っている。逝きさんを悲しませる怒らせる「」には存在価値など無いからだ。 彼女を愛している。彼女のために「」は己の価値無き身を心を捧げようと、今日もスレを立てる。