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18/06/20(水)22:49:52 オトナ... のスレッド詳細

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18/06/20(水)22:49:52 [ミツイクおめでたです。お納めください。] No.513171197

オトナになる オトナになるって果たしてどういう意味なのだろうか 「早くオレもパパみたいなオトナになりたい」 ゾロメが昔よく口にしていた。”オトナ”オトナとは一体どんな存在なのだろう コドモの私にはわからない。けど、けど少なくとも私やミクはもう普通の ”コドモ”じゃない何かが宿っている この仔、この仔を宿す私達はコドモなのだろうか?もう多分コドモの定義からは 離れている。そんな気がする。 しかしプランテーションで暮らす”オトナ”達”と私たちの間には溝がある。 私達はオトナじゃない、そう言い切れるほどの大きな溝

1 18/06/20(水)22:50:08 No.513171281

「ミク、ゾロメ最近オトナオトナってあまり言わなくなったわね」 「そういえばそうねー昔みたいにガキじゃなくなったからかしら?」 「それはゾロメやミクがオトナになったから?って事」 「うーんミクよくわかんないなー私達オトナなのかしら?」 お腹を撫でながらミク達と共に就寝前の一時を女子達で過ごす。今頃男子達は洗面台で歯を磨いている最中だろう 向こうも向こうで賑やかな声が聞こえてくる。 「オトナかどうかはわからない、けど私達とはちょっと違う存在にはなってると思う」 イチゴが私の髪を梳かしながらそう答える 「それもそうね、たしかにこの仔がいる、その事はイチゴ達と違うわ、でも本質的には同じ、同じコドモのはずよ」

2 18/06/20(水)22:50:23 No.513171354

「けどイクノちゃん…イクノちゃんやミクちゃんは私達と違う、違うよ、立派だよ♪」 「立派かどうかはわからないけど、まぁとにかく母親になったわね、博士のいうとおりその力があったというのは事実よ、けどそれは全てのコドモに備わってる。ココロにもイチゴにもそしてゼロツー貴方にも」 ぼんやりと雨足を強める外を眺めるゼロツー彼女らしくない寂しそうな表情を窓に写す 「それはどうかな、けど二人はオトナだよ、立派なオトナ」 「…なんでアンタにわかるの?」 「コドモを宿してる。オトナの定義なんてそれでいいんだよ、パパ達に縛られる必要はない」 ゼロツーが微笑み返しそう囁く。彼女の言葉はいつもなんか私達に何かを諭らせる。 ヒロと馬が合うのが解る気がする 「夜更かししちゃ赤ちゃんに悪いよ♪ボクはもうダーリンと寝るよ、おやすみ~」 駆け上がるように屋根裏部屋へと赤い角を揺らし走りだす。

3 18/06/20(水)22:50:41 No.513171454

「オトナねー、ミクわかんないけどオトナってそんないいものなのかなぁ~」 「わからないわ、けどまぁゾロメやフトシが憧れてたって事はまぁ少なくともいいものなのだと思うわ、それに区切り。区切りよ」 「区切りって何さ」 「コドモからオトナになる。そこで何か変わるかもって、それだけよ」 そう話していると男子陣達がロビーへ駆け寄る、駆け寄るのはまぁゾロメとミツルだけど 「悪いね、くだらない話してたら遅くなっちゃって」 フトシが軽く謝る 「いいのよフトシ、何事にも息抜きは必要よ。貴方が笑顔でいればそれでいいのよ」 「なんですかフトシにばかり優しくして」 「あら?パートナーは大切にするものでしょミツル?」 「まぁ・・・そうですけど」 「まぁ喧嘩しないでよ、しかもオレの事で…」 フトシの優しい瞳が光る。彼はいまでも私のパートナーだ。クロロフィッツは二度と動くことはないにしろ、今でも彼が私のフランクスのパートナー。

