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18/07/03(火)22:33:48 [ミツイクおめでたです。お収めください] No.516229559
「タオルは使い古したのでいいからたくさん容易してね♪綺麗なのじゃなくていいからどうせ汚れるからね♪」 「フトシくん、大きい防水シートは見つかった?」 「うん、地下から見つけてきたよ…けどこれ外で使うような奴だよいいの?」 「いいの♪下にタオルも敷くし、いっぱい出てくるから床さえ濡れなければそれでいいんだよ」 「赤ちゃん包むタオルは一度煮沸消毒するんだよ♪」 「しゃふつ?ってなんだ?」 「一回お鍋で煮るの、殺菌するんだよゾロメくん」 ココロは張り切ってる。もうすぐ産まれるその日が近いのだ、 ミクと私の出産、その日が迫っているのだ
1 18/07/03(火)22:34:05 No.516229635
ミクはもう10ヶ月、産まれる日をただ待つのみ、そして私も9ヶ月から10ヶ月に迫ろうとしていた。外の景色も授かった桜の季節から大きく変わり青く茂った樹々が少し黄色く色づいている。 「ココロ、すぐ産まれるって訳じゃ」 「産まれるんだよイクノちゃん!?ミクちゃんなんか何時産まれてもおかしくないし、予定日なんて誤差なの、早かったら…イクノちゃんも産まれてるだってあるんだよ?」 ココロの瞳は少し瞳孔は開ききっていて、すこし動揺してるといった姿であった。 「せわしないわねーココロもー」 「そうね、ミク…産まれるのね、この仔」 「この様子じゃミクの方が先になりそうね~ちゃんと産むから見ててよイクノ」 「ええ、頼むわよ”センパイ”」 「センパイだなんて!?恥ずかしいからやめてよイクノ」 笑いながらココロやせわしなく準備するみんなの様子を見ている あと数日、もしかしたら今この瞬間産まれるかも知れないというのに、この余裕はなんだろう。何処から出てくるのだろう…
2 18/07/03(火)22:34:29 No.516229734
―――それは数日前に遡る もうすぐ産まれるという事もあり、ナナ姉とハチに呼ばれ下層へ行く。元ブリーフィングルームは今もう使われる事はない、叫竜という敵はもういないのだ ミツルとゾロメが神妙な顔で横に立つ。ココロやみんなも一緒だ。 「そうか、もうすぐ産まれるのか」 口火を切ったのはフランクス博士だ。 「本当にお前たちだけで産むつもりなのか…何があるかワシ達にも検討がつかない」 「はい、産みます」「ミクも産む!」 「ええ、私達だけで産みたいんです。みんなの力で…」 ココロが私達に続く 「知識は十分とは言えんがな、Code:556。君だけが頼りだ。後でちょっと来なさい、話がある。」 「えっ話しって何か…あるんですか?」 「いや、なにもない。君たちも準備万端だろうがな、まだ足りない所もあるから教えると言うているんだ”保険”のような物だよ。まだ赤子をこの手で抱き上げた事もなかろうに」 「わかりました…後で迎えます」 ナナ姉とハチが赤い電話をイチゴへ渡す。私達がもっている通信端末よりもはるかにアナログな固定電話
3 18/07/03(火)22:34:55 No.516229832
「基本我々は出産に対して干渉はしない。それが君たちの願いだろう」 「私達は何時でも駆けつけられるように準備はしてるわ、もし…産まれる際に何かあったらこれに電話を頂戴、直接私達にかかるわ。セラスス直属の医療班も少ないけど待機してもらっている」 「ありがとうございます!」 イチゴが一礼し、電話を受け取る。 「そうだな、君はあの海辺でこれを拾ったんだろう?」 博士がココロの手にもつ”聖書”を指差す 「はい、いけない事かもしれませんが…私は拾いました」 「いいんじゃ、すべてはそこから始まった事だからな。君たち13部隊がココまで育ってくれて誇りに思う、君たちは人類復活への第一歩を歩み始めたんだ。これで話しは終わりだ。Code556は私と一緒に」 ココロを置いて私達は地下階層を後にする、
4 18/07/03(火)22:36:25 No.516230229
