19/09/22(日)00:05:59 「エー... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1569078359443.jpg 19/09/22(日)00:05:59 No.624588978
「エービーシー…ですか?」 夜中の夜更かし。皆さんと一緒にお話をしていたらそんな話題が。 「アタシは族のダチとAまでだったな」 「えぇ!?サキちゃん!?」 「やっぱり不良って色々トンでるわね…」 「無理矢理それに当てはめりゃの話だよ!仲間内のノリだし勘違いすんなっての!アタシャノーマルだ!」 「………?」 どうしましょう…皆さんが何について話しているのか良くわかりません。 えーびーしー?…アルファベットのAとBとC…でしょうか? 「純子の世代ってこの言葉が流行ってたんだっけ?」 「そうなんだ~…純子ちゃんはどこまで…なんて聞くまでもないか!ごめんね!純子ちゃんだもんね!」 ………危なかったです…何故か自分で納得してくれて助かりました… 流行っていたなんて本当でしょうか…もし本当なら当時のプロデューサーが教えてくれそうなモノですけど… …ですが。何はともあれ、私だけが知らないままでは居られません。 私が生きた時代の言葉を知らないなんて、伝説の昭和のアイドルである紺野純子のプライドが許しません。
1 19/09/22(日)00:06:13 No.624589048
かといって、皆さんに聞くのは論外です。プライドです。 自分で調べようとも思いましたが、今のマイコンは操作が複雑すぎて扱えません… よって。私が一番頼れる人に聞こうと思います。なんだかんだ言って馬鹿にしたりしない人に。 「…ABC?」 「そうです。ABCです」 作業を中断した巽さんは私の言葉を聞いて、顔を顰めました。 「お前な…というかそんなの聞いてどうすんじゃい」 「知りたいんです。巽さんから聞きたいんです」 溜め息を吐いて、ようやく目の前のマイコンから私に顔を向けてくださいました。 「なんで知りたいんじゃい…」 ………ここで素直に私がわからないから。と言ってしまえば、即ふざけ倒されてしまうのが見えています。 「巽さん」 なので、交換条件を出してジリジリと燻り出しましょう。 「教えてください。代わりに私のABCを教えますから」
2 19/09/22(日)00:06:32 No.624589127
「………は?」 ABCは未だに微塵もわかりません。ですが、巽さんのを聞いて自分に当てはめれば、自ずと見えてくるはず。 口をあんぐりと開けて私を見る巽さん…私…もうミスをしてしまったのでしょうか… 「い、いや、お前それは」 「教えてください。巽さん」 こうなったら勢いのままに詰め寄ります。押します。 「ぐ、ぐむむ…」 「そんなに、言えませんか?」 押してダメなら、引いてみましょう。 「巽さんともあろう人が、言いたくないんですか?それなら悲しいですけど、仕方無いですね」 「………お前のABCなんざ聞いても意味無いじゃろがい!」 一見強気ないつもの言葉ですが、これは取っ掛かりになります。 「…どうしてですか?」 「そんなん火を見るより明らかだからに決まっとろーが色ボケゾンビィ!」
3 19/09/22(日)00:07:05 No.624589294
…アルファベット…火を見るより明らか…色ボケ…言いたがらない… ………わかって、しまいました。 「………あぅ」 私の顔を羞恥が染め上げます。恥ずかしい…なんて、はしたない事を… 「なぁにを今更恥ずかしがっとんじゃい!」 「ち、違います!…これは…その…」 思ってもいなかったんです。全く、予想だにしていなかったんです。 ……………胸のサイズの話だったなんて思いもしなかったんです。 「私…なんて事を巽さんに…」 男性の胸のサイズを聞くなんて…なんて…!恥ずかしい…! 「はぁー!真っ赤になっちゃってかわうぃいねぇ!?」 「うぅ…」 「そんな調子だから聞く必要も無いんじゃい!」 勢い良く叫ぶ巽さんに、唇を軽く噛んで耐えるしかありません… 「どうせ純子はAすら行ってないじゃろがいこんボケェ!!」
4 19/09/22(日)00:07:22 No.624589378
羞恥の熱が、一瞬で消えました。 巽さんでもその言葉は聞き逃せません。許せません。 「………あります」 「…うん?なんじゃい!はっきり言わんかい!」 口にするのを止めるのは、まだ今なら間に合います。 ですが私の覚悟は、折れません。乙女心は、折れません。 大きく息を吸い込んで巽さんを真っ直ぐ見据えます。 「…私は!!!C!!!あります!!!!!」 椅子から転げ落ちる巽さん。書類もマウスも、何もかもを巻き込んで盛大に床に転びました。 こんな大声で自分の…胸を言うのは本当に恥ずかしいです… それでも、乙女としてそんな風に思われるのは許しておけません。 …ちょっと見栄を張るのも仕方ないんです。乙女ですから。
5 19/09/22(日)00:07:47 No.624589506
「……………え?」 先ほどまでの勢いは何処へやら。とても情けない声が転んだ姿勢のままの巽さんから聞こえてきます。 「…嘘…だろ?」 「本当です」 嘘です。だけどあれだけバカにされたら、ちょっと盛りたくなるじゃないですか。 「…そんな…馬鹿な…」 ゆっくりと起き上がる巽さん。怪我は無さそうで何よりです。 ですが、まだ酷い言い様…流石の私も泣いちゃいそうです… 「し、Cくらい、余裕でありますから!」 再度、その場で転ぶ巽さん。床に散らばった書類が巻き上がります。 「…ヨ、ヨユウ…?」 「はい!伝説の昭和のアイドルたるもの!余裕です!」 「あわわ…あわわわわ…」 確かに私はスレンダーで可愛い系ですが、そんなAも無いなんて言われる程じゃありません!
