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    18/12/30(日)20:52:31 No.558264902

    「幸太郎さん、どこにおるとやろ?」 起床し身支度を整えた源さくらは、巽幸太郎の姿を求めて洋館の中を歩いていた。 様々な意味で伝説となったアルピノライブ。ライブ後のフランシュシュの打ち上げは、さくらも含め全員がとんでもないテンションになっており、全員で食べ、飲み、騒ぎ、歌い、踊り。そして全員で洋館に帰った後、泥のように眠りについた。 そんな中、さくらだけが早く目を覚ました理由は一つの気がかり。それは彼女がすべての記憶を取り戻した後、幸太郎とちゃんと話せていないことだった。自分は本当に、本当に迷惑をかけた。そしていま自分がここに居られるのは、自分を力強く、半ば無理矢理に引き留めてくれた幸太郎のおかげだ。 (ちゃんと謝って・・・お礼をせんとね) そんな事を考えていたさくらの耳に、かすかな旋律が届いた。

    1 18/12/30(日)20:52:53 No.558265015

    その音に導かれるままに進み、さくらは一つの扉の前に立つ。ここまで近づいてようやく分かったのは、それがピアノの旋律ということだった。 (・・・幸太郎さんかな?) さくらはドアノブに手をかけゆっくりと扉を開けてく。隙間から覗き込んだ彼女の視界には、想像通りピアノの前に居る幸太郎の姿。そして彼が奏でていた曲が耳に入ってきた。 ロベルト・シューマン『子供の情景』第7曲『トロイメライ』 その刹那、さくらは思い出す。 それは10年前の記憶。だからこそいま色鮮やかな記憶―――

    2 18/12/30(日)20:53:18 No.558265151

    ―――クラスメイトだった彼と親しくなったのは、偶然だった。 わたしの落としたアイアンフリルのCD。それを彼が拾ってくれたその時。 「・・・源さん、好きなん? アイアンフリル」 「え、乾くん知っとうと? なんか意外」 「は、流行っとったけん、たまたま」 「うんうん、愛ちゃん可愛いし、曲もがばい良かよねぇ!」 「うん・・・がばいよか」 はしゃいだ様子で笑顔を浮かべるわたしに対し、彼は少し押されながらも、はにかむような笑顔を浮かべたのだった。

    3 18/12/30(日)20:53:41 No.558265290

    放課後の音楽室。夕焼けが差し込むその部屋にわたしと彼の姿があった。 わたしと比べても長い彼の指先が、鍵盤の上を滑るように動いていく。いつも聞いている『FANTASTIC LOVERS』が、彼の手により美しいクラシック曲のようにアレンジされている。曲が終わった時、わたしは思わず拍手をしていた。 「すごか・・・がばいすごかねぇ!」 「子供の頃からやってたけん」 「ほんとすごかよー、乾くんまるでピアニストみたいやった」 「・・・僕くらいのは、いくらでもいるけん。そう簡単にはいかんと」 彼の自嘲を含んだ言葉。諦観の表情。それを見た時、わたしは思わず叫んでいた。 「いかんよ! やる前から諦めたらいかんよ! 失敗とか後悔とかを怖がったらいかん!」 豹変したわたしに、彼は目を点にしていたが、構わず続けた。 「そうやって諦めて立ち止まったって・・・いいことなんか何もないけん! だから頑張らんと!挑戦してみんと!」

    4 18/12/30(日)20:54:12 No.558265448

    「源・・・さん?」 「あ、ごめん勝手に熱くなって。でも・・・いま言ったことは嘘じゃないけん」 わたしは気まずそうに視線をそらす。微妙になった空気の中どやんすどやんすと混乱していた頭の中で、ふと浮かんだ思いつき。 その思い付きは自分の中で勝手に名案になり、脳内で自分のひらめきにぐっとガッツポーズをした。 「乾くん! 秘密にしとったけど、わたし今度オーディション受けると!」 「お、オーディション、何の・・・?」 「アイドル! わたし愛ちゃんみたいに強くて、キラキラ笑える子になりたいから!」 それを聞いていた彼は、ぽかんとした表情をしていた。きっと驚いたのだろう。すかさずここで畳み掛ける。 「だから乾くん! わたしがアイドルになれるよう応援しとって! 乾くんはわたしの一人目のファンになって!」 「う、うん・・・わかった」 うんうん良か返事。と勝手に納得しながらわたしは頷く。

