虹裏img歴史資料館

1 19/11/18(月)01:07:28 No.639567300

何なんだろうか、声色は怒っている様子ではないけど、どこか緊迫感を感じさせるような色合いを見せている 路地裏を勝手知った道を歩むようにぐんぐんと進んでいくラファエルを、小走りで追いかけながらさっき思い出した言葉の意味を思い返す。 この世とあの世が曖昧になり、人と獣の区別が曖昧になる時刻。 ゲームをしているときは世界観を盛り上げるフレーバーテキスト程度にしか感じなかったこの言葉も、自分がふとその場面に居ると思うと少しワクワクしてくる。 「な、なあ、何処に行くんだよ」 困ったような曖昧な笑みを浮かべて尋ねるが、ラファエルは聞く耳を持たず緑色の髪の毛を靡かせながら裏道を歩き続ける。 さっきラファエルが怒っていると思ったのは、気のせいで本当は何かに腹を立てていたのだろうか。 だがラファエルのことだ、何時も怒る時はまるで起爆剤が爆発したかのようにその場で怒鳴り散らすだろう。 それから暫く歩いてラファエルは手を引きながら、裏通りの道から小汚い雰囲気のビルにするすると入っていく。

2 19/11/18(月)01:08:45 No.639567596

「……な、なぁ……」 まるで病院に連れられて行くようなペットの気持ちになりながら、ラファエルに声を掛ける。 それでもラファエルは声を返さず、手を離さないように握りこむ力を強める。 いや、手を離さないというより、まるで獲物を逃がさないようになのだろうか。 たまたま開いていたエレベーターへと乗り込み、最上階ボタンをラファエルが押すと体が一瞬ずしりと沈み込むような重さを感じた。 『逢魔が時』という単語が出てきたゲームはホラーの様な世界観だったこともあり、連想ゲームのように不安が募っていく。 本当にこいつはラファエルなのだろうか、そんな一抹の不安が浮かび始めたころ、ラファエルが俺の顔をじぃっと見つめている。 その瞳は何かを値踏みするような眼差しと、首筋がチリチリと戦慄くような感覚を覚えた。 「な、何？」 言葉が思いつかず、ただ思った通りの言葉が零れ落ちた。 それでも彼女の顔は利発そうな表情を崩さず、こちらの瞳をじぃっと覗き込み続ける。 ラファエルが一歩俺の方に踏み出すのに合わせて、俺も一歩足を後ろへと下げた。

3 19/11/18(月)01:09:32 No.639567774

「あ、あの……」 そういって何かを切り出そうとしたとき、ラファエルは掴んでいた手をすぐ後ろにまで近づいていた壁へと押し付けながら口を開く。 「あんたは繋がり、っていうのを信じるかしら」 唐突に切り出された言葉に、目を瞬きながらラファエルの言葉の意味を考えこむ。 だが唐突過ぎる言葉に何かの意味のつながりを見いだせず、ただ阿保のように開いた口から言葉を編み出せずにいた。 「……どうせ突然すぎる、とか何とか考えてるんでしょう」 「う、うん……」 スパイの訓練を受けているはずの俺は、突然すぎる問答に何も返せず唯々彼女の言葉に賛同するしかない。 ラファエルは一瞬眉を潜めて深くため息をついた。

4 19/11/18(月)01:10:12 No.639567926

その後中に浮いていたもう片方の手をつかみ上げ、エレベーターの壁にまた押し付ける。 自分よりも少し身長が高い彼女は俺を見下し気味になりながら、突然のことに戸惑う俺を睨めつけるように見下げる。 「私は昔は信じてなかったわ」 そういう声にはまるでラファエルが芸術を語る時のような熱が籠っている。 「あんたまた何処かで知り合いを作ってきたみたいね」 唐突な言葉に俺は意味も解らず、まるで尋問を受けているときの様な面持ちになり静かに首を縦に振る。 「繋がり、それを繋ぐ意味あんた分かっているのかしら？」 「……と、友達になるとか？」

5 19/11/18(月)01:11:23 No.639568188

次の瞬間ラファエルの顔がぐいっと近寄ってくる。 少しだけ甘いなんていう名前か思い出せないけど、どこかでかいだような香水の匂いがして、ドキドキしながら顔を逸らしてしまう。 「私の目を見なさい」 「ち、近いって……」 「良いから」 渋々顔を向けると、体同士が接するほど近づいたラファエルの顔が目に入る。 ラファエルの目は何時もより見開かれ、何処か必死さの様な形相が混じっている。 「繋がりっていうのはね、縁よ。それは友達にもなるし、時にはそれ以上にもなる」 そういうラファエルの声には時間があまり残されていないとでも言いたげに駆け足気味だ。

6 19/11/18(月)01:12:38 No.639568440

「う、うん？」 「……まだ、わからないの？」 そういう彼女にどう答えたらいいものかわからず。 ただただ首を縦に振るしかない自分が情けなく感じ始める。 「そう……でももういい、もう私は迷わないわ」 「え？」 そう言ったラファエルは突然、目を細めてニッコリと笑いだす。 その瞳はまるで人だったものが、獲物を見つけて本性をあらわした獣のように見えた。