「大丈夫だよ!?俺達産めるって!」 「あんたが産むわけじゃないでしょゾロメ!」 「にしても…ナナ姉もハチも本当に心配してたな…俺達だけで大丈夫なのか?」 「ミクやイクノが決めた事だよ、俺達はやるしかない、やるしかないんだ」 「そうだよがんばろうよ!!!!214」 ヒロが力強く答える しばらくするとココロが返ってきた、手には聖書の他にも書類が見え隠れする 「ココロ!?どうだった」「何が合ったのココロ?」 私とミクが駆け寄る 「博士から…教わった。トリカゴで産む方法…博士も本を片手にたどたどしかったけど」 「産めるの!?ミク達産めるの!?」 「うん・・・産める、産めるけどそれはすごい大変な事なんだって…だから」 「だから?」
5 18/07/03(火)22:37:14 No.516230490
「みんな!よく聞いて、これからミクちゃんイクノちゃんは赤ちゃんを産むの! それにはみんなの協力が必要なの!おねがいみんな手伝って!!!!」 ココロは大声で叫んだトリカゴじゅうにココロの声が響き渡る どうやら一人で産むという訳にはいかないらしい。全員の協力なしには産めないこの仔の生命を、13部隊全員で預かる事になった ――それから毎日、ココロは張り切り詰めだった。聖書を読み聞かせる優しいそれとは違い みんなを監督する指揮官のようであった。 「分娩台?っていうのがあると便利なんだけど、そんなものここにはないって博士が言ってた」 「便利さは求められないわ…でもそんなものなくても産めるんでしょ?」 「うん産めるよ♪昔の人はそうやって産んで育ててたんだから♪」 「なら大丈夫じゃない!!!393939!!!」 「けど出産には手順がいっぱいあって。陣痛から産まれるまで半日か丸一日かかるって…この本にも書いてあるの」 「そんなにかかるの!?!?!393939」 「ミクもう忘れたの…ココロが前話してたわよ陣痛と分娩の事」
6 18/07/03(火)22:37:20 No.516230530
キテル…
7 18/07/03(火)22:37:33 No.516230587
「だから私達もそれに備えないといけない。後産とかやらなきゃいけない事がたくさんあるの…だから私一人じゃないみんなにも協力してもらわなきゃ…」 「大丈夫よココロ、みんな助けてくれるわ…おんぶにだっこだけど私もそれに乗っからせてもらうわ、そうよねミク」 「うんミク一人じゃ産めないから…よろしくねみんな」 「まかせといてよ!」 遠くからイチゴの声が聞こえる 「大丈夫だよボクも手伝うよ」 ゼロツーもそれに続く。 みんなの暖かい声が私達を包むと同時に現実を迎え入れる事をミクと私は強いられる そう産まなきゃいけない、ここまで育んだ物を産まなきゃいけない 「イクノ…絶対に産もうね」 「ええミク、産むわ。ゼッタイに」 二人の強く握られた手が決意を露にする。もうすぐこの仔達に光が与えられる その日まで私達は十分、立派に元気に頑張る。そうこの仔達誓う。
8 18/07/03(火)22:37:44 No.516230644
キテル…
9 18/07/03(火)22:39:13 No.516231081
キテルな...
10 18/07/03(火)22:39:35 No.516231183
1日最後の密かな癒しきたな
11 18/07/03(火)22:39:40 No.516231206
イクノちゃん♪博士から教わったよ 赤ちゃんの摘出方法♪
12 18/07/03(火)22:40:09 No.516231340
本格的な妊娠から出産までのドラマになってません?
13 18/07/03(火)22:40:15 No.516231382
博士に署長が呼ばれているとなんだか胸がざわざわします・・
14 18/07/03(火)22:40:26 No.516231439
博士からねちゃんと教わったからね...堕胎の仕方 だから安心してないないできるんだよ♪
15 18/07/03(火)22:40:33 No.516231476
署長それ帝王切開です
16 18/07/03(火)22:40:47 No.516231557
大丈夫?署長お薬とかもらってない?
17 18/07/03(火)22:40:53 No.516231584
ミツイクなのにミツルがいない!
18 18/07/03(火)22:40:59 No.516231608
開幕からトップギアだな署長・・
19 18/07/03(火)22:41:53 No.516231883
なーいない♪ないーないだよイクノちゃん!!!556
20 18/07/03(火)22:42:26 No.516232034
今週から署長もラストスパートかけてるな!