4 18/06/20(水)22:51:02 No.513171600

「じゃあおやすみなさい」 「おやすみ」「また明日」 二階組と一階組でエントランスで別れる。私とミツルゾロメとミクはあの赤い階段を昇ることなく一階の自分たちの部屋へ行く。 二階の住人も減った、ゴローやフトシそれにイチゴやココロは夜どうして過ごしているのだろう、一人部屋は寂しくないのだろうか。いろんな想像が膨らむが二階まで上がるのは 少し大変だ。 部屋に戻る、ゆっくり寝たいのにどうしてもあの話題が頭を過る 「どうしたんですか難しい顔して」 「ねぇミツル、オトナの定義ってなんだと思う?」 「なんですか今更ゾロメじゃあるまいし」 「なんだとぉ!!!!666666!!!!」「ちょっとあんた何やってんのよ!?」 ドア越しに飛び出した栗色と赤色のアホ毛が見え隠れする

5 18/06/20(水)22:51:46 No.513171871

「あらいたの、話が早いわあなた達も来て」 「なんだって言うんですか、ボク達これから寝るんですよ?」 「あらたまには夜更かししてもいいじゃない、ナナ姉に怒られるのがイヤ?」 「そういう訳じゃないですけど…」 大きめのマットと詰めて私とミツルの間にミクを入れるちょこんと大きなお腹が座る ゾロメが行儀悪く椅子に腰掛ける。 「話しってなんだよ~」 「ねぇゾロメあんたオトナに憧れてたわよね?」 「ま…まぁな」「けどあんた最近オトナオトナ言わなくなったわよね~」 「そういえばそうですね、もう諦めたんですか?オトナになるよ」 「うるせぇ~そういう訳じゃねーよ、ただ。なんつーかミクのお腹もこうだしさ、オレもパパになんなきゃって精一杯でさ。それどころじゃなかったっつーか…」 珍しく難しい顔をしたゾロメが頭をかきむしりながらそう呟く。

6 18/06/20(水)22:52:10 No.513171989

「それもそうよね、私も産まれくるこの仔の事でせいっぱいよ」「ミクも…」 「だからオトナについて考えてる場合じゃないっつーの!イクノやミツルだってそうだろ?今日明日産まれるんだからよぉ」 「そうね…」「それもそうですね」 普段のゾロメらしくないしっかりした言葉が刻まれる 「それにさ、オレあんまオトナに憧れなくなったっつーかさ…変かもしれねーけどもうオレ”オトナ”な気がしてきたんだ」 「ゾロメあんた何言ってるの!?!?」 「いやまて!まってくれミク!そこまで偉いわけじゃないけどさ、こうミクがいてこの仔がいてオレがいる。こうしているとさ、下で暮らすオトナや上で見守るパパとは違うけどオレコドモじゃない、”パパ”なんだって思うんだ。ココロが言ってただろ?あの聖書には俺達の仔はオレの事”パパ”ってミクの事”ママ”って呼ぶって」 「うん、言ってた」「ええ、言ってたわ…呼び方がパパなのよね」

7 18/06/20(水)22:52:37 No.513172115

「だからさ、オレ、多分パパ達みたいに立派なオトナにはなれないと思うんだ…チビだし、けどこうしてミクとこの仔と過ごしていればパパだ!オレはオトナでパパなんだってそう感じられる。それで十分なんじゃないかなって…ミク、オレの言ってること変か?」 「ううn、変じゃない、全然変じゃないよゾロメ。」 ミクが手を握りそう言い返す。 まさかオトナの定義をゾロメに覆されるとは思わなかった。小さい彼なりに父親として物事を考えている、この言葉がその証拠だ 「そうね、子をもって初めてオトナになる」 「そういう事かも知れませんね」 私達はゾロメの言葉に感服させられた。何も言い返せない、言い返す気がしない。 たしかに私達はこの子を宿すことでオトナ、オトナかどうかはわからないけど パパとそしてママになる、定義はそれだけでいいと思う。ゾロメの言葉を聞いて そう感じた。 外の雨脚は強くなる一方だが、その晩私達とゾロメとミクは珍しく夜更かしした 番(つがい)同士で話す機会も少なかったので話題に事欠かなかった この子や二階で寝てるみんなには申し訳ないけど、楽しくて仕方がなかった。

8 18/06/20(水)22:52:45 No.513172162

キテル…

9 18/06/20(水)22:53:25 No.513172358

キテル…

10 18/06/20(水)22:53:50 No.513172487

ミツイクゾロミクいいよね…

11 18/06/20(水)22:54:12 No.513172625

いい…

12 18/06/20(水)22:55:09 No.513172958

キテル…

13 18/06/20(水)22:55:39 No.513173118

ゾロミクいいよね...

