虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

1 19/05/05(日)11:51:13 No.588963301

それでさくらさんは待っていたのですね。 「さくらはん、あんさんたえはんが心配でここでやきもきしておりんしたな？」 「アウヴァー、ヴァアヴァアヴァア…ヴェヘヘ…（なでられなでられ）」 「（なでなでなでなで）うん…そうです…だって私がおらんでたえちゃん大丈夫っちゃろうかーって…」 たえちゃんが半日ぶりのどやんすなでなでを満喫している中、さくらさんは照れ臭そうにゆうぎりさんの問い掛けに答えます。 「さくらはん、たえはんはしっかりお役目を果たしておりんした。 これは一重にさくらはんがたえはんをよく気に掛けておられたお陰。 わっちも安心してたえはんを喋らせる事ができんした。さくらはん、改めてお礼を言わせていただきんす。まっことありがとうございんす。」 「ええっ！？お礼だなんてそんなそんなー！ゆうぎりさん頭を上げてください！」 深々頭を下げるゆうぎりさんに、さくらさんはあわあわどやんすと慌てます。 「ふふ、これはわっちだけでなくふらんしゅしゅのみなも思っていること。さくらはんは胸を張っておくんなんし。」 「そ、そうですかぁ？えへへぇ…嬉しいかもかもー。」

2 19/05/05(日)11:52:15 No.588963466

「でも今日うまく行ったとは言え、たえはんにはさくらはんが必要でありんす！さくらはんはたえはんの母様同然どすからな。」 「ゆうぎりさん？それは違うばい。」 さくらさんが珍しくキリッとした表情で否定しました。 「あり…？」これまた珍しく戸惑うゆうぎりさんにさくらさんは答えます。 「ゆうぎりさん、私はたえちゃんにいっぱい救われとるとですよ。 それこそ昨年末私が腐った時に率先して助けてくれたのもたえちゃん。私がたえちゃんのお母さんなんておこがましかです。 私が持っとらん部分をたえちゃんが支えてくれて、たえちゃんが出来ん部分を私が補う。 みんなにはよく親子とか姉妹とか言われるとですけど、そういうのとは違うと思うとです。 たえちゃんと私は、たえちゃんと私でお互いに支え合う間柄、それ以上でもそれ以下でもなかとです。」 「ふむう…さいでありんすな。わっちが軽率でありんした。さくらはんのたえはんを思う心は真の親愛が籠っておりんす。」 「えへへぇ…それほどでもぉ…」

3 19/05/05(日)11:53:12 No.588963644

「ヴァヴァヴァー！！！」 と、ここでずーっとさくらさんに撫でられていたたえちゃんがさくらさんとゆうぎりさんに飛びかかります。 そしてたえちゃんはお二人にあまがみ攻撃！ 「ガヴガヴゥ！」「わわわっち！？ふわわぁでありんすぅ…」「えふぇふぇーぽかぽかだぁ…」 確かにこれは家族とかそういうレベルの間柄ではありません。 とにかくここではっきりと言えるのは、たえちゃんのあまがみは凄いですよ！という事ですね。 おわり

4 19/05/05(日)11:55:12 [sage] No.588963950

昨日の花魁ラジオはんを見て思い付いたけど打ち込んでる最中に二度寝しちった ラジオはん勝手に使わせてもらいました！ありがとうございます！

5 19/05/05(日)12:01:28 No.588964989

やーらしか…

6 19/05/05(日)12:15:05 No.588967626

たえの新しい可能性をみたよね

7 19/05/05(日)12:16:29 No.588967900

ほのぼのしとってよかね

8 19/05/05(日)12:25:22 No.588969618

よかったい

9 19/05/05(日)12:27:24 No.588970012

じゃい！

10 19/05/05(日)12:39:17 No.588972423

可愛い！