21 18/07/03(火)22:42:43 No.516232099
イクノちゃん運動して胎盤鍛えようね...すんなり赤ちゃんが生まれるんだよ♪ ところで切迫早産って聞いたことあるかな♪♪♪
22 18/07/03(火)22:42:55 No.516232168
もうないない出来る状態じゃないのでは・・
23 18/07/03(火)22:43:24 No.516232304
協力して未来を創る13部隊いいよね・・
24 18/07/03(火)22:43:28 No.516232317
ホオズキのハーブティもハッカクのクッキーも効かないなら 直接ないないするしかないみたいだねイクノちゃん!
25 18/07/03(火)22:44:26 No.516232556
ないないできる状態じゃない...イクノちゃんの母体も危険だけど 罪は償わないといけないと思うの...556
26 18/07/03(火)22:44:28 No.516232565
昨日は昨日で子供に性的な意味で襲いかかってるし署長...
27 18/07/03(火)22:46:02 No.516233017
ココシオとかいうこのスレしか伝わらないカップリングいいよね…
28 18/07/03(火)22:46:52 No.516233241
もう最後だから総キャラ出演だね 「」達もなぜか懐かしいのが出て来てきてるけど・・
29 18/07/03(火)22:47:09 No.516233323
イクノちゃん気を付けてね...階段だからね...あっ危ない!!!(ないない!!ないないしちゃえ!!!556556
30 18/07/03(火)22:47:36 No.516233450
大丈夫ですか!?(ガシッ 気を付けてくださいよ…もうあなただけの身体ではないんですから…
31 18/07/03(火)22:47:52 No.516233526
なあこれ金曜日辺り署長の殺意MAXじゃ
32 18/07/03(火)22:47:55 No.516233549
早いなミツル!?
33 18/07/03(火)22:48:40 No.516233741
大丈夫ですか!?(ガシッ 気を付けてください!というか何回転ばせる気ですかココロさん!!!326
34 18/07/03(火)22:49:09 No.516233868
ココロおねがい...ワタシはいいからこの子だけは
35 18/07/03(火)22:49:26 No.516233939
ナイスキャッチミツルきたな...
36 18/07/03(火)22:49:39 No.516233999
バレてるじゃねーか!
37 18/07/03(火)22:49:52 No.516234067
ナイスキャッチ二連続!
38 18/07/03(火)22:50:22 [今日はミツイクなのにミツル出てきませんでした…お詫びにオトナのミツイクです、お納めください。] No.516234228
久々に肌を重ね合う。 あいつの下肢に顔を埋め、その灰色の毛並みの先から栄える雄しべを愛でる アイツもアイツで私の熟れた雌しべたるを丹念に舐める。 あの頃とは違う感触を味わう。あの頃の乾いた代償行為とは違う。愛に包まれた その行為に酔いしれる。 「赤ちゃんができると…感じやすくなるって本当?」 ココロからの素朴な疑問の答えがそこから導きだされる、答えはイエス。その通りだ 「聖書の後ろの方にね、書いてあったの。赤ちゃんできてもいっぱい愛し合いなさいって、だからイクノちゃんもそうなのかなって…」 「えーミクわかんないなー?まぁ気持ちいいっちゃ気持ちいいけど!?」 「そういえばご無沙汰だったわ…してないのよ、産んでから」 「マジで!?イクノそれマジでいってるの」 我が仔を抱き寄せるミクに問いただされる。だって毎日育つ子どものことで手一杯だったから
39 18/07/03(火)22:50:39 No.516234309
なにぃ!?
