19/01/25(金)22:58:13 みんな... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1548424693313.jpg 19/01/25(金)22:58:13 No.564662621
みんなちゃんと卒業できそうかな 追い込みの「」は頑張れ 息抜きにカール大帝の話でもしよう
1 19/01/25(金)22:59:39 No.564663056
シャルルマーニュ！
2 19/01/25(金)23:05:18 No.564665011
ローマ帝国の西方での支配権の崩壊の後にフランク王国がその勢力圏を増大 その後国内政治は王権を中心とする国家体制を確立することができず 実際には宮宰がその実質的な権力を掌握していく
3 19/01/25(金)23:08:43 No.564666244
その中で頭角を現すのがピピンの一門いわゆるピピニーデンである 彼ら一族は宮宰職の独占に成功しフランク王国の事実上の支配者に上り詰める
4 19/01/25(金)23:10:19 No.564666813
聞いているのかねピピニーデン君！！！！！１！
5 19/01/25(金)23:13:01 No.564667763
その後ピピン3世は王位簒奪のために部族内の正統性を打破するために 教皇庁の権力を利用しフランク王国の王位を得る カロリング朝の始まりである
6 19/01/25(金)23:17:49 No.564669285
おい なんか混ざったぞ
7 19/01/25(金)23:18:34 No.564669542
部族伝統の分割相続はお互いの分国同士に摩擦を生むことが多々あったが このことがまた王国の誇る軍事力を保障するものでもあった
8 19/01/25(金)23:20:19 No.564670077
スレ落ちちゃうぞ
9 19/01/25(金)23:21:56 No.564670582
しかし一番の弊害はやはり前王朝でもそうであったように 統一的な中央集権的王朝を確立することができないという点であり 結局このことが後のフランク王国崩壊へと繋がっていくことになる
10 19/01/25(金)23:24:24 No.564671324
ともあれピピン3世の子女カール1世すなわちカール大帝により王国の版図は最大となる
11 19/01/25(金)23:27:47 No.564672402
男カールと女カールがいたのかと
12 19/01/25(金)23:28:14 No.564672520
国内においては分割相続における分王国を武力で統一し 国外においてはランゴバルト王国そしてザクセン討伐を行う
13 19/01/25(金)23:31:28 No.564673510
カール大帝自身においても国内の有力貴族の意思を無視して行動することは難しかったようである そしていくつかの有力貴族がザクセン貴族と血縁関係を結んでいたことも国内統治を一層難しいものにしていた
14 19/01/25(金)23:35:20 No.564674663
その中でランゴバルト王国の征服に成功する このときカール大帝はランゴバルトの地をフランク王国に併合することはせず 在地の有力貴族に統治させ自身はランゴバルト王を名乗る 王国内でも手一杯であるため無駄に在地の反乱を招くようなことを欲しなかったようである
15 19/01/25(金)23:36:48 No.564675118
あすいませんランゴバルドです みんなランゴバルトになっちゃってる…
16 19/01/25(金)23:40:19 No.564676212
そしてザクセン戦争の結果この地も一応支配することに成功する しかしこの後何度もこの地で反乱が勃発するのである
17 19/01/25(金)23:45:02 No.564677740
これら以外にもブルターニュやバイエルンなどの地も征服しその領土は最大となる そしてこれ以上の領土を獲得するよりも王国の安定的な統治に重きを置くことになる
18 19/01/25(金)23:48:55 No.564678872
さてここで有名なカロリングルネサンスであるが これはそもそも国内の統治が難しかった王国において文章で王の意思を伝えるために為された点が重要である 訳語として勅令と当てられるカピトゥラリアによる統治である
19 19/01/25(金)23:51:09 No.564679508
そして統治に利用したのがキリスト教なのである これまでの部族的な国家を脱しキリスト教的な集団意識を醸成することで この他民族他部族国家を統治しようというわけである
20 19/01/25(金)23:52:36 No.564679914
ここで問題となるのがカールの戴冠である カール大帝本人は帝国後継者を目指したのだろうか
21 19/01/25(金)23:55:01 No.564680588
五十嵐修先生はスレ画の論文においてそうではないと言うことを述べている カール大帝が目指したのはあくまで普遍的キリスト教国家の確立だったのである
22 19/01/25(金)23:56:47 No.564681109
カール大帝が目指したのはローマの皇帝ではなく旧約におけるダヴィデ王であり 宗教的王国の樹立を目指したわけである