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    18/10/29(月)22:59:19 [現パロミツイクハロウィンです、お納めください。] No.543942947

    「カボチャが多いですね、」 「安かったのよ、季節ものだしね…それに」 「なんですか?」 2人で住むには手狭と思えば手狭だし、一人で回すにはちょうどいい大きさの2LDKのこじんまりとしたキッチン、本当はプライベートスペースが欲しく、一人の部屋がほしいのだが、贅沢は癒えない。決して豊かでないない生活だ。コレ位の言葉我慢できる。 流しに頓挫するのは4つ切りにされたカボチャが4つ、並んでいる。丸々一個買うには流石におもすぎるので数日分けて買っていたのだ、季節は今秋を越え、冬の気配もちらついてきた。ニュースでは紅葉の見頃とニュースキャスターがしきりに宣伝している。

    1 18/10/29(月)22:59:34 No.543943019

    紅葉狩り、も悪くないが、私達はそういう季節物に便乗するというのはあまり好かない方である。同棲をしていたとしても自分の時間を大切にしたいし、毎月何かあるイベントに乗っかるという腰の軽さは持ち合わせていない。これが私達の暮らし方なのだが、すこし寂しい気がしないでもない、クリスマスはクリスマスとして祝う。お正月には初詣に行く程度には二人の時間を大切にしていきたいが。「めんどくさいですね」「そうよね」の二つ返事で終ってしまう。 それが私、イクノと彼、ミツルの性根なのだろう。悪いとは思わないが、先にも述べたが すこしが味気ない気がする。私自身気にしないタイプである事に間違いはないのだが。 こうして二人一緒に過ごしているのだから、生活の中にすこし刺激が欲しいもの。 そえが季節ごとの行事や催し物といった事に参加する事なのだろうが、どうも乗り気にならないのが私達の悪い点なのかもしれない。

    2 18/10/29(月)23:01:01 No.543943408

    ――”付き合っている”そう表現されている今の私達にとってはその手のイベントに参加するのは互いの生活に刺激を与え、良い事だとは思う。 現に友人であり今でも大切な人であるイチゴとゴローは、先週末のハロウィンパーティに参加してそれなりに仮装したらしい、イチゴはコウモリ。ゴローは吸血鬼の姿に扮して街を練り歩いていたらしい。その喧噪ともいえるお祭り騒ぎの中、二人はどう過ごしたのかは想像はできないが、きっと掌は固くきつく結ばれていたであろう。ハレとケ。一年で数少ないハレの日を二人で楽しんでいたのだろう。 ――正直うらやましくもあるが、自分には似合わないなと卑屈になる自分もいる。彼、ミツルにとってはなおさらだ。

    3 18/10/29(月)23:01:18 No.543943490

    ぼんやりと今で雑誌を広げる彼を横に私はカボチャの硬い皮を力いっぱいに沿いでいる。 包丁の歯が欠けてしまいそうな皮に四苦八苦しながら。中綿の種をスプーンで削いでいく。 水を張った鍋に一口大に刻んだカボチャを放り込む、あまりいいカボチャではないようで硬いが包丁のトントンとリズムよく刻まれる音は好きだ。 そしてコトコト沸騰するまで煮る。菜箸をさし、柔らかく箸がささる所まできたらザルにあげる。 そして玉ねぎを飴色になるまで炒め、冷蔵庫から漁った冷凍のミックスベジタブルと、彩りの人参を咥えた後、牛乳を加いでコトコト煮る。白いルーを入れたらあっと言う間に完成だ、トースターからはバタールのこんがりとしたいい香りが広がってくる。

    4 18/10/29(月)23:01:39 No.543943594

    「できたわよ、食べましょう」「ええ、ありがとうございます。」 TVを消し、二人だけの夕餉の時間が訪れる。TVやラジオを消すのは暗黙の領域といえば変かもしれないが二人の習わしだ。朝と昼は互いにバタついて共に摂る事はできないが。 夕餉はともにできる。それが二人にとって貴重な時間である、その時間を大切にしたい。 すこしこげついたバタールとレタスとトマトのサラダ。そしてメインを飾るのは黄色がかったシチュー、カボチャシチューだ。 「かぼちゃですね、早速使ったんのですか?」 「ええ、季節を味合いわしょう、胡椒はいる?」 「いえいいです、そうですね季節物ですね」 淡々とした会話が続く、他の人が見たら冷え切っていると思われているが、これでも一応互いの心は通じ合っていて、とても穏やかに二人の愛を育んでいるのだ、口にするのは恥ずかしいが、私と彼は一応ながら愛し合っている。