40 18/07/03(火)22:50:42 No.516234324
署長はもうミツイクの息子を狙うしかないよ
41 18/07/03(火)22:50:49 No.516234360
「毎日シオリの事で大変よ…ミクは、もう…したの?」 「うん…ミツミが寝てる間に、だってゾロメのアレ…勃ってんだもん、かわいそうじゃん///」 「それはそうね…えらいわねミク、パパさん奉公してて」 「イクノちゃんも…その、いいと思うよ?産後1ヶ月は控えなさいって本には書いてあったけど、もう一年経つよね?」 園庭に作られた遊び場でミツミとシオリをあやしながらココロが言う 「経つわね…けどあいつが乗り気になってくれるか?」 「男なんてすぐ乗り気になるわよ!ゾロメなんか久しぶりすぎて…」 「すぎて?」 「すぐ――イっちゃった…ミクも恥ずかしかった///」 「けど、すぐ元気になったんでしょ?ゾロメだもの」 「うん…三回した。ミツミがグズって起きるまで三回…」 「頑張ったわねゾロメも」「二人目も期待できそうだね♪」 オトコノコも我慢するのは大変らしい、もっともオトコノコではなく立派なパパである事には確かなのだろうが、そこを抑えるの事も。
42 18/07/03(火)22:51:12 No.516234457
おしめを替えて、シオリを寝かしつける。寝かしつけるというよりはもうグッスリおねむな様子だ。 夜も昼もなかったこの仔にも少しづつ昼夜の概念が産まれてきたのだろう、昼めいっぱいココロやミツミちゃんと遊んで夜はぐっすりといった具合だ。でも夜泣きで起きる事は珍しくない。もう慣れたけど 「パパですよ…シオリ」 「ミツル…話しかけてくれるのはうれしいけど、今寝かしつけた所だからね…静かにしてあげて」 「すいません…」 「それはそうとね…貴方、まだ元気にできそう?」 「元気にってなんですか?」 「その…あれよ、あれ。この仔を「祝福」を受けた…その」 「――嗚呼!!!」 お互いの顔が真っ赤になった、そうずいぶんとその事に関しては遠のいていたからだ。
43 18/07/03(火)22:51:27 No.516234516
「何を言い出すかと想えば…ええ、多分できると想いますよ?」 「ゾロメは我慢してたみたいよ…あんたはどうなのよ」 「我慢はしてないです…この仔がいればそれで…」 「けど使えなきゃね…この仔にも弟や妹がいた方がきっと幸せよ」 「ええ、それは。――貴方こそ大丈夫なんですか?」 「――試して見る?」 きっかけはとても単純であった。そしてなおかつ進んで下着を脱いでいた自分とアイツがとても恥ずかしい。
44 18/07/03(火)22:51:43 No.516234593
そして今私はアイツの股の間に顔を寄せる、愛でるように雄しべを撫で加えている ピクッピクの脚が痙攣しているのがよくわかる、気持ちいいんだ 「立派ね…どうやら使い物になりそうじゃない」 「貴方の方こそ、その…あれです」 「何よ」 「とても熟れています…」 直球の言葉と同時にアイツの舌がそれと同時に雌しべ…膣の奥を侵していく。この仔を育んだ仔袋、子宮が降り、アイツの舌にあたりそうな勢いだ。 それと同時に私の丹田と頭が熱くほとばしるビクビクッとつま先が吊りそして絶頂を迎える ――ハァハァ 全体重をアイツに任せ快楽に溺れる。思考力が落ち、あまり考えられない。けど行う事は一つのみ…
45 18/07/03(火)22:51:58 No.516234665
「そう…みたいですね」 あいつの身体から起き、体躯を変える。そして股を開き、彼を受け入れる体勢を整える。 「――おいでミツル…」 「イクノ!」 彼の抱きしめる力はとても強く、そして優しかった。彼の雄しべを受け入れる私の身体 はたわみながらも悦びに満ちあふれていいた。 その後の事はあまり覚えていない――ただわかる事は一つ 彼はまだピスティルたる力を持っていること、私もそんな彼を受け入れられる事 そして、なによりも、この仔と私達にもう一つの「祝福」が訪れる日は、早いかもしれない。 それだけわかれば今は十分。
46 18/07/03(火)22:52:02 No.516234680
あああああああ ああああああああ!!!!!556
47 18/07/03(火)22:52:41 No.516234864
細かすぎて伝わらないミツイク
48 18/07/03(火)22:53:02 No.516234976
大丈夫ですか!?(ガシッ ココロさんもいい加減にしてください(バシィ!
49 18/07/03(火)22:53:19 No.516235059
久々のオトナのミツイクだぁ!
50 18/07/03(火)22:53:24 No.516235082
がああああああああああ!!!!!556 あああああああああああ!!!!32553255
51 18/07/03(火)22:53:28 No.516235109
これは署長にクリティカルヒットですね…
52 18/07/03(火)22:54:21 No.516235331
許さない!!!!!許さない!!!556556
53 18/07/03(火)22:55:07 No.516235524
ないないしなきゃ...こうなる前にないないしないと...
