虹裏img歴史資料館

1 18/12/27(木)23:00:08 No.557584032

なんねもう…

2 18/12/27(木)23:00:39 No.557584151

ムラムラしてきてさぁ…

3 18/12/27(木)23:00:54 No.557584208

いまさきほこるぅ～

4 18/12/27(木)23:01:46 No.557584445

さくらの花を咲かせてもいい～？

5 18/12/27(木)23:02:43 No.557584696

(下ネタっちゃろか…)

6 18/12/27(木)23:03:27 No.557584872

アイドルで女の子なんだからそういうのあんまり感心せんよ

7 18/12/27(木)23:04:23 No.557585131

「さくらぁー…」 「はいはいビールならそこの段ボールに入っとるけん自分で」 「あんた戻ってくる気はないの？」 突然の質問に私は沈黙した。驚きはない。いつか必ず投げかけられると思っていたから。ただ、心の準備は出来ていても返す言葉が見つからなかったのだ。かちこちと時計の秒針だけが部屋に鳴り響く。 「……勝手に辞めて悪かったと思っとる……ばってん」 「責めてるんじゃないわ。ただ、戻ってくる予定はあるのか聞いてるだけ」 ようやく絞り出された言い訳がましいそれに彼女は柔らかく、けれど決して逃がさないという意思を以って問い重ねてくる。 「今更戻ることなんて出来んけん……」 「そうじゃなくて」 そこで言葉を切ると彼女は振り返って私の目をじっと見つめた。いつもバカみたいに酔っ払ってばかりなのに、こんな時だけこんな真剣な目―― 「アイドル、またやりたいとは思わないの？」 ――ずるい。

8 18/12/27(木)23:04:29 No.557585153

ベランダが殺風景だなって前から思ってたけん 窓から外に出てなら好きなだけ咲かせてよかよ

9 18/12/27(木)23:06:40 No.557585753

半年前、彼女と同じアイドルグループにいた頃のことを思い出す。 元々アイアンフリルのセンターとして名を成していた彼女は、高校卒業と同時にプロダクションとの契約通りグループを離れ、新たなグループの新設に関わった。 それより以前に、彼女に憧れてアイアンフリルのオーディションを受けていた私は、体型がグループコンセプトに合わないという理由で不合格になったものの、審査員席にいた彼女に気に入られたらしく新グループ立ち上げに際して直々にスカウトされたのだ。もちろん私は二つ返事で加入した……が、その後私は自分の持ってなさを思い知ることとなった。 天災人災の区別なく、狙いすましたように降りかかる数々の災厄。やがてそれらの魔の手は、私だけではなくグループそのものに及び始めた。そんなある日、彼女が舞台上で落雷により危うく命を落としかけたのを見て、私は引退を決意したのである。私の不運が憧れの人を殺しかけたのだ。当然の判断だろう。

10 18/12/27(木)23:07:10 No.557585883

マスコミへの説明や引き継ぎなど諸々の事後処理を終えて数日が経ったある夜。 失意に打ちひしがれてゾンビのようになっていた私の部屋の前に、彼女は現れた。 ————両手にビールのミニ樽を持って。

11 18/12/27(木)23:08:43 No.557586295

「愛ちゃんは……私に戻って来て欲しいって思っとると……？」 「質問を質問で返すなあーーーーっ！！」 「あ、はい」 シリアスが維持できない。所詮は酔っ払いか。 「まぁ……私はどっちでもいいと思ってるわ」 「……え」 意外な返答に戸惑う。人伝えに聞いた話では私が引退を決めたことで、最も荒れていたのは彼女だったという。だからこそ、緊急会見で脱退を表明した時にはビンタの一発も覚悟していたのだが……――彼女は何も言わずハグしたきり、何も聞かずに私を送り出した。そして、今もまた。 「本当は……私が脱けた時、何とも思わんかった？」 「そんなわけないでしょ。大荒れよ。おかげで部屋の中がめちゃくちゃになって今でも片付いてないわ」 「それは元々やった気が」 「だーかーらー！私がここで飲むのは当然の権利なのよ！それはそれとして……」

12 18/12/27(木)23:09:49 No.557586594

「アイドルの水野愛は源さくらに戻って欲しいと思っている。あんたはいい仲間だし、一緒にパフォーマンスすることでもっと高みを目指すことができるわ。そして……アイドルではない私も、アイドルの源さくらが戻ってきてほしいと思ってる。一人のファンとしてね」 「……それじゃ」 どっちでもよくないんじゃないか。 必要とされている嬉しさをごまかすように言葉を重ねようとすると、彼女はそれを制するように私の肩に手を置き 「でもね、一方でアイドルの私はあなたが私のファンのままで居てくれるならそれで満足だとも思ってる。そしてアイドルではない私も……源さくらが私だけのアイドルでいてくれるならそれでもいいと思ってる」 結局私はわがままなのよ、と私の目を覗き込むように微笑んで言った。 さっきから心臓がうるさい。

13 18/12/27(木)23:11:06 No.557586924

「アイドル……？愛ちゃんの……？頑張ることもできんようになった私のどこが……」 「頑張るさくらは好きだけれど、頑張ることと無理することは別物だと思うから」 「……でも」 「私はね、さくら。あんたがどちらを選択するにせよ、それが本心からのものであれば支持するつもり。私は私の望みのためだけに生きる女よ」 ああ、来るな。 それは確かな予感だった。 「そのためならどんな失敗も後悔もダメだとは思わない。きっとそれを踏み越えた先に私の望んだものがあると思っているから」 幾たびも私を励ましてきた言葉だ。 参ったな。どこにもそれが叶う根拠なんて無いのに、こうもまっすぐでは頼りたくなってしまう。信じてみたくなってしまう。けれど……