    5 18/10/29(月)23:01:57 No.543943697

    「それに、今日ハロウィンじゃない」 「そういえばそうでしたね。」 「仮装がガラじゃないけどカボチャ位食べてもいいんじゃない? 「カボチャは冬至のイメージでしたよ、なんだか新鮮ですね」 「まぁいいじゃない、たまには季節物に乗っかりましょう?どう?おいしい」 「ええカボチャの甘さがとても優しいです。」 「お粗末様です、まぁこういうのもたまにはアリよね」 「ええ、地味ですけど、きっとこれがボク達のハロウィンなんですよ」 「カボチャ食べてるだけなのにね…地味なハロウィンね」「いいんですよそれで」 彼はうなずきながらバタールを頬張る。その姿を見ているだけでなんだか幸せになる作った甲斐がある

    6 18/10/29(月)23:02:39 No.543943889

    「まぁでも買い込んじゃったからしばらくカボチャ料理よ、明日はカボチャの煮付け。明日はパンプキンパイよハロウィンの続くかぎりカボチャを楽しみましょう」 「それは…おだやかじゃないですね」 彼の苦笑いを誘う。しばらく私達夫婦はカボチャと共に生きていくのだ。しかしれそれも季節を感じるという事。悪い事ではない。派手に祝うわけではないが。私達は私達のペースでハロウィンを楽しんでいる。二人の収穫祭はこうして静かながら朗らかに過ぎていく。季節モノに乗っかるのも、悪くはない。

    7 18/10/29(月)23:06:08 No.543944860

    キテル...ミツイクキテル...

    8 18/10/29(月)23:06:28 No.543944962

    今日はお休みなのでは!?

    9 18/10/29(月)23:07:25 No.543945217

    キテル...

    10 18/10/29(月)23:08:18 No.543945489

    ハロウィンいいよね...

    11 18/10/29(月)23:08:39 No.543945582

    今日はシチュー食べてるだけだから大丈夫ですよね署長!?

    12 18/10/29(月)23:10:42 No.543946171

    きてない!!! 3219なんてきてないです!!!!

    13 18/10/29(月)23:11:42 No.543946458

    ミツイク!ミツイクは禁止です!556556

    14 18/10/29(月)23:18:40 No.543948552

    (たまには現パロもいいよねゼロツー…)

    15 18/10/29(月)23:19:02 [ドラマCDとは関係ない幼児退行ゼロヒロです。] No.543948658

    「あーいん!あーいん!」 こうしてもらえる時だけボクはあのときのダーリンと会えるんだ こうしてもらえる時ボクはあの頃に戻れる まものと呼ばれてもかまわない、何もかも全て忘れ。ダーリンとただ二人だけの雪の世界を駆け出したあの頃に戻る 「あーいん!もっりょちてぇ!!!!」 ぼくはこうねだる、舌っ足らずな言葉でダーリンを誘い、そしてあの頃からは想像もつかないような艶めかしい身体でおうじ様を招き入れる。 「けど…ゼロツー…俺はできないよ…」 わたしのおうじさまはやさしい、そんな事はできないと首を横に降るだけだ。 けど、ボクは欲しいんだダーリンの愛を、そしてあの純粋だった頃に戻れるボク自身に 戻りたいんだ だからボクを傷つけて、ダーリン

    16 18/10/29(月)23:19:17 No.543948729

    「あーいんもっりょ!もっりょ!」 甘えるボクの首筋にはもう黒い痣が消えることなく残っている。 繰り返される内出血と圧迫でボクのうす赤いピンクの肌に黒が刻まれて久しい ダーリンとのこの行為によるものだ。ダーリンは「こんなのよくない」って毎回セリフのように言うが本心なのだろう、こんな事しても何もならない。ボクを絞め落としてもダーリンは悲しくなるだけだ。 けどボクは嬉しいんだ、ダーリンに刻まれるその傷が痛みがボクをあの頃のボクに変えてくれる ――それに、きっと。きっとだけどボクもダーリンものぞんでこの行為に甘んじているのだと思う これが比翼の鳥が羽ばたく為に必要な儀式なんだって、ダーリンもうすうす感じているはずだ。