14 18/06/20(水)22:56:08 No.513173268

おかしいなぁその語りにいるのはイクノちゃんじゃない! ココロちゃんなはずなんだけどなぁ...!!!

15 18/06/20(水)22:58:00 No.513173891

いいよね...

16 18/06/20(水)22:58:08 No.513173927

ああああああああ!!!556

17 18/06/20(水)22:58:56 No.513174178

比翼の鳥……と言うらしい その鳥は片方の翼しか持たず 雄と雌 つがいで寄り添わなければ空を飛べない ミツイクという不完全なカップリング でも なぜだろう 僕は 私は そんな生命の在り方を 美しいと思ってしまったのだ 美しいと、感じてしまったのだ……016002

18 18/06/20(水)22:59:30 No.513174353

やはりミツイクは良い

19 18/06/20(水)22:59:36 No.513174384

ミツイクを語り合ったりゾロミクを語り合ったり そういうことが今は楽しくて 大切で ここが俺たちの居場所なんじゃないかって そう思うんだ ミツココだけが俺たちの居場所じゃないよ きっと…016

20 18/06/20(水)22:59:47 No.513174438

クロロが眠りについてる・・

21 18/06/20(水)23:00:51 No.513174792

平和な眠りにつけてクロロフィッツもきっと鼻が高いよ

22 18/06/20(水)23:01:08 No.513174891

いい・・・

23 18/06/20(水)23:01:27 No.513175009

フランクスもアパスも眠りについたのかな… 平和な世界になるといいね…

24 18/06/20(水)23:03:52 No.513175815

これはミツココの意志である ミツイクは宇宙の秩序を脅かす いわば非公式の塊 故にミツイクが盛り上がった場合には爆弾と化すコードを仕掛けた この掲示板は跡形もなく吹き飛ぶことになる…556

25 18/06/20(水)23:04:02 No.513175878

(ボクもダーリンの言うことが正しいと思います)

26 18/06/20(水)23:04:31 No.513176029

みんな今まで何を見てたのかな?!?!!? つわりで苦しむココロちゃんを見てなかったのかな!?!?!?!556556

27 18/06/20(水)23:05:13 No.513176252

もう叫竜もVIRMもいないからな…

28 18/06/20(水)23:05:16 No.513176264

ココロ先遣隊きたな...

29 18/06/20(水)23:05:29 No.513176329

やはり署長はVIRM…!

30 18/06/20(水)23:05:39 No.513176385

平和なダリフラいいよね...

31 18/06/20(水)23:05:40 No.513176393

ミツココVIRM来たな…

32 18/06/20(水)23:06:20 No.513176598

見てて辛かったよね 吐いてるイクノ

33 18/06/20(水)23:06:52 No.513176754

1日最後の密かな癒しきたな…

34 18/06/20(水)23:07:43 No.513177006

ミツル早く記憶戻してイクノを救わないと

35 18/06/20(水)23:07:52 No.513177037

イクノそういえば髪の毛が…

36 18/06/20(水)23:10:42 No.513177901

なーにしばらくフランクスに乗らなければ戻るって

37 18/06/20(水)23:11:25 [怪文書には怪文書をぶつけんだよ!] No.513178139

その夜、ベッドの上で、僕たちは他愛のない会話を始める 「え!?ミツル君も同じ夢を見たの?」 「えぇ、なぜか」 「ふふ、なんだか嬉しい♪」 「嬉しくないですよ!僕がココロさんと違う人と一緒になってる夢なんて」 以前、ココロさんは、僕が他の人と一緒になっている夢を見ていた、それはきっと、"結婚"をするという不安から来たものだと 決着がついた。けど、なぜか今度は僕までそんな夢を見てしまったのだ。 「きっと、ミツル君もそれくらい不安だったんだよ」 「不甲斐ないですよ、本当に、自分が情けない」 「でも、私は嬉しいんだ」 「また嬉しいって…なぜですか?」 正直、彼女の言ってることがわからなかった。相手にとってこんなに嫌なシチュエーションもないのではないかと思う。 そもそも、不安を持っていると決着がついた以上、すでに相手に不満をもっている可能性もあるわけで…

38 18/06/20(水)23:11:50 No.513178291

早くね!?

