ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
18/12/21(金)23:01:35 No.556144529
「何の御用?裏切ったその足で私に通信を送ってくるなんて」 私はノウムカルデアの通信設備を使い彼と交信していた。ペペ…。 「…なんてね。居るべき場所が見つかった。良かったじゃない。私も安心したわ」 ペペの安堵と祝福は本物だった。ペペは私が1500年ぶりに仲良くなれた人間。 私の正体に気付きながら、恐れも詮索もせず接してくれた。 私が裏切りながらもペペにだけはこうして通信を送りたかったのは、 ペペはこの時代の人間で唯一、私が友達だと思っている人物だからだろう。 「嬉しいわね。2つの意味でよ。私を友達だと思ってくれていたこと。 それから、貴方が本当に自分の翼を休ませられる場所を手に入れたこと。 貴方が自主的に戦おうとしているのだもの。大切なんでしょ、今の場所が」 ええ。ここには私の愛する人と、大切な親友と、かわいい後輩たちがいる。 分かったの。今この時この場所が、私の守るべきものだって…。 できるなら貴方にもここに、加わって欲しかったけれど…。 「お生憎様。私にも私の事情があるのよ」 そうよね…。私と違って貴方達にはクリプターである理由がちゃんとある。
1 18/12/21(金)23:01:54 No.556144626
次に会う時はインド…戦場になるのね。戦うんだわ、敵と味方で。 「ええ。きちんと準備をしてかかってらっしゃいな。こっちも万全で迎え撃つわよ」 貴方程の人と戦うんだものね。緊張する。でも…どこか楽しみ。 どうしてだろう。ああ、きっと…。今の私の顔を、ペペに見て欲しいからだ。 「私もよヒナコ。良く変わった貴方の顔を早く見たいわ。マシュもね」 マシュも変わったわよ。今のマスターと出会ってから前向きになった。 「そう。それじゃあ、成長した貴方達と会えるのを楽しみにしているわ」 うん…。それじゃあね、ペペ。今日は話せて…楽しかった。 「私もよヒナコ。今日は通信、ありがとう」 (ガチャッ) 「あの…芥さん。今ペペさんの声がしたような気がしたんですけど…」 何でもないわ、マシュ。後輩は?インド遠征の支度は整ったの? 「はい。順調に進んでいます。直に最終ミーティングです。芥さんもお早く」 ええ。分かった、すぐに行くわ。次の相手はペペだもの。簡単には行かないわよ。 「はい…!ペペさんに今の私達の実力を見てもらいましょう!!」
2 18/12/21(金)23:05:42 No.556145747
ぺぺさんには皆懐くよね
3 18/12/21(金)23:06:17 No.556145909
>ぺぺさんには皆懐くよね キリ様もパイセンもマシュも懐くからな
4 18/12/21(金)23:06:47 No.556146058
ぺぺさん死んだら曇る人が敵味方問わずかなりいるからな…
5 18/12/21(金)23:08:26 No.556146580
ぺぺさんと会話するときだけは本を置くパイセンいいよね どんな話してたんだろ
6 18/12/21(金)23:09:09 No.556146809
>ぺぺさんと会話するときだけは本を置くパイセンいいよね >どんな話してたんだろ 他愛もない話し相手になってくれてたんじゃないかな お化粧教えてくれたり
7 18/12/21(金)23:10:42 No.556147253
ロマニくらいにしか懐いてなかった頃のマシュが例外的に懐いてたのがぺぺさんというから 恐るべきコミュ力だ
8 18/12/21(金)23:11:33 No.556147500
ぺぺ…私がどれだけ君に救われているか…
9 18/12/21(金)23:12:15 No.556147708
次でペペさんが死ぬなり裏切るなりしたらキリ様の胃が… でももう4章終わったら次でキリ様とバイバイかな…
10 18/12/21(金)23:13:23 No.556148053
良い…
11 18/12/21(金)23:15:00 No.556148524
サブリーダーには理想的な人材だと思う 殺すのが惜しい でも何か裏があるのかもしれない…
12 18/12/21(金)23:16:01 No.556148824
4章は1月に出来なかったらイベントの数量的に4月まで待つだろうし となると5章は6or7月 キリ様はまだ頑張れるな…