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18/12/27(木)21:11:51 水野愛... のスレッド詳細

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画像ファイル名:1545912711411.jpg 18/12/27(木)21:11:51 No.557553117

水野愛は激怒した。必ず、かの邪智暴虐のカップルを除かなければならぬと決意した。 水野愛には恋愛がわからぬ。水野愛は、元アイドルのゾンビである。 歌を歌い、ファンを沸かせて暮らしてきた。けれどもスキャンダルの種に関しては、人一倍に敏感であった。 きょう未明水野愛は部屋を出て、普段着を身に纏い、いつもの地下牢にやって来た。 今やゾンビと化した水野愛には父も、母もない。アイドル故恋人もない。人間一人、ゾンビ六人に一匹と屋敷で暮らしている。

1 18/12/27(木)21:12:19 No.557553257

水野愛たちは、佐賀のご当地アイドルとして、近々、全国区に売り出すことが決まっていた。武道館も間近なのである。 水野愛はそれゆえ、ライブの衣裳やら祝宴のご馳走を買いに、はるばる佐賀市へやって来たのだ。まず、その品々を買い集め、それから街中をぶらぶら歩いた。水野愛には竹馬の友があった。二階堂サキである。今はフランシュシュで、リーダーをしている。その友と共に、これからランチを食べ歩いてみるつもりなのだ。こういう経験は久しいから、一緒に美味しいもので舌鼓を打つのが楽しみである。

2 18/12/27(木)21:12:36 No.557553350

歩いているうちに水野愛は、街の様子を怪しく思った。ざわざわしている。日はまだ天高くあり、まちの明るいのは当たり前だが、けれどもなんだか、昼間のせいばかりではなく、市全体が、やけに騒がしい。ご機嫌だったはずの水野愛も、だんだん不安になってきた。路で会った若い衆をつかまえて、何かあったのか、少し前に此の市へ来た時は、これほど騒がしくはなく、もう少し落ち着いていたはずだがと質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いて寿司屋に会い、今度はもっと語勢を強くして質問した。寿司屋は答えなかった。愛とサキは強い眼差しで寿司屋を見据えた。寿司屋は観念した様子で、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。

3 18/12/27(木)21:13:18 No.557553581

「少し前から、そちらのプロデューサーさんが、さくらさんとイチャイチャしているでやんす」 「イチャイチャ」 「はい、でやんす」 「どうしてイチャイチャしてるの?」 「なんでも、過去の色んなことになんやかんや決着がついたとかなんとかかんとか」 「なんとかかんとか」 「はい、はじめは二人で食事を。その時、さくらさんがプロデューサーさんにアーンってしてたでやんす。それから、食べさせ合いっこ」 「食べさせ合いっこ」

4 18/12/27(木)21:13:33 No.557553656

「食事が終わったら、二人は人気のない所へと歩いて行ったでやんす。そこでキス」 「キス」 「あっ、それと、その、ちょーっとエッチなことしてたかも、でやんす」 「ちょーっとエッチなこと」 「でやんす」 「おどろいた。二人はどうかしているの?」 「いえ、どうかしている訳ではないでやんす。ただ、とても浮ついているとは、二人とも言ってたでやんす。この頃は、ますます調子に乗っているようで、プロデューサーさんときたらワシは持っとるんじゃと言いながら、お高い宝石をさくらさんに買い与えていたでやんす。確か、一千万は下らないものだったかと」 「呆れたPだ、生かしておけぬ」 水野愛は、激怒する女であった。それと、二階堂サキも、中々に激怒する女であった。 哀れバカップル二人はたちまち簀巻にされ、しばらく外出禁止と相成った。

5 18/12/27(木)21:14:03 No.557553808

さくらみたいなの!さくらみたいなのじゃないか!

6 18/12/27(木)21:15:00 No.557554095

メロステンプレでどこまでやれるか試したかったからやりました ダメでした

7 18/12/27(木)21:16:27 No.557554517

なんとかかんとか

8 18/12/27(木)21:16:42 No.557554580

繰り返すところかわいい

9 18/12/27(木)21:17:37 No.557554879

>ちんちんかもかも

10 18/12/27(木)21:20:23 No.557555757

今日もメロス多いな…

11 18/12/27(木)21:21:21 No.557556022

屈指のメロス度

12 18/12/27(木)21:22:41 No.557556433

>「食事が終わったら、二人は人気のない所へと歩いて行ったでやんす。そこでキス」 >「キス」 >「あっ、それと、その、ちょーっとエッチなことしてたかも、でやんす」 >「ちょーっとエッチなこと」 ここの流れすっごい見たい…

13 18/12/27(木)21:23:09 No.557556543

お題がメロスだったか…ところでバカップル視点が気になります!

14 18/12/27(木)21:23:38 No.557556672

野外はダメだって!隠れてしなきゃいけなくても野外はダメだって!

15 18/12/27(木)21:42:20 No.557562149

アイドルとのキスよりもちょーっとエッチな事よりも 一千万はするだろう宝石をポンとくれてやった事の方がバカタレ!ってなってしまった俺はおかしいだろうか

16 18/12/27(木)21:46:49 No.557563430

これ原文の文法なぞっててよか

17 18/12/27(木)21:47:06 No.557563513

あーっす!!

18 18/12/27(木)21:47:38 No.557563660

>「あっ、それと、その、ちょーっとエッチなことしてたかも、でやんす」 ここ詳しく

19 18/12/27(木)21:50:56 No.557564571

これは激怒するわ

20 18/12/27(木)21:53:48 No.557565333

いくらなんでも浮つきすぎである

21 18/12/27(木)21:54:07 No.557565421

アイドルがプロデューサーに手を出しちゃだめだよ!

22 18/12/27(木)21:58:24 No.557566526

一千万ってそれフランシュシュの活動資金では

23 18/12/27(木)21:58:36 No.557566570

は?故人の自由っちゃろ

24 18/12/27(木)22:07:50 No.557569091

「あっ」 「おい、さくら、もう少し声を抑えないか」 「は、はい」 この人はイジワルだ、とさくらは思った。こんな場所に連れ込んだかと思えば、いきなり、胸を弄りだしたのである。 同時に、熱のないこの身体でも、いくらか感じられるのかと、ある種の感動に浸っていた。 さくらは、ゾンビである。さくらは生娘のまま死んだ。こういう経験は、ついこないだから始めたことである。 一方で、己を弄る幸太郎は、こういったことに多少慣れているようだった。さくらは、それが悔しかった。 だから、拙い手捌きで、幸太郎の一物を弄って気持よくしてみせようとする。 「あ、やっ」 けれど、そんな抵抗は、この外道に然程効き目をもたらさないのだ。さくらのおそそは、無慈悲なまでに蹂躙されていく。 そこから溢れ出すものは、さくらの足元をどんどん濡らしていく。さくらは屈辱感を覚えていた。 しかし、それ以上に、この死せる肉体がどうしようもなく快楽で満たされていたのも、また事実だった。

25 18/12/27(木)22:09:09 No.557569466

抱けー!抱け…ほんとに抱くやつがあるか!

26 18/12/27(木)22:10:05 No.557569757

やったでありんすか!幸太郎はん!

27 18/12/27(木)22:10:55 No.557570018

色々ぶちまけてスッキリしやがったな!

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