39 18/06/20(水)23:11:57 [怪文書には怪文書をぶつけんだよ!] No.513178338

「私ね?相手に不満があったりするのは当然のことだと思うの?ミツル君だって、最初は私のこと良く思ってなかったでしょ?」 「いえ、そういうわけでは…僕はただ、他人に興味を持とうとしなかっただけで」 「うん、でもその時のミツル君はきっと私がうっとおしかったと思うの」 「それは…」 「私も、心を開いてくれないその時のミツル君に少し不満だったもの」 「すみません…」 「ううん、いいの。だっていまは違うから♪」 「きっとね?今だってどこかで不満や不安をお互い抱えてるんじゃないかな。でも同じくらい期待もしている」 「期待、ですか?」 「うん、だってそうやってお互いを語り合って、理解しあうことが出来るから。痛みを伴ってでも、一緒にいたいから/////」 「ココロさん/////」 きっと僕は今のココロさんに不満なんてない、ただ負い目があるだけなのだ。 始めはココロさんを拒絶してしまったこと、結果的にイクノやフトシに迷惑をかけてしまったこと… 色々な人に迷惑をかけた、そんな僕が、本当にココロさんと幸せになっていいのか…

40 18/06/20(水)23:12:18 [怪文書には怪文書をぶつけんだよ!] No.513178459

でも、ココロさんの言葉で少しだけ救われた気がする。僕自身はどうなっても良い。ただ今は、ココロさんを幸せにする。 あの夜、初めてココロさんを抱いた時のように… 「ココロさん/////」 「ミツルくん/////」 そこからはもう言葉はなかった、二人は溶けあい、愛を確かめ合う。 ココロさん、僕たちはいつまでも一緒です。きっとこれからも…。

41 18/06/20(水)23:12:45 No.513178610

特別警察が来たぞー!!

42 18/06/20(水)23:13:06 No.513178733

特別警察だ!

43 18/06/20(水)23:13:28 No.513178851

署長!援護来ましたよ!

44 18/06/20(水)23:13:29 No.513178853

特別警察久々に見た。

45 18/06/20(水)23:13:43 No.513178925

怪文書に怪文書ぶつけるの久しぶりに見た

46 18/06/20(水)23:14:17 No.513179092

ミツココいいよね…

47 18/06/20(水)23:14:30 No.513179154

これがミツイクからの解放か…!

48 18/06/20(水)23:14:51 No.513179282

ミツイクが夢にされてる…

49 18/06/20(水)23:16:05 No.513179671

続けなさい?556 続けなさい?556

50 18/06/20(水)23:16:54 No.513179909

こんな早い投下するなんて特別警察もお怒りなのでわ

51 18/06/20(水)23:17:31 No.513180108

孤立無援だったからな・・

52 18/06/20(水)23:17:46 No.513180191

ミツイクも…ミツココも…いいよね…

53 18/06/20(水)23:18:03 No.513180271

先週はまものが味方だったのにね…

54 18/06/20(水)23:18:08 No.513180294

国民の血税をなんだと思ってるんだ~!! ミツココやめろー!!

55 18/06/20(水)23:19:18 No.513180657

>先週はまものが味方だったのにね… あまりにも短い同盟であった…

56 18/06/20(水)23:19:46 No.513180785

まものは姫と合体して敵がいなくなったから・・

57 18/06/20(水)23:20:09 No.513180918

>ミツココやめろー!! ターン!

58 18/06/20(水)23:20:11 [イチゴロですお納めください。] No.513180926

ぱーぱぁぱぁぱ! あんぁ!まんぁ!!! ぐーぐー!えふぉん! この仔の発する言葉は日に日に増えていく。身体もそうだ、うまれた事は本当に小さかったのに、今では抱えるのが少し辛くなる重さにまで成長してくれた ゴローとこの子がいる、この子がいる事で私は生かされてるんだ!改めてそう感じる。 「イチゴ、お前最近無理してないか?」 無理なんかしていない。大丈夫、私は大丈夫。授かったこの生命ちゃんと育てきるまで ”ママ”を務めないと。”チームのリーダー”と同じく私も頑張らないと にしてもハイハイから伝え歩きするようになってからはこの子はどこへでもいく 目を離せない。ずっと傍にいなきゃ 「イチゴ、最近顔色悪いぞ」 「大丈夫、大丈夫だよゴロー」

59 18/06/20(水)23:20:38 No.513181081

なにぃ!?

