ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
19/01/23(水)22:57:01 No.564212184
別に住民殺さなくてもそのままブースター付けて落とせばよかったんじゃ
1 19/01/23(水)23:46:36 No.564225090
ジオン軍モビルスーツ部隊の編成は三機で小隊、三個小隊九機で中隊というのが定説のようである。では最大どれだけの規模の部隊が編成されていたのか。ジオン軍が三単位制を採用していたとすれば三個中隊二十七機で大隊ということになる。数字だけなら第二次大戦中期のソ連軍戦車の編成に近いがこの場合だと中隊車両が別に一両あるので定数は十両となり大隊の装備車両は三十両程度となる。モビルスーツ三個大隊で連隊となるがそれは八十一機のモビルスーツを装備していたと考えられる。当然モビルスーツだけで作戦行動はできないだろうからそこに支援部隊を付属させて連隊戦闘団（旅団規模）のような部隊を編成したかもしれない。まあこれは個人的妄想であって機甲部隊のような編成にこだわる意味もないが。よく考えると広大な宇宙空間で戦闘を繰り広げているのであるから小部隊を機動的に運用した方が効率がいいということもあるかもしれない。そういえばムサイ艦一隻が搭載できるモビルスーツが三機だったのでそれが部隊編成の基準になったというのを読んだような気もするがこれはうろ覚えである。
2 19/01/23(水)23:53:05 No.564226691
Wikipediaによるとドロス級大型空母のモビルスーツ搭載数は百八十二機となっている。前述したモビルスーツ連隊が八十一機とすると二個連隊は十分に搭載できるようであるのでジオン軍モビルスーツ師団は二個連隊百六十二機編成ということにしておく。まあ単一の兵科で構成される部隊は連隊規模が最大のように思えるのであるがあくまでも編制上のことであって実際は艦隊に分散して配置されているのだろう。個人的妄想を言うと師団規模のモビルスーツ部隊を集中運用するつもりならもう一つ部隊を増やしてそこにムサイを五十四隻割り当てたい。このモビルスーツ師団は宇宙空間における部隊固有の輸送力を持っていると仮定しておく。ムサイと言えばジオン軍の軍馬ともいえる宇宙艦（巡洋艦）であるが三機程度のモビルスーツを輸送し支援することができるらしい。この辺は現代の歩兵戦闘車と搭載される歩兵分隊みたいなものを想像している。ジオン軍のモビルスーツ師団はモビルスーツ二個連隊と巡洋艦隊（ムサイより大型の艦が配備されることもあるだろう）で構成される装備優秀なエリート部隊ということになるかもしれない。
3 19/01/23(水)23:53:55 No.564226874
とりあえずモビルスーツ師団はありそうな気がしてきた。とはいえジオン公国の国力で大規模な部隊が幾つも編成できたとは思えないという気もする。モビルスーツは地球連邦軍に戦力で劣るジオン軍が切り札として用意した秘密兵器という設定だったと思う。ここは一つ「師団規模の部隊を創設する計画はあったが実現しなかった」と妄想してみる。モビルスーツ自体の生産が追いつかなかったかもしれないし何よりジオン公国は人的資源の不足（ジオンに兵なし）に苦しんでいたのではなかったか。実際こういう例は第二次大戦後半のドイツで見ることができる。五号戦車パンターは戦局の挽回を期待して投入されたドイツ軍の最新鋭戦車であり切り札だったのであるが最前線で消耗していく戦力に生産が追いつかず大隊規模以上の部隊が編成されたのは初陣（クルスクの戦い）のときの一度だけだったのである。装備優秀とされる装甲師団であっても二個大隊から成る戦車連隊のうちパンターは一個大隊だけで残りは旧式化した四号戦車や突撃砲が普通だったというから深刻なものである。まあこんなことを知らなくても世の中は渡って行けるから気にしなくていい。