7 19/11/18(月)01:14:37 No.639568832

突然のことに惚けていたままの俺は、虚をつかれたままラファエルにキスをされた。 妄想の中だけなら何度か夢見た感覚は甘ったるいような何かだったそれ。 だが突然押し付けられた現実は甘ったるいというよりは、暖かな生肉の様な柔らかく弾力のある物質に自分の舌を絡めとられる。 上昇し続けるエレベーターの中で自分の思考が纏まらず、ただただラファエルに口の中を貪られ続けた。 呼吸がうまくできず、逃げようとして逸らした口から喘ぐような声がエレベーターに響く。 そうしてできた口と口の間から漏れた音、生暖かい唾液が首筋を伝い落ちていく。 鼻腔に彼女の甘ったるい匂いが広がり、くすぐったい様な感覚と混ざり合って頭がくらくらする。 エレベーターが徐々に減速し始めたとき、ラファエルが顔を離し口の淵に付いた唾液を拭いながら、膝から崩れた俺を見下げて笑った。 「あんたと、誰よりも先に、一番重い繋がりを作るわ」 「ふぇ……」

8 19/11/18(月)01:14:54 No.639568872

そういうラファエルは目を細めながら、にっこりと笑っていた。 頭も体もうまく動かせない混乱したままの自分の肩を担ぎながら、エレベーターの外にある一階に比べてやけに綺麗なホールの道を歩く。 「あんたがどう思おうと、私は今日は自分に素直になるわ」 まるで自分に言い聞かせるように喋るラファエルに担がれたまま、俺はラファエルの開いた黒いドアの奥に引きづり込まれていく。 余りに唐突過ぎる、そんな言葉が頭によぎった。 だが碌な抵抗も出来ないまま体が部屋の奥に引きずられていき、背後でドアが閉まる音が響いた。

9 19/11/18(月)01:24:19 [これ以降は今から書く] No.639570554

ふわふわと夢見心地といえば聞こえはいいものの、突然のことに自分が何をされたのか分からないまま部屋のすぐ近くにあったベッドに寝転がされる。 キスを……された？　なんで？　意味と事のつながりが理解できないまま、ラファエルが寝転がる自分の体に覆いかぶさった。 胸元のネクタイを外し、ベッドの上に放り捨てながらラファエルは舌で唇を舐めまわした。 「あんた女に好き勝手されて恥ずかしくないの？」 「ら、ラファエル……なんで……」 「……意味なら自分で考えなさい」 そう言ってラファエルはもう一度、貪るように自分の口に口をつけた。 意味を考えるよりも今起こっている感覚を受け取るのが精いっぱいで、それを見たラファエルが目を細めているのが見える。 人と獣の間が曖昧になる、そんなことを思い出させるような笑み。

10 19/11/18(月)01:28:55 No.639571314

ラファエル… 今回のシナリオでやけにレンちゃんがファーストキス気にしてるからってお前…

11 19/11/18(月)01:33:13 No.639572020

やっぱりラファエルは攻めだったんだ！ レンちゃんに勝つなんて余裕だったんだ！

12 19/11/18(月)01:33:14 No.639572023

そんな彼女が怖くなって、思わず突き飛ばしそうになるけど、とうのラファエルは押されてもびくともしない。 ラファエルは自分が押しのけた事に気が付いたのか、口を離してまた付着したよだれを拭った。 「抵抗する気があるのかしら、それとももっと無理やりがお好み？」 「はぁ、はぁ……せ、説明、説明を」 そんな言葉を投げかけた瞬間、ラファエルは気分を害したように眉を顰めた。 「説明？　何度だってしてるわ、けどあんたは何時も気が付かない、だから一番原始的で直接的な表現をすることにしたの」

13 19/11/18(月)01:40:33 No.639573157

そういいながらラファエルは膝立ちで寝転がっている自分の黒いスカートの中に指を突っ込み、ショーツの上から細く熱っぽい指を這わせる。 「あっ、やっ」 想像したことも、経験したこともない事には突発的な反応しかできず。 ただか弱い女の子の様な悲鳴を上げる姿を見て、ラファエルはまた笑みを深くした。 「良い子ね……」 そういいながらラファエルは優しく頭を撫でてくる。 他人を受け入れたことのない純潔を嬲られ、背筋がピリピリするような快感に身もだえしながら頭を撫でられて甘いため息が漏れる。

14 19/11/18(月)01:46:08 No.639574006

「んぅ、いやっ……あっ、ひっ」 片方の手は赤ん坊をあやす様に、それでいてもう片方は女の子を辱める行為。 生まれて初めての感覚に振り回されながら、ラファエルを見る。 笑っていた、買い物をしている時でも見ないような、幸せそうな笑みを浮かべていた。 背筋が凍るような感覚に、目じりからぽろぽろと涙が零れ落ちる。 「自分が情けないの？　それとも……怖いのかしら」 自分を眺めていたラファエルがふと憮然とした表情でこちらを見下す。 「あんた……いえ、そうね赤ん坊、赤ちゃんがいいかしら」 そういいながらラファエルはくすくす笑いながら、頭を撫でていた手で自分の胸のシャツのボタンを外し、ブラをずり下げた。 普段なら慌てて目をそらすような光景の中で、目がそらせずただ声にならない声を漏らしながらその風景を見上げる。