60 18/06/20(水)23:20:45 [イチゴロです、お収めください。] No.513181116

ぐずって夜泣くこの子にもご飯の時も健やかに眠るときもずっと私が傍にいる 母親たる私がしっかりしないと。しっかりしないといけないのに 視界が真っ暗になる。眼の前が真っ暗になって意識が薄れていく。 頑張らないと、私リーダーでママなんだから頑張らないと!あの子の為にも頑張らないと… 「――ゴロー私…」 目を覚ますとベッドの上だった、ゴローの顔が優しく覗き込む 「起きたかイチゴ、 「私どうしたの!?ゴロー私、あの子は!?」 「ああ落ち着けイチゴ!気を失って倒れたけだ、大事はないって。あの仔なら隣でぐっすりだよ」 ベッドの横ではゆりかごに揺られて我が仔が寝息を立てていた、いけない。こんな事じゃ 飛び起きようとするもカラダが動かない。 「いいから寝てろイチゴ」 「けど私おかーさん!おかーさんだもん!ちゃんとしないとこんな所で寝てられない」 「いいんだよ、イチゴ…たまにはオレを頼ってくれよ」 ゴローがそっと私に毛布をかけ直す、その好意に私は甘える。

61 18/06/20(水)23:21:17 [イチゴロです、お納めください。] No.513181284

「イチゴ、お前一人で育てるつもりかオレだっているんだぞ?」 「そんなんじゃない!そんなんじゃないけど…」 涙が溢れてくる、何故だろう。ちゃんと産めたのに、この仔も産めて。そしてなによりゴローが私を受け入れてくれたのに。 そんな幸せが目の前にあるのに悲しい涙じゃないけど涙が溢れてたまらない。 「お前は変わらないな、なんでも一人で背負おうとする…たまにはオレの事頼ってくれよ」 ゴローが瞳の涙を拭って私に囁く。 「なぁイチゴ、オレ達…番(つがい)なんだからさ、オレもまだイマイチ実感がない」 「うん…私も」 「けどこの仔がいてイチゴはちゃんと産んでくれた。だから二人で育てよう、そうしよう」 「うん・・・ごめんね迷惑かけてばっかりで」

62 18/06/20(水)23:21:29 No.513181350

イチゴロキテル…

63 18/06/20(水)23:22:03 [イチゴロです、お納めください。] No.513181529

独りよがりな私のこともゴローは見てくれる。その掌はとても優しく温かい。 いつも私の後ろで見守ってくれる大きな存在、それがゴローだ、アイツと私二人じゃないときっと何もかもうまくいかないんだ。きっとこの仔の事もそうだろう 「いいんだ、イチゴらしくていいよ、けどオレの事少し頼ってくれよ、おっぱいは挙げられないにしろオシメくらい変えられるんだからさ」 「じゃあ・・お願いしようかな…ゴロー」 「ああ、俺達パートナーだもんな」 コツンと拳を合わせる、一時の眠りをゴローからもらう。 ゴローに抱かれる我が仔を優しい瞳で見つめる。そんな日がたまにはあってもいい 番(つがい)は互いに羽根を休め合わなくては飛び立てないのだから、

64 18/06/20(水)23:22:50 No.513181758

イチゴロキテル...

65 18/06/20(水)23:23:06 No.513181842

ゴロイチじゃなくてイチゴロ いいですよね・・

66 18/06/20(水)23:23:54 No.513182092

よかったイチゴちゃんにもちゃんと祝福されたんだ...

67 18/06/20(水)23:24:23 No.513182261

イチゴロいいよね...

