19/10/11(金)00:01:06 おめ海... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1570719666658.jpg 19/10/11(金)00:01:06 No.629505513
おめ海おじ!
1 19/10/11(金)00:05:35 No.629506888
おめ! しかしステの誕生日ムービーはいいものだ
2 19/10/11(金)00:06:43 No.629507277
寿司ケーキか… おめでとう海おじさん
3 19/10/11(金)00:09:08 No.629508036
自宅のみならず事務所でも使う気満々でだめだった 海おじおめでとう
4 19/10/11(金)00:11:51 No.629508850
海おじ明日は海行っちゃダメだよ…
5 19/10/11(金)00:16:09 No.629510155
>海おじ明日は海行っちゃダメだよ… 実は海に行かずとも埼玉県境ラインとかの段階で危ないのだ… 東国坂東の「」モたちは気を付けて…
6 19/10/11(金)00:21:42 No.629511921
「はっ?寿司を?握れと?」 虫の音も穏やかになる神無月の初めである 「」ロデューサーは同僚より大事な用という事で呼び出されたのだ 「分かっているだろうけど次の大運動会はうちの社運…いやアイドル業界危急存亡之秋なんだよレジェPくん…」 「いやそれは分かりますけどそこで寿司って…」 「分かる、だからマグロの解体自体は僕と社長がやるから、すしざんまいポーズも含めて」 要は運動会前に事務所での十月生まれの誕生会をやるというのだ、その出し物という事で寿司を出す事にどうもなっているのである そうしてあれよあれよという間に練習をしつつ十月の誕生会に備えているのだ 「……大丈夫かなー「」ロデューサーさん?」 「あっ…想楽くん」 「最近魚肉多いよねー魚肉も肉ですよーって」 「特に十月組には内緒だから……」 「中学高校でもここまでどんぶりキメる事もなかったかもねー、まあ動いた後の運動部のごはんの誘惑が分かった気がするよー」 しばらく定番になりつつある寿司あるいは海鮮丼にそこまで悪い気がしないキタムランドである
7 19/10/11(金)00:22:26 No.629512148
「ただそろそろお肉が食べたいなーって思うんだけど、「」ロデューサーさん、期待してるよー」 苦笑いすると「」ロデューサーは今日の分を彼に出すのだ 「ではではー」 九月の暮れより始めているがそろそろ慣れてきたのは自分でも分かっているのである、シャリの握りを硬くし過ぎに……と。 「おこめはー……OKだねー、酢も甘めのスタンスで一貫してるねー」 「やっとここまで……」 「でも本当に大変なのはここからだよー」 そう言いながら次に吟味するのは魚である、切り方とて重要な問題なのだ 「包丁一つでここまで変わるからすごいよねー、僕も雑貨屋だったから色々おススメしたけど包丁まではねー」
8 19/10/11(金)00:22:36 No.629512209
口では道具を褒めつつ指で丸を作るときちんと使いこなせているという事を彼は伝えてくる そして本丸である寿司に箸を伸ばす 「がんばったねー「」ロデューサーさん」 食べた後にさっと箸を置く 「とりあえずはねーこれでいこうとおもうよー、今まで付き合ってきて一番いいよー」 「本当に!?」 嘘をつく理由がキタムランドにはない、最初は礫とぼそぼその魚の切り身から始まりそれを空腹に任せて食べていた時期も無いではない 少々マシになった時期であってもやはり散々運動会の仕込で体を動かしているからそう感じるだけ、錯覚かもしれないと思った事も無かったワケではない しかしそれを超えて今こうして中立的観点から旨いと言えるまでになっていることにいくらかの感動を覚えているのである
9 19/10/11(金)00:23:04 No.629512382