    5 18/12/30(日)20:54:27 No.558265522

    カタログで幸四郎さんに見えた

    6 18/12/30(日)20:54:40 No.558265592

    「代わりにわたしは、乾くんのファンになるけん!」 「・・・え?」 再び彼はぽかんとした表情になっていた。 「わたしがずっと応援するけん、だから乾くんも頑張ってピアニスト目指してみよう! どっちの夢も叶ったらすごかよ! もしかしたらほら、乾くんが作った曲をわたしが歌うことだってあるかもしれん。そうなったら、がばい嬉しかよ!」 いま思えばそれは子供のような未来への展望。けど、その時のわたしは本当に真剣にそうなろうとしていたんだ。 「だから一緒に頑張ろう! ね!」 そこまで言い切って、ふと、わたしは彼の顔を見る。さきほどから勢いで喋りっぱなしでいて気づかなかったが、自分がとんでもないことを喋っているのではないか、と今更ながらに思い至る。わたしは自分の顔がかぁっと熱くなるのがわかった。 「・・・な、なんつってー」 照れ隠しでおどけてみた私を見て、彼は小さく笑った。 「うん・・・いいかもしれんね。そうなれたら、嬉しかね」 そう言って笑顔を浮かべてくれた彼に、わたしも嬉しくなって笑い返した。

    7 18/12/30(日)20:54:47 No.558265625

    あっこれはやばそうだな

    8 18/12/30(日)20:55:08 No.558265737

    「あ・・・そろそろ帰らんといかんね」 彼の言葉にわたしは時計を見る。確かにもうそろそろ部活の生徒も変える時間だ。でも、この時の私は妙に嬉しくて、もう少しだけこの時間を続けたいと考えていた。 「ねぇ乾くん。最後にもう一つ、何か弾いてくれる? 得意なやつ」 「うん、よかよ。それじゃあ・・・」 そう言って彼は再びピアノを弾き始める。その曲はクラシックだったけどわたしの耳にもなじみ深い、どこかできいたことのある旋律だった。 「これ何て曲やったっけ? なんか歯医者さんとかで流れとる感じがする」 わたしの感想に、彼は苦笑しながら答えてくれた。 「・・・トロイメライ。ロベルト・シューマンって人が作った『子供の情景』っていう曲の第7曲」 「ふぅん、なんだか優しい曲ね」 物悲しくも優しい旋律は、わたしたちの間に静かに流れて行った。 その曲が終わると、わたしたちは鞄を手に取り学校を後にする。校門で別れるまで、わたしたちはまだ見ぬ互いの夢や目標について語り合っていた。 「また明日」 そうして、どちらともなく、そう言ってわたしたちは互いの帰路についたのだ。 それが最後だとは気づきもしなかった―――

    9 18/12/30(日)20:55:10 No.558265745

    輝く未来投げ捨てボーイに…

    10 18/12/30(日)20:55:15 No.558265763

    スレ画の時点で覚悟はできてるぞ

    11 18/12/30(日)20:56:17 No.558266066

    もうとうとう「」がペニーワイズを目の前にしたジョージのような精神を…

    12 18/12/30(日)20:56:17 No.558266067

    ―――トロイメライの演奏はいつの間にか止まっていた。 さくらの視線の先で、厚いサングラスをかけた男がこちらを見ている。それは言うまでも無く巽幸太郎の姿。 「何の用だ、さくら」 「は、はい!」 その言葉で、私は現実に引き戻される。半ば覗きのような形になっていた自分に慌てて、さくらは急いで室内に入って扉を閉める。慌てたためか少し乱れた呼吸を整えてから、さくらは幸太郎に頭を下げた。 「あの、わたし記憶が戻ってから昨日まで、みんなにも幸太郎さんにも迷惑をかけて・・・本当にすみませんでした!」 さくらの謝罪に対し、幸太郎はゆっくりと椅子から立ち上がる。そして頭を上げないまま、体を震わせるさくらの肩にそっと手を添えた。 「気にするな。仮にお前と同じ状況に陥ったなら誰だってああなる。それでもお前は乗り越えて、アイドルとして仲間に、そしてファンに応えたんだ」

