18/08/26(日)14:40:45 ソルリ... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1535262045230.jpg 18/08/26(日)14:40:45 No.528852839
ソルリの話とヘジンとホグニのサガ：第１章（菅原邦城訳） アシーアのヴァナクヴィースルの東方はアシーアランドとかアシーアヘイム と呼ばれていたが そこに居住する人々はアースと呼ばれ かれらは都をアースガルズと呼んだ そこを支配する王はオージンという名だった そこは大きな犠牲祭場であった オージンはニョルズとフレイを供犠神官に任じた ニョルズの娘はフレイヤといったが オージンといっしょに暮らし その愛人だった （1/4）
1 18/08/26(日)14:41:29 No.528852977
次のような男たちがアシーアにいた ひとりはア－ルヴリッグ 二人目はドヴァリン 三人目はベルリング 四人目はグレールといった 彼らは王の館の近くに住んでいた そして非常にたくみな腕の持ち主で 何を造るにも名人技であった 彼らのような類いの者たちを人々は侏儒（ドヴェルグ）と呼んでいた 彼らはひとつの石の中に住んでいた その頃かれらは今よりも余計に人間と交わっていたのだ （2/4）
2 18/08/26(日)14:42:29 No.528853162
オージンはフレイヤを非常に愛していた 彼女は実際 その時代にあって一番美しい女だったのだ 彼女はひとつの女人館（スケンマ）を有していた それは美しくもあり 頑丈でもあった そして人々の語るところによれば 扉が閉じられ錠をかけられてしまうと 誰もフレイヤの意志に反しては館の内に入ることが出来ない という程のものだった （3/4）
3 18/08/26(日)14:43:29 No.528853350
ある日のこと フレイヤはたまたま侏儒たちの石のところにやって来た そのとき石は開いていた 侏儒たちは黄金の首飾りを一つこしらえていた 首飾りは その時にはすっかり完成していた フレイヤはその首飾りが大層気に入った 侏儒たちの方も フレイヤが大層気に入った フレイヤは侏儒たちに首飾りを買いたいと申し出 替りに金や銀やその他の 立派な宝物を払うと言った 彼らは財宝は要らないと答え 一人びとり自分で首飾りの自分の持ち分を譲り渡したい 彼女が一夜ずつ自分たち一人びとりと一緒に寝ること以外の支払いは欲しくないと語った 彼女は正しい方法であれ正しくない方法であれ首飾りを手に入れると言い それで彼女と侏儒たちはこのことで取引きを結んだ ４夜がすぎ 条件が残らず満たされたとき 侏儒たちはフレイヤにその首飾りを渡した 彼女は自分の館に帰り 何事もなかったかのように穏かにしていた （4/4）
4 18/08/26(日)14:44:44 No.528853615
めでたしめでたし （ソルリの話とヘジンとホグニのサガ：第１章おわり）
5 18/08/26(日)14:46:49 No.528853993
フレイヤちゃんまじビッチかわいい まで読んだ
6 18/08/26(日)14:54:35 No.528855522
ビッチやん…
7 18/08/26(日)14:57:18 No.528856058
この後おでんに怒られた 償いとして関係のない王様たちが永遠に殺し合いさせられた
8 18/08/26(日)15:11:21 No.528858753
でもたぶんブロンドで産毛ざらざらだよ
9 18/08/26(日)15:23:26 No.528860932
>この後おでんに怒られた うn >償いとして関係のない王様たちが永遠に殺し合いさせられた なんで・・・？