54 18/07/03(火)22:55:31 No.516235652
夫婦の愛に満ちたオーラルセックスいいよね...
55 18/07/03(火)22:55:50 No.516235756
ボクも夫婦愛が正しいと思います。
56 18/07/03(火)22:56:00 No.516235798
一年!一年もミツル君が可哀想でしょ!!!!556 私ならそんなひどいことしない!!!!!556
57 18/07/03(火)22:56:25 No.516235915
ボクも夫婦愛が正しいと思います
58 18/07/03(火)22:56:52 No.516236058
ボクも夫婦愛が正しいと思います。
59 18/07/03(火)22:57:16 No.516236169
じゃあその空白の1年間は何してもいいんだよねイクノちゃん♪
60 18/07/03(火)22:57:57 No.516236386
ビッチだったまものは黙ってて!!!556
61 18/07/03(火)22:57:57 No.516236388
イクノちゃんには申し訳ないけど...ないないしてね 産むのはワタシ、ココロちゃんなの!
62 18/07/03(火)22:58:32 No.516236545
署長もう諦めろ
63 18/07/03(火)23:00:24 No.516237050
イクノちゃん ずんずん体操ってしってるかな♪あかちゃんの発育にとってもいい体操なんだよ♪♪
64 18/07/03(火)23:00:44 No.516237138
署長余裕がなさすぎる...
65 18/07/03(火)23:01:21 No.516237321
ダーリン...ココロが怖いよダーリン
66 18/07/03(火)23:01:48 No.516237471
シオリ、ミツミ、サクラがミツココの男の子をとりあうハーレムがワンチャン?
67 18/07/03(火)23:02:52 No.516237769
ミツイクを語り合ったりゾロミクを語り合ったり そういうことが今は楽しくて 大切で ここが俺たちの居場所なんじゃないかって そう思うんだ ミツココだけが俺たちの居場所じゃないよ きっと…016
68 18/07/03(火)23:03:23 No.516237897
イチゴロの仔もオトコノコかもしれないだろ!? …イチゴちゃん?イチゴちゃん?
69 18/07/03(火)23:03:42 No.516238002
な、流れてる...
70 18/07/03(火)23:03:54 No.516238046
産めなかったんだ...
71 18/07/03(火)23:04:17 No.516238135
ココロ聞いてくれ!傷つけ合う必要はない! ミツイクとミツココは共存できるんだ!!!
72 18/07/03(火)23:04:19 No.516238140
ボクもダーリンの言うことが正しいと思います
73 18/07/03(火)23:04:32 No.516238201
ミツココなんか流行んねーよ
74 18/07/03(火)23:04:38 No.516238227
比翼の鳥……と言うらしい その鳥は片方の翼しか持たず 雄と雌 つがいで寄り添わなければ空を飛べない ミツイクという不完全なカップリング でも なぜだろう 僕は 私は そんな生命の在り方を 美しいと思ってしまったのだ 美しいと、感じてしまったのだ……016002
75 18/07/03(火)23:05:04 No.516238356
叫竜人は黙ってて!!!556
76 18/07/03(火)23:05:06 No.516238362
ミツイク…と言うらしい その鳥は歪な翼しか持たず ミツルとイクノ、歪んだつがいで寄り添わなければ空を飛べない ミツイクという不完全なカップリング でも なぜだろう 僕は 私は そんな生命の在り方を 美しいと思ってしまったのだ 美しいと、感じてしまったのだ……016002
77 18/07/03(火)23:05:31 No.516238472
>ミツココなんか流行んねーよ ゾロメくん!!!(バシィ
78 18/07/03(火)23:05:47 No.516238547
二連おうじさま帰れや!