15 19/11/18(月)01:50:25 No.639574652

「ほら……おっぱいよ、私の赤ちゃん」 されるがまま顔に押し付けられた、香水とは違う甘い匂いで鼻腔が満たされて目の前がちかちかする。 「……ああ、吸い方がわからないのかしら？」 思考が崩れされるがままの自分の口に、柔らかな何かが添えられる。 舌が当たるたびに、部屋に自分大き目な声とラファエルの微かな声が満ちる。 「そろそろいいかしらね……？　ねぇ、大きな赤ちゃん」 そういって自分のショーツを嬲っていた、自分の体液で汚れた手をこれ見よがしにこちらに見せつける。

16 19/11/18(月)01:51:32 No.639574790

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17 19/11/18(月)01:55:29 No.639575350

腰を甘く疼かせるような感覚が止まって、必死にその液体の意味を考える。 そして意味が分かった瞬間、ラファエルは自分のショーツをズラし指をゆっくりと胎内へと捻じ込んでいく。 「あっ！っぁ……！ぁぁ……ぁ……」 自分のものではない何かが、狭くきつい自分の胎内を押し上げる感覚に口から嗚咽をこぼす。 「……あぁ……やっぱり最高よ、あんた」 そういうラファエルは指の感覚を確かめながら胎内をほぐす様ように、ゆっくりと押し広げる。 そして、自分の中の何か薄い膜を押される感覚に気がついた。

18 19/11/18(月)02:03:01 No.639576354

心臓がドキンと跳ねた。 初めて、奥にある膜。 「あ、い、嫌！やっ！」 必死に抵抗した瞬間、ぷつっ、ぷつぷつっと何かが胎内でちぎれる感覚と、鈍い痛みが零れる。 「っ！っぁ！ぁぁ！」 「よしよしすぐに良くなるわ……」 ラファエルの言う通り、鈍い痛みは一瞬で、また徐々に甘い快楽が押し寄せる。 ラファエルの能力のお陰なのだろうか、そんなことを考えながら纏まらない思考を必死に広げる。 「ねえ、あんた元男なのよね」

19 19/11/18(月)02:06:57 No.639576928

そういって耳元でラファエルがほくそ笑む。 「女の子の気持ちいいって、波なのよ、ずっと波が上がるか、下がるかだけ」 「はぁ、はぁ……えっ……？」 ラファエルが自分の目尻に零れた涙を舌で掬いながら、また目を細めた。 「……『私の彼氏にするんだから、壊れないでね？』」 「ま、まっ」 それから覚えてるのは泣きながら壊れたような嗚咽と、喘ぎ声を上げた後、意識を手放したことだけ。

20 19/11/18(月)02:09:24 No.639577268

朝起きた時、下半身に残った甘ったるい疼きと、叫び続けたせいか喉が痛い事だけはわかった。 ふと隣で自分に抱き着いて幸せそうにラファエルは寝ていることに気が付く。 「……な、なんだったの……？」 そういって近くを見ると体中に着いた、赤い斑点模様が大きな姿鏡で見える。 自分は羞恥心に顔を真っ赤に染め上げながら、こんな姿を他人に見られたらなんて言い訳をしようか、そんなことを現実逃避気味に思うのだった。

21 19/11/18(月)02:09:47 [寝る] No.639577327

終わり、もう寝ていいよ

22 19/11/18(月)02:12:47 No.639577738

デートレイプすぎる…

23 19/11/18(月)02:13:47 No.639577851

ただラファレン良いよねってしながら、けどラファエルってレンちゃんを産卵したりしてるから、彼氏になりたいのかママになりたいのかどっちなんだろうね、っていう思いでこうなったよ。 けどレンちゃんがラファエロにレズレイプされたらもう男の子に戻れないくらい快楽にどちゃ漬けにされて 時折（週4位）ラファエルの家にレズレイプしてもらいに行っちゃうくらいがいいよね、そんな感じお休み

24 19/11/18(月)02:15:00 No.639578000

あいつ わかるよ...

25 19/11/18(月)02:17:09 No.639578218

自分はラファエル隠れMレンちゃんにメスにされたいむっつりお嬢様派だけどやっぱり攻め攻めドSラファエルもいいよね… 学校でもラファエルにおねだりするようになっちゃうんだ…

26 19/11/18(月)02:17:12 No.639578222

次書くならすっかり女の子の生活になれちゃったレンちゃんが、そんなに女の子がいいなら女の子なりのレイプにするわよってカラオケボックスでおっぱじめるやつにしたいな、なるかなわかんねぇ、雰囲気で文字を打ってる その時の気分に任せろ