    17 18/10/29(月)23:19:38 No.543948860

    だからダーリンはボクの願いを叶えてくれる 再びその手を私に広げ頚を包んでくれる 「あーーーー!あーいん!あー韻!」 「ごめん…ごめんゼロツー」 そう謝りながらもダーリンの掌は力を帯びてくる。頸脈が潰れ空気が漏れることなく声帯が機能しなくなる。 「 ダーリン ダーリン」 そう発したいけど発せない状態が続く、目の前がダーリンの悲痛な表情でいっぱいになって そして真っ暗が真っ暗が襲ってくる。これが、これがボクなんだ まものとしてのボク、だからダーリンにこうしてはじめて愛されてぼくはまものでいられるんだ。 ボクにとってそれは至福の一時である。

    18 18/10/29(月)23:19:56 No.543948946

    痙攣するように背筋を伸ばし絶頂を迎える そしてそれに応じるようにダーリンの手のちからが弱まっていく。 あたしは呆けた状態で虚空を見つめヒューヒューと鳴る喉から必死に声をだす 「…あ…あーいん…あーいん」 「ごめん!ゼロツー」 抱き寄せるダーリンの耳元でささやくんだ。ボクはせいっぱいの聲を出す 「あーいん、あーいんしゅき!」 あの雪の道、そしてあの幹が目の前に広がっているように思える ここはトリカゴの屋根裏部屋なんかじゃない、あの日ダーリンと出会ったあの冬の森なんだ そう思えればボクはとっても幸せだ。 こうしてボクとダーリンは結ばれていく。これが比翼の鳥の愛し方。傷ついても歪んでいてもいつかは羽ばたける、そうボクとダーリンなら 泣き崩れるダーリンを抱きしめて、ボクは改めてそう確信する。 この首を締める行為がボク達を結びつけている、だからボクはいまとても幸せなんだ!

    19 18/10/29(月)23:23:25 No.543950001

    なんかきた!?

    20 18/10/29(月)23:23:41 No.543950075

    ボクそういうのよくないと思うな!

    21 18/10/29(月)23:25:30 No.543950556

    首絞めックスいいよね...

    22 18/10/29(月)23:26:51 No.543950936

    >今日はお休みなのでは!? ありがたいですよね

    23 18/10/29(月)23:29:05 No.543951531

    休みだと油断させておいて署長のスキを突く

    24 18/10/29(月)23:31:15 No.543952176

    「」の隙もついてて何時もよりレスが少ないんですけお…

    25 18/10/29(月)23:31:53 No.543952335

    おめでたはおやすみだけど 現パロは休みじゃないからな

    26 18/10/29(月)23:38:26 No.543954056

    なんか静かだぜぇミクぅ~666

    27 18/10/29(月)23:40:18 [ヒロゼロ ハロウィン ] No.543954560

    「トリックオアトリート!犯してくれなきゃイタズラするよ!」 「それ同じ意味じゃ無いかなゼロツー」 「さすがダーリン!察しがいい」 「はい、お菓子」 「ちぇ」 「ゼロツーの大好きなハチミツ味のお菓子だよ」 「ボクこんなのよりダーリンのキスがいいなぁ」 「じゃあゼロツー」 「ん?」 「トリックオアトリート」 「…何も持ってないよ。というかお菓子どこから持ってきたの」 「フトシが作ったのを貰ったよ」 「あー…どうりで味が大味なわけだ」 「後でフトシに言っておいて」 「はーい」

    28 18/10/29(月)23:40:45 [突発的に書いたのでデキは許せ] No.543954671

    「それで…お菓子くれないからイタズラしちゃうけど」 「いやーん、イタズラされちゃーう」 「はは、これを見てもそう言えるかな」 「…なにそれ」 「謎の振動する機械…を改造したくすぐりマシーン」 「どっから持ってきたの?!ダーリン!!」 「博士の部屋に『叫竜の姫に使う用』って書かれた箱から」 「あのエロ博士め!」 謎のくすぐりマシーンで滅茶苦茶くすぐられた

    29 18/10/29(月)23:42:13 No.543955037

    ハロウィンいいよね...

    30 18/10/29(月)23:43:39 No.543955392

    ハロウィンはお盆の一種なので幽霊ネタしてもいい

    31 18/10/29(月)23:47:17 No.543956204

    ヒロゼロセックスシリーズも長いな

    32 18/10/29(月)23:47:52 No.543956331

    >「」の隙もついてて何時もよりレスが少ないんですけお… 怪文書落としたての頃は「あいつ」とか「いい…」ぐらいしかレスなかったし…