    13 18/12/30(日)20:56:44 No.558266220

    「幸太郎さん・・・」 幸太郎の優しい言葉に、少し涙ぐみながらさくらは顔を上げる。そんな彼女の顔に幸太郎は優しい笑顔を浮かべながら、ガッシリとさくらの両肩を掴んで勢いよく前後に揺さぶり始めた。 「ってそんなんで許されると本気で思っとるんかーい! この自己評価常時マイナスの超弩級ネガティブゾンビィー! お前はなー! 本っ当にお前はなー! ええと・・・なー! こんボケー! ボケボケゾンビィー!」 「えええ!? えええ!? えええぇぇぇぇ・・・」 首が折れるくらいの勢いで揺さぶられた彼女の首は、見事なドップラー効果を残す困惑の言葉と共に、最後には飛んでいった。

    14 18/12/30(日)20:57:22 No.558266409

    幸太郎は目を回していたさくらの首を拾い、乱れた髪を整えほこりを優しく払うと、屹立していた胴体にきゅぽんとはめ込む。 「失敗して反省したならば繰り返さないことが最も重要だ。今のお前ならば分かるな、さくら」 「は、はい。わたしにはフランシュシュのみんなが・・・仲間がいますから」 「ならば俺から言うことは何もない。昨日の疲れもあるだろう。今日はゆっくり休めと、全員に伝えておけ」 そう言うと幸太郎は踵を返した。椅子を引いて腰を下ろし、ピアノの前に再び戻る幸太郎。 その光景に、さくらの記憶が再び蘇ってくる。夕焼けの音楽室でピアノを弾く、学生服の彼の姿。

    15 18/12/30(日)20:57:43 No.558266508

    「あ、あのっ」 「なんじゃい。まだ何かあるのか」 思わず呼びかけしてしまったが、彼女自身何かの確証があったわけではない。そもそも自分の勘違いで他人の空似の可能性もある。けれども何かがあるような。 さくらはそんな自分の心の引っかかりに対して、答えを出さずにはいられなかった。 「あの、め、迷惑でなければ、なんですけど。さっき弾いてた曲、がば素敵やったから、もう一回聞きたいなー・・・なんつって」 その言葉に、幸太郎は何を思ったのか。叱責を受けるかもしれないと考えているさくらの弱々しい表情を見る彼の表情は、サングラスで窺い知れなかった。 「・・・一曲だけだ」 小さくそう言いながら、幸太郎は演奏のために手を足の位置を但し、座りなおす。それを見たさくらは、壁際に置いてあった椅子を自分の所まで運んできて、そっと腰掛けた。

    16 18/12/30(日)20:58:07 No.558266618

    演奏が始まった。スローテンポだが美しいトロイメライのメロディが奏でられる。 さくらは幸太郎の姿をしっかりと捉えながら、そのメロディを受け止めていた。ゾンビィになってからの彼の姿と10年前の彼は、正直別人に思える。けれどもこの音は。いま奏でられているこの音は嘘をついていない。記憶の中にいるピアノを弾く彼の姿と、現実でピアノを弾く彼の姿が重なっていく。 「・・・事故にあう前、こんな風にこの曲を弾いてくれた人がおったとです」 さくらは少しうつむいた状態で、ぽつぽつと語り始める。 「わたし、その人と約束したとです。お互いファンになって応援しあおうって。一緒に夢を叶えようって」 幸太郎は無言で演奏を続けている。 「わたしは死んじゃいましたけど。その人が生きていたら、もう大人になっとるとですよね。・・・たぶん幸太郎さんくらいに」 さくらが顔を上げる。もう曲は終わろうとしていた。 「・・・もしかして、乾くん・・・なの?」 最後の音と共に、さくらは幸太郎に問いかけた。