華々しく勝利の運動会の前祝という事で十月の誕生会を派手にやる315プロである、それくらい確実に勝つという意気込みで挑むのだ 先の大勝よりしばらく呼ばれないままであったのはアイドル業界的に少々問題であったのは言うまでもない ここで挽回のチャンスというのである 「社長と虎牙道Pのすしざんまい…夢に出そうですね……」 しのののさんは細い目をさらに細めると天才の口を拭きながらそう言うのだ 「しかし卓上のヴァルプルギスは美味であるぞソーイチロー」 「アスランさんもマグロのグリル、お上手でしたよ、やはりうちのシェフは有能ですね、なあ神谷」 頷く神谷は空になった皿を天才に見せるのだ 「次、始まりますよ二人とも」 想楽は目配せをすると「」ロデューサーと共にさっと出てくる、もちろんそれ相応の衣装である 「紅白の花が散る散る口の中」 「マグロ、ご期待ください」
10 19/10/11(金)00:23:48 No.629512593
急に
11 19/10/11(金)00:24:52 No.629512908
小ボケから始まるのは照れだろうか、しかし一度包丁を握ると真剣な顔になる「」ロデューサーである 「じゃあアシスタントはやるからがんばってねー」 ありがとうと小声で言うと「」ロデューサーは桶のシャリをスッと掬う スポットライトを浴びると視線が手の中に集中している事を感じるのだ、そしてそのうちの一人に海おじが居るのだ、今日が誕生日である 「クリスさん!」 やさしく絞る様に、形成も良く一瞬の出来事が長く感じられたが出来てしまうのは本当に一瞬であった 「これを私に?」 「ええ、少なくともこの場で魚というと特に海ならクリスさんじゃないですか、よろしくお願いします」 馳走にあずかるとばかりにいただきますの一言を出だすと適量の醤油と僅かに少なくした山葵と共に赤身の寿司を口にした 「本日の事務所の海、満点です!」 この一言を聞くと「」ロデューサーは一瞬力が抜けてよろめくと傍らのキタムランドに支えられる
12 19/10/11(金)00:26:06 No.629513271
「いいんですか?」 「事実美味しいのです、これは変え様の無い事ですから、想楽もお手伝いしていたんですよね、知っていますよ、魚三昧は少々羨ましい日々でしたよ」 バレていたかという顔をするとキタムランドは舌などを出してみる 「最近のメシは毎度いいうどんの出汁だったんだけどなあ」 「アラが出るのもこれが最後だから今日の〆で味わってよねー」 実はちゃっかり相伴と洒落込んでいたのは淫魔は少し残念そうであるが特製の五目お稲荷を食べながら二人を労う 「都築さんは…鯛なんかもありますけど?」 「」ロデューサーはアルテPと共に水おじさんに歩み寄ると白い物を差し出す
13 19/10/11(金)00:26:26 No.629513385
「いや僕も同じ物を貰うよ、流石に脂は辛いからこっちの方にしようと思うけどね」 「たしかに脂はマシですけどあじは確実にこちらの方が濃く重くなりますよ!」 「いいんだ麗さん、この会はそういう会だし麗さんも僕もあの三人と一緒に頑張るんだからね」 レジェの三人と「」ロデューサーは最後の一皿を水おじさんの前で握るのだ 「……、なるほど、海の、海の個性の味がするね、僕たちの音の様に含む物が広いよ、これが魚の味か……」 「いい物ですよ、海の味は」 ゆっくりと食べた彼の瞳を射抜く様に見ると海おじさんは水おじさんへ手を差し出した 「では勝鬨をあげましょう!」 「えい!えい!」 「パッション!!」 ああまたやってしまった…そう思いつつもやはり弊社はパッションであると思う「」ロデューサーであった
14 19/10/11(金)00:28:45 No.629514039
寿司ケーキいいよね… とにもかくにもおめでとう海おじさん 動いてありがとうっていうのもいいし何となく他にも沢山居る前での動きっぽいなあって
15 19/10/11(金)00:45:34 No.629518327
キタムランドって何だかんだ言ってスッと相手の要望に沿う物をお出しするよね
16 19/10/11(金)00:51:15 No.629519754
なんだかんだでやさしあじのあるキタムランド…