18/12/11(火)22:09:00 キタ━━━━━... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1544533740074.jpg 18/12/11(火)22:09:00 No.553845695
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
1 18/12/11(火)22:11:37 No.553846564
グラサンはやく返さんかーい!
2 18/12/11(火)22:14:07 No.553847384
あらかわいい
3 18/12/11(火)22:15:49 l3DbZkMc No.553847977
またグラサン盗んでる…
4 18/12/11(火)22:18:41 No.553848982
じゃーい
5 18/12/11(火)22:54:35 No.553861003
「――こ、これは」 紺野純子は身体の震えを必死に抑えようとしたが、次から次へと湧き出るそれはとめどなく溢れ続けて、もはや制御不能の域にまで達していた。 ごくり、と唾を飲み込む音が、やけに大きく聞こえる。額から汗が一筋たれ落ち、ゆっくりと顎まで伝って、床に一粒のシミをつくった。 「――巽さん、のですよね」 純子の手の中には、ひとつのサングラスがある。形状は基本的なスクエア。ほんの少しゆがんだフレームと、あちこちについた小さな擦り傷からは、積み上げられた年季を感じた。よほど愛着があるのかもしれない。そう考えると、純子はなんとなくもやもやとした気持ちを抱いた。 きょろきょろと辺りを見回す。純子以外には誰もいない。それでも足を忍ばせて鏡の前に移動した。 「……」 ごくり、と大きく喉を鳴らし、震える手のままゆっくりと、サングラスをかけた。そして、頭の中で男の姿を夢想しながら、ゆっくりと言葉を紡ぐ。 「―――じゅ、純子。おまえのことが好き、じゃい……なんちゃって」 「おー。意外と似合っとるのう」 純子は死んだ。
6 18/12/11(火)22:55:12 No.553861186
もう死んどるじゃろがい!
7 18/12/11(火)22:58:34 No.553862223
はいお前かわいい
8 18/12/11(火)23:02:43 No.553863487
も 死
9 18/12/11(火)23:07:24 No.553864877
「ああ、ああああああああ、あのあのあのあのあのっ」 「いやー助かった助かった。どこにも見つからんから、ずっと探し回ってたんじゃい。助かったぞお純子ぉ。花丸あげちゃう」 「え、はあ、その。どういたしまして」 グラサンを手渡すやいなや小躍りし始めた幸太郎は、さっきの痴態などまるで気にしていないように見える。ひょっとして、聞こえていなかった。あまり自分にばかり都合の良い思考をするのは嫌いだったが、それでも今だけはそう思わせて欲しかった。でなければ死ぬ。 ごほん、と小さく咳払いして調子を整え、純子は傍目から見ても完璧な笑顔を浮かべて見せた。 「それじゃあ、わたしはこれで……」 そそくさと立ち去ろうとした瞬間、グラサンをかけ直した幸太郎が、ひどく悪戯な表情を浮かべて、 「――純子、好きだぞ」 「――――――っ!! 巽さんっ!!!」 「うわーっ怒りよった怒りよった!!!」 わあきゃあ言いながら飛び出していった幸太郎を追いかけるために、純子はなぜか高鳴っている心臓をそのままに、扉を開けて走り出した。
10 18/12/11(火)23:07:58 No.553865047
二人ともやーらしか