虹裏img歴史資料館

画像ファイル名:1567959658875.png 19/09/09(月)01:20:58 No.621390824

「逝きさん愛してる！」　「あははははキスキスキスキス！！！」 「」が逝きさんを愛していると伝えるとメイドは一際大きく笑う。 笑いすぎて身を震わせる時、「」は彼女が少なからず心配になる。 （痙攣してないだろうか？）　救急車を呼ぶべきではないか、と。 虹裏を走る救急車は黄色いが、彼女や「」には良く似合うのだろう。 「」は調べたことはないが、多分可聴領域外の音も出てるだろう。 彼女の笑い声を聞きながらする虹裏にはかけがえのない価値がある。 「あははあはははははは！！！」　子供の笑い声のように無邪気で、時に「」は圧迫感に圧され。 ――時にどこか寂しげでもある。そんな彼女を「」は抱き締めたくなる。…「」の分際で。 「逝きさんは震え過ぎじゃない？」　「あはははは！！これは大声で笑ってるからですよ！！！」 「身体に悪くないの？」　「いいえ！これが雪の元気な証拠ですから！！メイドの喜びですよ！」 「なら良いんだけど」　「あはは大丈夫ですよほらほら！！」　抱き着いてきたメイドが震えて… 「」はその肩にそっと手を当て、メイドの震えが止まるの待とうとしたが、彼女は喜びに震え続け…