6 19/09/22(日)00:08:15 No.624589650
「昭和は…恐ろしいな…」 机の脚を掴み、机を掴み、何とか立ち上がった巽さん。 膝はもうガタガタの小鹿さんのよう。 これなら、もう私をバカにしたりはしないでしょう。私の勝ちです。 ………そうなると、今度はちょっと自分を大きく見せたくなっちゃうのも乙女ですよね? 「私が14の時にはもうC行ってましたね!」 机の角に勢い良く頭をぶつけて床に転ぶ巽さん。転ぶのはこれで三度目ですが、痛そうです… 「ひ、ひぇ…ひぇえええ…」 恐れるように私を見つめる巽さんを見て、エッヘンと胸を張っちゃいます。どうです?Cですよ? ここでハッと気付きました。 上手い嘘とは、真実を混ぜる事だと何処かで見ました。 混ぜちゃいましょう。非常に悔しい真実でしたが、今なら私もその仲間です。 「同期の女の子達も皆同じくらいでCに行ってましたよ」 「ぴょ………」 絶句です。こうなったなら、最早私の言葉に何の抵抗もしないでしょう。
7 19/09/22(日)00:08:27 No.624589726
「夢だ…これはきっと夢だ…」 むっ。なんという事をするんですか巽さん。 ここまで来て現実逃避なんて、許せません。絶対に私がCだって認めてもらいます。 「巽さん」 一歩、歩み寄ります。 「なら、確かめてみましょう?」 「な、何を…」 「決まっているじゃないですか」 汗をタラリと流す巽さんに一歩、歩み寄ります。 「私が、Cなんて余裕だって事ですよ」 恥ずかしいなんて、もうありません。この人にわからせる事だけしか頭にはありません。 無様に床に尻餅をついた状態で後ずさりする巽さんを、ゆっくり追い詰めます。
8 19/09/22(日)00:08:46 No.624589810
私がゆっくりと近づくにつれ、勢い良く汗が流れていく巽さんの顔。 「ま、待て、落ち着け、わかった、わかったから」 「待ちません、落ち着いてます、わかってませんよね?」 一歩。また一歩。巽さんに近づきます。 「…そ、そうだ!俺のABCだったよな!?聞かせてやる!聞かせてやるから止まってくれ!」 …巽さんは何を言ってるんでしょうか。男性にバストサイズを測る習慣なんて無いでしょうに。 「巽さんの事ですよね?Aも無い事なんてわかりきってますよ」 巽さんのサングラスに、亀裂。 亀裂の下から流れる、綺麗な雫。 ここまでの動きが嘘のようにスムーズに立ち上がり、私の横を走り抜けて。 部屋の扉を開けて、外へ。 「俺は安売りしてないだけだからぁあああああああああああああ!!!」 ………徐々に遠くなっていく声に、私は呆然と立ち尽くすしか出来ませんでした。
9 19/09/22(日)00:09:13 No.624589930
「ABC…ですよね!」 再度、夜更かし。皆さんと一緒にお話をしていたら、そんな話題が。 「純子ちゃん?」 「確かサキさんはAなんですよね!」 「お、おう…それでいいや…」 「純子?どうしたの?」 「前に一度聞かれたじゃないですか?私のABCについて!」 「た、確かに聞いたけど…」 「悪乗りが過ぎたっちゃね…ごめんね純子ちゃん…」 「謝る必要はありません!ですが、今度はちゃんと私の口から聞いてください!」 今日こそ、私は逃げも隠れもしません!自信満々に答えてみせます! 「…私はCです!」
10 19/09/22(日)00:09:27 No.624590028
部屋が一瞬で静かになりました。皆さん揃いも揃って、目を見開いています。 「純子…ちゃん?」 「はい!なんでしょう!?」 「…ほんとに?」 むぅ。こうもハッキリと宣言しても、まだ信じていただけませんか… 「そうです!私の胸はCありますから!!!」 「……………」 もう一度宣言してみると、今度は何とも言えない表情に。 「…純子、耳貸して」 「はい?」 神妙な顔をした愛さんに囁かれ、頭を寄せます。 「…ってのはね…Aが…で…B…で………Cは………」 「…………………」 ……………きのこになります。
11 19/09/22(日)00:11:04 No.624590516
おぼこよか…
12 19/09/22(日)00:12:42 No.624591011
自爆きのこです。。。
13 19/09/22(日)00:14:21 No.624591457
いぬいくんはさぁ・・・
14 19/09/22(日)00:15:48 No.624591921
タツミー このままだと妖精になっちゃうよー
15 19/09/22(日)00:19:04 No.624592962
よえー巽よえー
16 19/09/22(日)00:20:27 No.624593396
幸太郎はんのファーストキッスを奪いなんし!