79 18/07/03(火)23:06:05 [ヒロゼロおめでたです。ご笑納ください。] No.516238627
それは、唐突に告げられた。 場所は、寄宿舎の医務室。集められたのはピスティルだけ。ただ一人、ミツルを除いて。 私たちに伝えられたのは、やっと終わったと思っていた、異星からの侵略の残骸が、 搾りかすほど残っていたという事実。それらの掃討作戦に、拠点である13都市の跡地周辺の陣に ミツルとココロのジェニスタ、そして、最前線の敵に対峙する一体のフランクスと搭乗者が決定したこと… 「なんで…?」 「どうして、こんな時なの?」 報告を聞いた私とイクノは、ただただ呆然としていた。何故?どうして?そんなうわ言ばかり投げかける。 ナナはそれを苦虫を食い潰したような顔で見つめている。けど、一寸待ってナナは重い口を開く 「みんな、落ち着いて。あなたたちにとってはつらい状況だけど、決して悲観してはだめよ」 「これまでの経験を積んだヒロなら決して不可能じゃないわ」 「ほかに反応があるかは現在調査中だけど、おそらく今活動しているのが正真正銘最後、本当にこれで終わるわ」
80 18/07/03(火)23:06:52 No.516238831
ナナはいつもと変わらず私たちに報告する。…その気丈さがなぜだか今は無性に腹が立つ。 「敵は何人いるんですか!」 イチゴが手を挙げてナナに質問する。その顔は悲壮に満ちている。 「確認された敵影は…およそ三十体」 ――三十体…そんな数をダーリン一人に任せるの? 「まってください!ハチさんの報告では敵影は数体だったはず!」 「さっき言ったでしょ?これが正真正銘最後、それが答えよ」 「まさか…今まで止まっていた全てが起きたということですか!?」 「おそらく、敵も最後の進行だと決断したんでしょうね。敵将がいないんだから半ば捨て身のようなものよ」 ――さっきから…! 「なに他人事みたいにいってるんだよ…」 「ゼロツー…」 「なんでダーリンひとりなんだよ…!なんで…」
81 18/07/03(火)23:07:25 No.516238962
ヒロ死んじゃうの!?
82 18/07/03(火)23:07:26 No.516238968
「そうです!そんな数ならジェニスタも一緒に前線へ!」 「それはできない、もし敵が分散してこちらを狙ってきたらどうするの?誰がイクノを守るの?」 「それは…」 「それに守るのはイクノだけじゃない、あなたにもわかっているはずよ」 「…くそ!」 至って冷静に、ナナは戦況を把握し私たちに伝える。ナナが悪いわけじゃない。けど…私には その態度が許せず、彼女に歩み寄り、襟元を両手で掴み激昂する。 「返せ!返してよ!ボクにはダーリンしかいないんだ!」 「落ち着きなさいゼロツー、ヒロだってそう思ってるから一人で行ったのよ」 「この…!」 きっと本心で同情してくれているのだろう、けどどうしても上辺っつらにしか聞こえずさらに私の 心は煮えたぎっていく。そのとき 「…ゼロツー、あなたに言伝があります。」 突然、ミツルが私に言伝があるといった。
83 18/07/03(火)23:07:57 No.516239091
やめろぉ!
84 18/07/03(火)23:08:00 No.516239104
「…なに」 きっと今の私は、昔のような棘がある声色をしていただろう。しかし、ミツルは続けて話し出す。 「こんな時にというのは重々承知してます。けど、これだけは約束ですから。」 「ヒロが、その、赤ん坊の名前、"サクラ"が良いんじゃないかと、言っていました。」 「サクラ…」 伏し目がちになりながら、ミツルはそう私に伝えてくれた。あの人が考えた、 私たちの子供の名前… 「サクラ、い、良い名前じゃんゼロツー」 「う、うんミクも気に入った、とっても綺麗な名前だよ」 イチゴとミクが私を励ますかのように名前について称賛してくれた。 けど、とても申し訳ないのだが、今の私には心の整理が追い付かないのだ。 「そうだ、サクラって花の名前だよね?ココロ、どんな花言葉があるの?」 「ミクも知りたい、きっとヒロのことだから理由があるんだよ、まったく肝心な所伝え忘れるんだから!」 「え!?…えっと」
85 18/07/03(火)23:08:19 No.516239171
ココロは一寸迷った仕草をみせ、観念したかの様に、桜の花言葉を述べた。 「桜の花言葉は、"優れた美人"、"純潔"、"精神美"、それと…」 ――私を忘れないで 最後の花言葉だけが部屋の中を木霊して、その後部屋の中はしんと静まり返った。 部屋はこんなにも静かなのに、私には耳鳴りの様にその言葉が鳴り響いている。 同時に嫌な胸騒ぎが私を襲う、なぜだか彼との思い出が頭の中でフラシュバックする。 泣いたり、笑ったり、いろんな表情の彼が浮かんでは消え、最後に私にこう言った。 ――俺を忘れないで 「…やだ」 「ゼロツー?」 「やだ!やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ…!」
