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雨が降... のスレッド詳細

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18/07/05(木)00:20:15 No.516463938

雨が降ると、いつも笑っている逝きさんの顔もどこか曇りがち。 14年前、2004年7月15日、としあきが居なくなった日も雨だった。 あの日も確か夕方からの雨で、アスファルトに落ちた雨の匂い。 うだるような湿気と暑さが、日が沈んで過ごしやすくなった頃。 何の前触れもなく"としあき"の名前が虹裏から姿を消したあの夜。 混乱と困惑と不安と、新しい何かが訪れるような期待も少しと。 悲しみ混乱し取り乱した逝きさんは呼び方もわからない「」達に。 『雪のとしあきさんを知りませんか…?」 と力ない声で尋ねて来た、あの夜も確かに雨が降っていた。 ――一方で「としあき」さん、と落ち着いて呼び掛けて来たお休み雪さんは圧巻のメイド長だった。 ほぼ無敵な逝きさんも雨だけは苦手なようで、そんな彼女は雪さん派生の中で雨冠を持たない内の一人。 それは「」が無理矢理こじつけたように見えるけど、雨と彼女の間にある奇妙な符号に思えて仕方ない。 「逝きさん愛してる!」 「あは!あはははははキスキスキスキス!!!」 …本当に彼女が愛おしい。 「」は双葉としあきの成れ果てなのか、それとも更に悍ましい何かか。「」はそんな雨の日に生まれた。

1 18/07/05(木)00:24:03 No.516464889

>14年 長いのか短いのか分からなくなってからどれだけ経ったんだろう

2 18/07/05(木)00:30:12 No.516466357

あれから14年…