虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

19/09/13(金)22:36:36 No.622534376

私にも怖いものはあるさぴるす君。 ふふ、何を考えているのかはわかっているぞ。私が怖いと思うものを使って、復讐しようと言うのだろう。 だが、そう簡単にはいかないと思うぞ。 ちょっとだけ、「りえんのマシン」のスイッチを切って見せてやろうか。まずはこのじゅうそうびに乗り込みたまえ。 私がマシンのレバーを引くと、渦巻く定式幕の模様が辺り一面に広がり蠢いた。 これが私の恐れるもの、「歌舞伎ーグ」だ。歌舞伎の化身、などではなく、歌舞伎そのものになってしまった者たち。 私はこれが恐ろしい。未だこの歌舞伎を制御しきらぬ自分の未熟が。底すらもない過去の偉人たちの歌舞伎への執念が。 じゅうそうびぴるす君を振り向くと歯の根を打ち鳴らし震えている。 かわいそうに。私がじゅうそうびの脇にあるスイッチを押すと、じゅうそうびはぴるす君を押しつぶしてからどこか遠い次元へと消え去っていった。 バイバーイ！バイバーイ！！