86 18/07/03(火)23:08:44 No.516239312
「ちょっと!ゼロツー!?」 「みんな、ゼロツーを地下の施設へ、此処の医務室じゃ何かあってからじゃ対処しきれない!」 皆がなにか言ってる。しかし、今の私には何も聞き取れない。聞きたくない。 私は今までだって多くは望まなかった、彼さえいればそれでよかった。 なのに、どうしてこうなるのだろう…祝福を望んだから?、授かったから?、ただそれだけなのに… 「ゼロツー落ち着いて!」 「やだ、やだよ!ダーリン…ダーリン!ダーリン!!!!」 私の感情のふり幅が頂点に達したとき、張りつめていた糸が切れてしまったような音がした。 同時に、激しい腹痛と同時に意識が遠のいていった。 周りからは恐らく私を心配する声が聞こえていたが、ほどなくしてそれは聞こえなくなり、 視界が徐々に薄暗くなったと思ったら、ブツリと切れた画面の様に、 私の意識は薄暗い穴の中へと落ちていった…。
87 18/07/03(火)23:09:25 No.516239512
おいおいおい
88 18/07/03(火)23:10:11 No.516239720
おうじさまもないないされちゃうの?
89 18/07/03(火)23:10:22 No.516239761
なんで曇らせるの!?
90 18/07/03(火)23:10:36 No.516239821
やめてよ!流産なんかやめてよ!!!
91 18/07/03(火)23:11:25 No.516240034
つらあじ…
92 18/07/03(火)23:11:26 No.516240044
富士鷹ジュビロ方式
93 18/07/03(火)23:12:04 No.516240175
ゼロツーもダメだったか
94 18/07/03(火)23:12:35 No.516240324
まものが仔を授かるなんて無理だったんだ...
95 18/07/03(火)23:13:13 No.516240490
まだ決まったわけじゃないだろ!?
96 18/07/03(火)23:13:26 No.516240538
まものもイチゴちゃんも産めない!産めないの! けどワタシなら産めるよ?立派なミツルくんのあかちゃん産めるんだよ????
97 18/07/03(火)23:14:16 No.516240737
署長そういうとこだよ!
98 18/07/03(火)23:14:17 No.516240740
ココロちゃんは黙ってて!!!
99 18/07/03(火)23:14:33 No.516240805
Code556には情操教育が必要なようです。
100 18/07/03(火)23:15:50 No.516241101
必要なのはみんなの方だよ!こんなの!こんなのおかしいよ!!!
101 18/07/03(火)23:16:07 No.516241169
特別警察ーーーーはやくきてくれーーーー!!!
102 18/07/03(火)23:16:24 No.516241241
ダーリン…ダーリンどこ…
103 18/07/03(火)23:17:19 No.516241448
両腕掴まれて引きずられながら収監される署長
104 18/07/03(火)23:18:37 No.516241737
あーいん...あーいん...
105 18/07/03(火)23:19:29 [そろそろ決着の時です。ご査収ください。] No.516241953
あれからというもの、ゼロツーちゃんはすっかりおとなしくなっていた。 黙っているのはいいのだけど、あんまり思い詰められてもそれはそれで困る。 皆が心配して、何があったか聞かないだろうか。 おとなしい上に、私が近付くと少し怯えたような表情になる。 ・・正直に話されて、事態が露見するよりはマシだろう。そう割り切るしかない。 そうして私は、守り抜いた蜜月の時間を存分に味わうのだった。 そして――とうとうその時が来た。 『陽性』――博士から新たに貰った道具、妊娠検査薬には、はっきりと線が浮かび上がっている。 じっとそれを見つめる。お腹を撫でる。 ふつふつと、実感がわいてくる。 ああ、とうとう。とうとうこの時が来た。 胸に溢れるのは、願いの成就への喜び。ただそれだけだった。
106 18/07/03(火)23:19:31 No.516241966
シオリちゃんにも弟や妹がいた方がいいよね でもそれを産むのはイクノちゃんだけの仕事じゃないよね♪
107 18/07/03(火)23:19:36 No.516241989
うぇーちゅ! うぇーちゅ! アー!