    17 18/12/30(日)20:58:34 No.558266744

    「誰だ、それは」 弾き終えた幸太郎は、鍵盤から手を離し体を椅子の背に預ける。 「最初に言ったはずだ。俺は謎のアイドルプロデューサー、巽幸太郎さんじゃい」 「でもっ―――」 言いかけた言葉を、さくらは飲み込む。 彼があの日の『乾孝太郎』だとしても、さくらは知らない。自分の死後に彼が過ごしてきた10年という時間を、彼女は知らない。 夢を叶えあおうと約束したあの日。それが永遠に叶わなくなったという現実を突きつけられた、さくらの死。 何度も何度も挑戦しては失敗してきた彼女だからこそ、その重みはかすかにでも感じられる。自分はそんな重みを背負っても、夢を叶えようと前を向いた、と絶対の自信を持っていえるだろうか。ここに至るまでに、いったい彼はどんな10年を過ごしてきたのか。彼女には想像することすらできない。 君の知っている『乾孝太郎』という男は死んだのだ、と。幸太郎の無言の表情がそう言っているようにさくらは感じた。

    18 18/12/30(日)20:59:03 No.558266879

    「さぁ、もう帰れ。俺は忙しい」 そう言いながら、孝太郎は椅子から立ち上がりさくらに背を向ける。これ以上話すことはない、という無言の意思表示であった。 それ以上何もいうことが出来ず、さくらは無言で椅子から立ち上がる。そのまま部屋を出て行こうとして、さくらは思った。 (わたし、またすぐに諦めとる) 自然と足は止まった。脳裏を過ぎるのは、あの時のライブの光景。駄目だ駄目だ、と彼女は自分を叱責する。簡単に諦めないことを、仲間たちから教わったばかりなんだから。 さくらの俯いていた顔が、すっと前を向いた。 「それでも、わたしの勘違いでも、いいとです。きっとこれは、伝えたほうがいいことだと思いますけん」 間違いでも構わない。失敗でも構わない。 そう思ってさくらは、記憶より大きくなった彼の背中に、10年越しの言葉を投げかけた。 「・・・ありがとう、孝太郎くん。嬉しかよ。わたし夢が叶ったとね」

    19 18/12/30(日)20:59:32 No.558267024

    永遠と思える静寂。 幸太郎の唇はきつく引き結ばれていた。勝手に震える喉を、胸を必死で自制する。 「幸太郎さん・・・じゃろがい」 絞り出すような声で、幸太郎は叱責した。 さくらはその言葉に優しく微笑む。 「間違えちゃいました。ごめんなさい幸太郎さん。・・・それじゃ失礼します」 ゆっくりと頭を下げて、さくらは部屋を出ていった。

    20 18/12/30(日)21:00:01 No.558267160

    幸太郎は、喰いしばり続けてい歯からようやく力を抜く。堰を切ったように体が、心が震えるのを止められなかった。 自分にそんな資格は無い。権利もない。それを欲しいとも思わない。 『巽幸太郎』はそうであらねばならばいのだ。 そう理解している。納得している。だがこの時だけ、この瞬間だけ――― 自分に言い聞かせながら、幸太郎はゆっくりと厚いサングラスを外す。 10年分の涙が、乾孝太郎の頬を伝い、尽きることなく流れていくのだった。

    21 18/12/30(日)21:01:09 No.558267507

    よか…

    22 18/12/30(日)21:01:42 No.558267674

    少し泣く…泣いた

    23 18/12/30(日)21:02:02 No.558267770

    1000000点です……

    24 18/12/30(日)21:02:06 [s] No.558267788

    幸太郎とこんな話あったんじゃないかというメンバーたちの妄想はこれにて一区切りです これまでのやつもよければどうぞ su2797036

    25 18/12/30(日)21:02:38 No.558267933

    うん…不粋なのはわかってるけど 抱きなんし!!抱きしめなんし!!!

    26 18/12/30(日)21:03:03 No.558268057

    こういうの出されるとよか…しか言えん…

    27 18/12/30(日)21:03:49 No.558268285

    あっ120点です

    28 18/12/30(日)21:03:54 No.558268311

    幸さくの波が来てるでありんすなあ…

    29 18/12/30(日)21:03:57 No.558268323

    かなり泣く…

    30 18/12/30(日)21:04:06 No.558268368

    >su2797036 シリーズ締めがさくらなのよか…

    31 18/12/30(日)21:04:26 No.558268459

    >抱きなんし!!抱きしめなんし!!! 違いんすよクソ!!!!