17 19/09/22(日)00:21:02 No.624593629
どちらにせよ幸太郎の雄っぱいはA以上あるのでは? さくらは訝しんだ
18 19/09/22(日)00:22:59 No.624594265
巽Aもないのか…
19 19/09/22(日)00:26:32 No.624595479
幸太郎はんは童貞非処女と相場が決まってるでありんす
20 19/09/22(日)00:28:02 No.624595945
純子ちゃんCもないくせに!
21 19/09/22(日)00:29:00 No.624596239
愛ちゃんはABC知ってるんだな・・・
22 19/09/22(日)00:30:36 No.624596689
どうしてFカップやIカップがいる前で見栄張ったのよ…!
23 19/09/22(日)00:33:16 No.624597500
昭和アイドルって清純が売りだと思っとったわい
24 19/09/22(日)00:35:00 No.624598008
恋のABCを一緒に体験していきなんし!
25 19/09/22(日)00:36:02 No.624598342
多分姐さんやリリィもわからないよね
26 19/09/22(日)00:39:18 No.624599359
セクハラじゃい…
27 19/09/22(日)00:41:52 No.624600078
わからんことがあったらすぐ私たちに質問してよかよ
28 19/09/22(日)00:43:38 No.624600599
Cは大嘘だろうけど何カップなのよ純子ちゃん
29 19/09/22(日)00:47:07 No.624601601
>Cは大嘘だろうけど何カップなのよ純子ちゃん 公式サイト見なんし! Bでありんす!
30 19/09/22(日)00:47:23 No.624601673
誤解が解けるまで巽に畏怖の目で見られそうだな…
31 19/09/22(日)00:49:57 [sage] No.624602476
「………という…わけだったんです…」 きのこを生やしながら、巽さんのお部屋へ。恥ずかしいです… 「な、なぁーんだぁ!!いや気付いてたけどね!?うん!流石にね!?」 アハハと笑う巽さん。流石の慧眼ですね…敵いません… 「純子はそんな事しないって俺わかってたし!」 「巽さん…!」 やっぱり私の事を良く見てくれているんですね…!感動です…! 「そういやなんでCって嘘吐いたんだ?Bじゃろがい」 …………………言っちゃうんですね。それ。乙女の背伸びを、つついちゃうんですね。 「…今からCにしましょうか」 歩み寄ります。歩み寄ります。歩み寄ります。 「じゅ、純子?目が、怖いぞ?純子?」 「揉まれたら大きくなるって言いますよね?」 後ずさりする巽さんは、もう下がれません。壁にぶつかって周りを見ますがもう遅いです。 「どっちもCにしてしまいましょう?ねぇ、巽さん?」
32 19/09/22(日)00:50:26 No.624602619
おそらく衣装の寸法測る時にスリーサイズは把握してるだろうから… その辺踏まえてれば何カップあるかで今更驚愕してる巽に疑問は持てたはず…
33 19/09/22(日)00:53:59 No.624603591
つよつよキノコ…
34 19/09/22(日)00:54:37 No.624603723
やはり昭和は強かった…
35 19/09/22(日)00:55:03 No.624603833
ゾンビだし揉んでも大きくならないんじゃ…
36 19/09/22(日)00:55:52 No.624604034
>ゾンビだし揉んでも大きくならないんじゃ… つまりいつまでも揉んでろということでありんす
37 19/09/22(日)01:00:17 No.624605320
今夜大人の階段登ります。。。