虹裏img歴史資料館

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19/09/03(火)12:43:07 「そう... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1567482187618.jpg 19/09/03(火)12:43:07 No.619901403

「そういえば村雨様は、本当のお名前も素敵でいらっしゃいますよね」 「なんだ藪から棒に」 執務の合間の雑談の最中、詠は突然にそんな話題を切り出した。 詠たち紅蓮隊との会話は当然の如くオフレコで話に出てこないためあまり実感しないが、俺にも、そして詠たちにも本当の名前がある。経営者として公表している俺は勿論として、彼女たちの本名も契約の、そして信頼の証として教えてもらっており、本当に雇い主冥利に尽きるものである。 「両親からもらった大切な物だとは思うが、あまり大それたものでも無いと思うがな」 「自分のものであればそういうものではないでしょうか。例えばわたくしの名前はどう思われますか?」 「そりゃ世界で一番素敵な名前の一つだろう」 「………………と、とまあ個々の感覚はそれぞれということですわ。わたくしも恋しい殿方を同じくそう思っているというだけのことです」 「も」という点を強く強調し、顔を真っ赤にしながら詠は言った。

1 19/09/03(火)12:45:12 No.619901869

「村雨様のお名前はご自分でお考えになったのですか?」 「そりゃあな。詠は誰から?」 「鈴音先生ですね。今は袂を分かってしまいましたが、今でも尊敬しておりますわ」 「……なるほど。あっちはどうなっているやらねぇ」 「え?」 「いや、こっちの話だ」 変に意地張らずに素直に結ばれればいいものを、と"一歩リードした"身としておこがましくも思っている。 「しかし実際、良いコードネームだと思うぞ。綺麗な声をしているし、何より心がそうだと思ったんだろう」 「もう、あんまり褒め倒されても何も出ませんわよ」

2 19/09/03(火)12:45:44 No.619901980

「本当にか?」 「…………もうったら、もう」 むず痒くてたまらない様な表情でこちらを見つめる詠の顔にそっと手を添え、口付けを交わす。その距離と対応するように、詠の豊満な膨らみは俺の胸板にそっと当たり柔らかく変形していた。 そうして詠の背中へとおもむろに手を回そうとして── 「──詠お姉ちゃん、そろそろ護衛交代の時間だよー?お熱いのも程々にね」 未来のニヤついた声で俺たちは即座に飛び退いた。

3 19/09/03(火)12:58:22 No.619904621

キテル…

4 19/09/03(火)12:59:30 No.619904836

未来!(バシィ

5 19/09/03(火)13:19:46 No.619908109

おっぱじめられたらもう入るに入れなくなるしやむを得なかったと考えられる

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