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19/04/23(火)00:30:53 No.585754902
(……カラン) 「」「“夜のFMからニュースを流しながら 部屋の灯り消して窓辺に椅子を運ぶ”」 紅「……その歌好きね。というより飲んでいるときは必ず歌っているのだわ」 「」「まだ起きてたんだ。サバ缶食べるか?片付けしたらみつけた」 紅「ありがと。そっちも頂戴……ふぅ、シェリーの香りが口の中に広がるのだわ」 「」「有無を言わさず俺の酒を……もう諦めた」 紅「それで。流星群は見られなかったの?」 「」「天気が悪いし、天気がよくても月齢が16。ほぼ満月だしね」 紅「上手くいかないものね。尤も人間の都合なんて関係ないでしょうし」 「」「これを飲んだら俺は寝るけど真紅はどうする?」 紅「そうね。「」がご本を読んで、聞き終えたらおやすみするのだわ」 「」「そっか……それでなにがいいんだ?」 紅「あら?てっきり酔ってるから面倒くさい、っていうかと思ったのだわ」 「」「いや今夜は珍しい物を読んでやろうな、ちょっとそんな気分だ」 紅「断っておくけど本当にあった病院での話とか、そういうのだったらただでは済まさないのだわ」
1 19/04/23(火)00:31:09 No.585754964
「」「……“孤帆の遠影 碧空につき 惟だ見る長江の天際に流るるを”どうだ」 紅「……意味がちっとも解らないのだわ」 「」「こんないい詩なのに……俺は空で言えるぞこれ」 紅「つまり作者の李白が旧友の孟浩然を見送った様なのだわ」 「」「しっかり意味が解っているじゃんっ、なにが解らないんだよぉ」 紅「友達が少ない「」がそこまでこの詩を好きなのかが」 「」「そうだなぁ……静かだからかなぁ。長江がただ流れていて友達の船が遠くに行く様とか」 紅「成る程。「」が誰も居ない冬のホームが好きなのと同じ感覚なのだわ」 「」「そうかもなぁ。いわれてみたらなんか似ている」 紅「……結局あなたは独りが好きなのね。だから独りで飲んでいる」 「」「いやいやいや!幼稚園児に一杯やろうぜっ、っていう奴はいないだろ!?」 紅「こういうとき15歳ぐらいの身体だったらって思うのだわ」 「」「15歳でも不味いでしょっ、好みとは別……じゃなくてっ!」 紅「うふふふふふっ、大人の身体をしていたら「」は酔うまで飲ませてくれたかしら?」 「」「えっとその……そうだ!流星群どうなった流星群見にいく…こらそこ!ニヤニヤするなっ!」
2 19/04/23(火)00:36:28 No.585756250
いい加減真紅は「」がべた惚れだということに気がつけ