14 18/12/27(木)23:12:46 No.557587373

「……もうちょっと……待っとってくれんとやろか」 今はまだ怖い。自分の不運が何を引き起こすか、何を奪い去るか、それを考えただけで恐ろしい。ただの杞憂だと人は言う。けれど私にとってそれは天が落ちてくるより遥かに現実味のある恐怖なのだ。 冬の朝のように力が入らない掌を見つめて唇を噛みしめる。 「いくらでも待つわ」 肩に置かれていた手は気がつくと首の後ろに回されていて、名前を呼ぶ間もなくふわりと抱きしめられる。アルコールの匂いに当てられたのだろうか。冬だというのにさっきから暑くて仕方ない。 「私はあなたを信じてるから」

15 18/12/27(木)23:13:53 No.557587660

耳元で囁きかけられ身体が反応し、小さく声が漏れる。 ぼやける視界の中、いつの間にか背中のホックが外されたことを悟り、形ばかりの抵抗を試みる。 少しでもこの時間が壊れないように、自分を騙し、ジンクスを欺く。 こんな嘘をついてばかりの私を彼女は信じてくれるという。 ならば私はどうすればいいのだろう。 柔らかい唇が首筋へと吸い付く。 ぐるぐると纏まらない思考はやがて霞のようになり、甘い快感の渦の中へと消えていった。 おわり

16 18/12/27(木)23:15:19 No.557588087

よか…

17 18/12/27(木)23:15:47 No.557588217

本番はこっからじゃろがーーーーい！！！！！

18 18/12/27(木)23:16:13 No.557588343

この肉食系泥酔アイドル決めるときはしっかり決めてくるから困る

19 18/12/27(木)23:16:54 No.557588528

信じて待とう！

20 18/12/27(木)23:18:14 No.557588910

さすがに6分でいきなり書き上げたわけじゃないよね！？

21 18/12/27(木)23:18:28 No.557588976

湿度が高い…よかね

22 18/12/27(木)23:18:41 No.557589035

さくらはんを信じて待つを選択した愛ちゃんよかよね…

23 18/12/27(木)23:18:44 No.557589048

さくらちゃん元アイドルな宅飲み世界も良か…

24 18/12/27(木)23:20:16 No.557589528

ミニ樽を両手に持って現れる系アイドルよかね…

25 18/12/27(木)23:20:18 No.557589551

これだともうどこに行ってるかメンバーには完全にバレバレなやつですね…

26 18/12/27(木)23:20:32 No.557589625

オー！ファックカミン❤️ナーゥ❤️オーゥ❤️オーゥ❤️ アイムカミン❤️ナーゥ❤️オーゥ❤️オーゥ❤️なんつって！愛なんつってー！

27 18/12/27(木)23:22:47 No.557590296

>これだともうどこに行ってるかメンバーには完全にバレバレなやつですね… 辞めた理由がチーム内恋愛でごたごたしたせいと思われてるやつ

28 18/12/27(木)23:23:06 No.557590389

純粋な友情かと思ったら最後にそうくるんかーい！ってなった 勃起しました

29 18/12/27(木)23:23:09 No.557590409

よかったい…

30 18/12/27(木)23:24:53 No.557590870

えっちな関係になってるのにアイドル復帰だなんていけませんよ…

31 18/12/27(木)23:25:12 No.557590932

宅飲みさく愛のまだ告白してないのにヤることヤってる感は異常

32 18/12/27(木)23:26:53 No.557591392

何も起こらん筈なかと…

33 18/12/27(木)23:26:56 No.557591406

パライのくせにイケレズ…

34 18/12/27(木)23:27:11 No.557591474

求めるわけにも報われるわけにもいかないからこうして酔っ払いに襲われてるていを装う

35 18/12/27(木)23:27:29 No.557591561

愛ちゃんイケメンすぎる…

36 18/12/27(木)23:28:12 No.557591770

さくら…ボノボしよ…

37 18/12/27(木)23:29:43 No.557592170

はぁ…持っとらん…♡

38 18/12/27(木)23:30:14 No.557592318

さくらが惚れた女やもんね…流石ったい

39 18/12/27(木)23:31:32 No.557592746

神「うーん…まぁセーフかな？」

40 18/12/27(木)23:34:42 No.557593554

力の入ってない抵抗の手に押し返される度に体の奥が燃えちゃう愛ちゃんも良くないんですよ

41 18/12/27(木)23:35:48 No.557593832

はぁー…よかね…よか…

42 18/12/27(木)23:35:54 No.557593852

やっぱりさくらが悪いわよね…

43 18/12/27(木)23:41:20 No.557595219

「もっと抵抗してよ！」

44 18/12/27(木)23:48:37 No.557597105

ある日フライデーに激写されちゃうんだ…

45 18/12/27(木)23:51:39 No.557597889

かっこよくなった瞬間がエッチの合図

46 18/12/27(木)23:52:22 No.557598103

>さすがに6分でいきなり書き上げたわけじゃないよね！？ ストックがあったとよ

47 18/12/27(木)23:52:24 No.557598115

愛ちゃんも中々の想いの重さだ