18/11/15(木)01:24:59 1字です... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1542212699721.jpg 18/11/15(木)01:24:59 No.547713011
1字です 伯爵高校のスピンオフ楽しみですね
1 18/11/15(木)01:33:41 No.547714257
何かインスピレーションを得られると嬉しいですが純粋に楽しみたいですね…
2 18/11/15(木)01:37:59 No.547714969
最近ネタ切れに悩んでて…何かいいネタないかな…
3 18/11/15(木)01:44:47 [sage] No.547716021
アスパラガスさんとマリーさんをお出ししたいんだけど2人の関係性をどうするかが分からなくて… BC自由学園のBCと自由の抗争を収めたガスさんがマリーさんに隊を引き継ぐ時に新たな抗争の火種となりつつあったエスカレーター組と外部生との諍いを利用するよう進言してマリー樣が受け入れて最大限利用する… マリー樣の本性が読めないから難しくもあり想像の余地はいっぱいあり
4 18/11/15(木)01:48:27 No.547716617
あと安押の関係性は二次界隈で語り尽くされてるけどマリー樣と安藤、マリー樣と押田の2つに分解した場合は何か変化があるだろうか…と 安藤と押田が揃ってるときのマリー樣の二人への接し方と二人きりの時でどう違ってくるか…とか
5 18/11/15(木)01:51:01 No.547717017
よこみちだと安藤さんは特にマリー様に噛み付いたりしないでペコさんを口説いてましたね
6 18/11/15(木)01:53:01 No.547717320
>よこみちだと安藤さんは特にマリー様に噛み付いたりしないでペコさんを口説いてましたね コーヒーを勧めるやつでしたっけ 安藤さん結構やり手なのかな…モテるよね絶対
7 18/11/15(木)01:57:26 No.547718019
最終章の話が進まないとマリー安藤押田含めた内外部の関係性がわからんからねぇ まぁ俺はこういう解釈です! でよろしいのでは?
8 18/11/15(木)01:57:46 No.547718056
ナチュラルにペコちゃんを小学生扱いする辺り結構天然かも知れない
9 18/11/15(木)02:21:46 No.547720521
「安藤、入ります」 「いらっしゃい」 「何の用だ、急に呼び出して」 「新作のケーキが届いたの、一緒に食べましょう」 「なっ…!それだけの理由で呼んだのか!?練習の最中だったんだぞ」 「あら、服も制服に着替えて来たのならそれなりの用事だと分かったんでしょう?」 汗と鉄と油の匂いを少しでも隠そうと、オーデコロンを撒いてきたのも彼女にはお見通しなのだろう 「コーヒーを入れて頂戴…いや、紅茶がいいかしら」 「紅茶は苦手だ、美味くないぞ」 「美味く淹れられるようにならないと後々大変よ?」 「私はコーヒーしか飲まないんだ、ミルクたっぷりのカフェオレばかり飲んでる」 一度湯で暖めたティーポットに茶葉を入れ、押田がやってるように紅茶を淹れてみる マリーに進めると、給仕の生徒によりケーキの皿が2つ、隊長席の机に並べられた 「レナ」 「何だ」
10 18/11/15(木)02:31:44 No.547721299
「食べさせて頂戴な」 「…またか」 私は頭を掻いてからティーポットを手に取り、同じく湯で暖めたティーカップを2つ並べて琥珀色のお茶をゆっくりと注いでいく そして、席に座りスプーンで新作の秋のケーキ…たしか、モンブランダックワーズと呼んでいた…をひとすくい、マリーの口元に差し出した 「ん」 「ありがと」 優雅な所作…なのだが、大きく口を開け、ケーキを一口で頬張るのはエスカレーター組のトップとしてはどうかと思う 「美味いか?」 「ん…おいしい」 マリーが2口目を所望する 私はケーキをスプーンに掬い、差し出す まるでひな鳥に餌を与えるかのように 3口目でマリーは満足したようで「後は自分で頂くわ」と、自分のケーキにとりかかる
11 18/11/15(木)02:37:54 No.547721707
「ちょっと待て」 「?」 「失礼」 「んんっ」 私は、傍らに用意されていたナプキンでマリーの口元を拭った 優雅な顔にクリームが付いていたのが、どうしても気になったから 「お茶も飲んでくれないか」 「そうね」 完璧な仕草で、ティーカップを傾けるマリー 普段のマリーは無造作にケーキを頬張るばかりだが、茶を喫む時だけは典雅なお嬢様の仕草が自然に現れる 「どうだ」 「ちょっと薄いわね」 「…次は気をつけるよ」 マリーと私とは階級が違うので、天気とか、授業とか、戦車道以外の話題は自ずと当たり障りがないものとなる でも…気になることが有って、私は、聞いてみた
12 18/11/15(木)02:47:36 No.547722401
「なぁマリー、なんでこれをルカ…押田に頼まないんだ?」 「あら、ルカと一緒にケーキを食べる事もあるのよ?」 「それは知っている、なんで私がマリーに食べさせてるんだ、押田に頼めばいいじゃないか」 マリーは一瞬きょとんとした顔をして、私をしばらく見つめた後…手元のケーキを一口食べて、紅茶を飲んでから短く告げた 「レナだからよ」 「それは…エスカレーター組の押田には頼めないから外部生の私に頼んでるという意味か?」 思わず口調が詰るようになっていた 自分が召使いにでもされているような、気がしたから 「レナ」 「何だ」 少し俯いていたマリーが、顔を上げにっこり微笑みながら、自分のケーキをスプーンに掬い、私に勧める 「お礼よ」 私は、少しだけ考えて、マリーの好意に甘える事にした 身を乗り出し、差し出されたスプーンを咥える 「おいしい?」
13 18/11/15(木)02:50:13 No.547722593
「ああ、美味い」 私も紅茶を一口、含む…たしかに、ケーキのお供にはいささか薄味だ 「…レナだからよ」 マリーは、さっきの言葉をもう一度繰り返した その顔は一点の曇りも無く、秋の空のようにからりとしていた
14 18/11/15(木)02:52:57 No.547722789
…安マリ即興
15 18/11/15(木)03:13:33 No.547724198
こんな深夜に即興とは酔狂な…