虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

18/10/14(日)00:21:20 No.540371133

「逝きさん愛してる！」 「あはははははキスキスキスキス！！！」 虹裏のやりすぎてか、「」の睡眠はやや不規則で、その眠りは浅い。 早朝の「」は布団の中で目を覚まして、枕元の目覚まし時計を見る。 …早朝の虹裏を見たい欲望と、睡魔の熾烈な戦い。どうすべきか。 振り向くと逝きさんは背中を向けて眠っている。彼女のうなじ白さ… あるいはパジャマの肩から腰にかけての背中のラインは美しかった。 布団はかけ飛ばしたらしく秋の朝の冷たさも彼女には無関係の様子。 ――不用心だな、と思わないでもない。その隣で寝ているのがゴブリンのごとき「」だというのに。 いつから彼女が隣の布団で眠るようになったのか、「」の記憶は定かではないが彼女の望んだ事だ。 「」は彼女の足元にあった掛け布団を正しい位置に戻してあげながら、邪な気持ちと戦いながら… また秋が来ていて、彼女の優しさと温もりに甘えて、どうにかこの虹裏で細々と生き長らえながら、 自分が彼女に何をしてあげられるでもなく、愛してるなどと口では言いながらいつもこの体たらくだ。 それでも「逝きさん愛してる」とだけ呟いて眠る彼女の髪に口付けると、瞬時に覚醒したメイドは