    32 18/12/30(日)21:04:35 No.558268499

    優しい世界 よか…

    33 18/12/30(日)21:04:49 No.558268570

    >幸太郎とこんな話あったんじゃないかというメンバーたちの妄想はこれにて一区切りです >これまでのやつもよければどうぞ >su2797036 全部好きです…

    34 18/12/30(日)21:05:46 No.558268828

    心の中のわっちらが笑顔で成仏したでありんす

    35 18/12/30(日)21:06:02 No.558268894

    よか…

    36 18/12/30(日)21:07:42 No.558269376

    よかでした…

    37 18/12/30(日)21:08:27 No.558269620

    今日は幸さくデーなのか

    38 18/12/30(日)21:08:30 No.558269647

    さすが…

    39 18/12/30(日)21:08:36 No.558269673

    二人は気づいてるけど二人だけの秘密にしてほしい…

    40 18/12/30(日)21:08:53 No.558269758

    名誉「」賞を進呈しよう

    41 18/12/30(日)21:09:31 No.558269970

    >今日は幸さくデーなのか 今が幸さくタイムだ

    42 18/12/30(日)21:09:56 No.558270096

    よか…よかしかいえんばい…

    43 18/12/30(日)21:10:04 No.558270132

    >名誉「」賞を進呈しよう だからその不名誉やめなよ!

    44 18/12/30(日)21:10:07 No.558270147

    少し泣く

    45 18/12/30(日)21:10:46 No.558270350

    本編の追加映像としてほしいやつ

    46 18/12/30(日)21:12:00 No.558270732

    >本編の追加映像としてほしいやつ お姉様方が蒸発してしまう…

    47 18/12/30(日)21:15:06 No.558271598

    ありがとう…本当にありがとう…

    48 18/12/30(日)21:15:32 No.558271702

    本当によかったすごい

    49 18/12/30(日)21:17:20 No.558272200

    抱けっ!抱けえっ!うっうう…

    50 18/12/30(日)21:17:39 No.558272312

    最後の〆の文が良すぎてちょっと泣く…

    51 18/12/30(日)21:22:54 No.558273779

    見逃さずに済んでよかった…

    52 18/12/30(日)21:23:07 No.558273840

    >「え、乾くん知っとうと? なんか意外」 >「は、流行っとったけん、たまたま」 やや、幸愛かな

    53 18/12/30(日)21:24:57 No.558274336

    生者と死者がファンとアイドルとでしか触れ合えぬように巽幸太郎は巽幸太郎としてでしかさくら達とは触れ合えぬ…切ないでありんすな…

    54 18/12/30(日)21:25:21 No.558274440

    書き込みをした人によって削除されました

    55 18/12/30(日)21:26:07 No.558274636

    たぶん映像付き声付きだと声をあげて泣く

    56 18/12/30(日)21:26:43 No.558274780

    よかね…

    57 18/12/30(日)21:27:45 No.558275035

    ...切ないで、ありんすなぁ

    58 18/12/30(日)21:28:10 No.558275164

    泣いた

    59 18/12/30(日)21:29:03 No.558275424

    この乾くんは夢だったピアニストを諦めてプロデューサーになったんだと思うと胸が熱くなるな…

    60 18/12/30(日)21:29:43 No.558275616

    あぁ…よかもんを見た…

    61 18/12/30(日)21:30:28 No.558275830

    巽…乾…

    62 18/12/30(日)21:30:31 No.558275844

    https://www.youtube.com/watch?v=i2K5-x2BgPQ

    63 18/12/30(日)21:31:05 No.558275999

    本当なら輝く未来を持つはずだった少年を知らず知らずのうちに呪いその未来を投げ捨てさせてしまったというのが悲しい…誰も悪くないのに…

    64 18/12/30(日)21:37:02 No.558277764

    これもまた人のサガでありんすな…

    65 18/12/30(日)21:40:57 No.558278964

    誰もが皆抗えないサガを抱いてる

    66 18/12/30(日)21:42:05 No.558279332

    よか…よか…

    67 18/12/30(日)21:44:34 No.558280080

    よかよ…

    68 18/12/30(日)21:45:08 No.558280255

    これはちょっと理想的な後日や補完話で言葉にならん… よか…

    69 18/12/30(日)21:46:46 No.558280709

    (成仏する音)