108 18/07/03(火)23:20:06 No.516242111
ついにきたか!
109 18/07/03(火)23:20:16 No.516242140
お薬…!
110 18/07/03(火)23:20:20 No.516242155
「ミツル君、私、妊娠したの」 温室へ呼び出した彼にそう告げる。 「…」彼は一瞬驚いた顔をして、その後、微笑んだ。 そして私を抱きしめた。その耳元で私は続ける。 「やっとイクノちゃんに追いついたの」 「…それでこれから、どうするのですか?」 「もちろん、皆に話すよ」 「皆は混乱するでしょうね」「…反対しないの?ミツル君」 正直に言えば、彼がどう反応するかが怖かった。 けど、彼に恐れや焦りのような反応は見られない。そして――
111 18/07/03(火)23:20:24 No.516242170
やべーぞお薬だ!
112 18/07/03(火)23:20:50 No.516242261
イクノは...まぁ拒めないよね
113 18/07/03(火)23:21:28 No.516242400
「そんなつもりがあれば、あの日の朝、僕はここから去っていましたよ。 それに僕は貴方に償いをしていたわけじゃありません、貴方を、好きなのだから」 「ミツル君!!」彼を思いきり抱き締め返した。 ああ、なんて嬉しい、望んでいた言葉… 彼と体を重ねていた時に聞いていた言葉と同じ、だけど、信じられなかった言葉。 私は涙を抑えきれず、ただただ、彼と抱き合っていた。 落ち着くまで彼は私を抱きしめていてくれた。 そうして数分経って、ようやく私は身を離した。 「じゃあ行こうか、ミツル君」 「・・その前に、1つ、話さなければならないことがあります」 「え?」
114 18/07/03(火)23:22:40 No.516242696
壊れるくらいの勢いで、部屋のドアを開ける。後ろには、ミツル君が一緒だ。 部屋の中には―― 「…あら、どうしたの、ココロ」 ベッドに腰を掛け、本を読んでいたあの女――イクノがいた。 「どういうことなの・・!」 「どういうことって・・ああ」彼女が納得したように答える。 「知ってたってどういうことなの!!!556」 声の限り、叫ぶ 私の大声に顔をしかめた彼女だったが・・すぐに平静な表情に戻る。 「大声はお腹の子によくないわよ、ココロ。そう――お互いにね」――Escape イントロ
115 18/07/03(火)23:23:12 No.516242824
イクノちゃん!?
116 18/07/03(火)23:23:23 No.516242869
直接対決!!?
117 18/07/03(火)23:23:27 No.516242891
さすがイクノだぜ...
118 18/07/03(火)23:24:34 No.516243194
まあバレますよね毎回温室行ってたら
119 18/07/03(火)23:24:35 No.516243195
イクノにはお見通しだったんだ...
120 18/07/03(火)23:24:41 No.516243219
「あの女」呼ばわりですか署長...
121 18/07/03(火)23:24:52 No.516243264
まぁ夜中抜け出してたらまぁ察するよねイクノも
122 18/07/03(火)23:25:19 No.516243375
ゼロツーちゃん!!! この裏切りもの!!!!!!556
123 18/07/03(火)23:26:09 No.516243564
やっぱドロドロした署長はいいなぁ
124 18/07/03(火)23:26:13 No.516243577
クライマックスが どんどん出てくる
125 18/07/03(火)23:27:07 No.516243801
お薬もゼロヒロもどうなっちゃうの…
126 18/07/03(火)23:27:47 No.516243965
ボクなにも言ってない…002
127 18/07/03(火)23:28:45 No.516244197
おかしい・・おかしいよ・・・02
128 18/07/03(火)23:29:45 No.516244451
ゼロツーちゃん...悪い子にはお仕置きが必要だよねえ...556556
129 18/07/03(火)23:31:02 No.516244763
ほんとかー ほんとに話してないのかー
130 18/07/03(火)23:31:13 No.516244814
清涼剤のゴロイチ! 早く来てくれー!