虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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19/03/21(木)09:59:08 2010年1... のスレッド詳細

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19/03/21(木)09:59:08 No.577749640

2010年10月、お馴染み紺色四角(“blue box”)のGAPロゴが突然リニューアルされました。 今までの長体セリフフォント(Spire)に代わって太字のサンセリフ(Helvetica)が使われ、青のグラデーションの四角が所在なげに右上に配置されています。 この新しいGAPロゴが発表されるや否や、デザインコミュニティー、GAPファンがざわつき始め、あちこちでネガティブな議論が巻き起こりました。 GAP社はロゴのリデザインによるブランドのイメージチェンジ(“classic, American design”から“modern, sexy, cool”へ)を望んでいたことを発表しますが、あまりの評判の悪さゆえリニューアルからわずか6日間という短期間で元のロゴに戻してしまいました。 これは10年近く経つ今でも人が「あれはいったい何だったんだろう?」と頭を抱える有名なリブランディングの失敗例なのですが、 本来ブランドアイデンティティのディベロップメントが経るべきプロセスを理解せず、デザインコミュニティーに頼った安易なクラウドソーシングに走ってしまったことが失敗の大きな原因のひとつとされています。

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