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    18/10/20(土)06:01:24 No.541761791

    妻を亡くし、仕事も退職して一人暮らしである孤独な老人・根本拓自の元には週2回、通いの家政婦・須山香が自分の娘である緑を連れてやって来る。緑はなかなか懐こうとしないが、拓自は2人の訪問を何よりも楽しみにしていた。ある日、本屋に出掛けた拓自は、店の前を通るサングラスにニット帽姿の男と目が合う。息遣いが荒く、ふらふらとした足取りの男はやがてナイフを出し通行人を襲おうとして騒ぎとなるが、拓自は合気道で組み伏せ、柿坂町内会の倉庫に連れ込み、パトカーをやりすごす。「殺していいよ」と投げやりになる男に足蹴りをくらわせ、骨を折った拓自は妹の長男だと偽って病院に連れていく。全治1か月だと聞くと男を自宅に連れて帰り、「怪我が治るまでだ」と2階の亡き妻の部屋を与える。次男と名乗った男は「俺に何をさせたいんだ」と訝るが、拓自は「あんたの目を見て、すがりついてきた気がしたんだ」としか答えなかった。