68 18/06/20(水)23:24:48 No.513182389

ずるいずるいずるいずるい!!! 皆ずるい!!!!556

69 18/06/20(水)23:25:04 No.513182460

無理して倒れるのが実にイチゴちゃんらしい

70 18/06/20(水)23:25:25 No.513182586

ココロちゃんにもしゅくふくさづけて やくめでしょ

71 18/06/20(水)23:26:06 No.513182813

署長は本編で受けてるじゃないですか!

72 18/06/20(水)23:26:09 No.513182832

ミツルくん最近すっぱいものがたべたいの...

73 18/06/20(水)23:27:15 No.513183168

ミツルくん朝から具合悪いんだ...熱っぽい

74 18/06/20(水)23:27:35 No.513183283

想像妊娠署長来たな…

75 18/06/20(水)23:27:53 No.513183363

アピールが露骨過ぎる!

76 18/06/20(水)23:28:10 No.513183456

特別警察も復活したし 次はお薬で祝福して貰いましょう

77 18/06/20(水)23:28:32 No.513183565

今日はミツイクもミツココもキテル... ミツイクとミツココは共存できるんだ!!!016

78 18/06/20(水)23:29:00 No.513183753

ボクもダーリンの言うことが正しいと思います

79 18/06/20(水)23:29:07 No.513183785

まものは黙ってて!!!556!!!

80 18/06/20(水)23:29:25 No.513183908

ボクもダーリンの言うことが正しいと思います

81 18/06/20(水)23:30:29 No.513184272

ボクもダーリンの言うことが正しいと思います

82 18/06/20(水)23:30:39 No.513184329

イチゴロ…素晴らしい!美しい…これこそ私の…

83 18/06/20(水)23:30:39 No.513184335

ボクもダーリンの言うことが正しいと思います

84 18/06/20(水)23:30:48 No.513184396

ボクもダーリンの言うことが正しいと思います

85 18/06/20(水)23:31:01 [ヒロゼロおめでたです。ご笑納ください。] No.513184498

「いた!いたたた!」 「大丈夫?ゼロツー」「うん、大丈夫だよダーリン」 晴れた午後、私と彼は日課の散歩に出かけた。 二人で歩き、語り合い、いつもの湖畔、私たちの出会いの場所で座りながら一休みする。 「うぅ、まさか腰を痛めるなんて、ミクやイクノにも絶対なるって言われてたから覚悟はしてたけど」 「体が重いとかではなくて、ホルモンのバランスでなるんだってココロの本に書いてあったよ」 「うーん、じゃあしょうがないのかな」 今朝、じわりじわりと腰の痛みが増すのを感じ、今日の散歩はやめようかとも思ったが、運動不足も 良くないというココロの助言もあり、日課だけは欠かさないようにしていた。しかし… 「ボク、腰痛なんて初めてなったよ」「そうなの?」 「うん、打ち身とかはあるけどね」 「確かに、外傷以外ではあまりないかもしれないね」 「運動!、健康!がボクのとりえなのに…」 「あはは、きっとすぐに治まるよ」

86 18/06/20(水)23:31:12 No.513184575

まものの群れに囲まれる博士はじめてみた

87 18/06/20(水)23:31:13 No.513184583

まものが現世に帰ってきた…

88 18/06/20(水)23:31:34 No.513184705

他愛のない、しかしかけがえのない、なんてことない会話を彼と続ける。それがいつも楽しみで、 うれしくて…だからこの散歩の時間は欠かせない。 「ふぅ、そろそろ戻ろうかゼロツー」 「うん、あ~いい気分転換になった、よっと!」 楽しい時間はいつも一瞬だ。名残惜しいけど、私たちには私たちのやるべきこと、帰る場所がある。 私は、いつものように勢いよく立ち上がった― 「あれ?」 瞬間、目の前の空間がぐにゃりと曲がり、辺りは渦に呑まれたかのように回転する、 ――足元がおぼつかない ――体制が維持できない、駄目だ…倒れる

89 18/06/20(水)23:31:49 No.513184795

ヒロゼロキテル…

90 18/06/20(水)23:32:00 No.513184855

ゼロヒロまさかの!?

91 18/06/20(水)23:32:02 No.513184866

「ゼロツー!」 体制が崩れ、倒れそうになった私の身体を、ガシっと何かが受け止め、危うく私が倒れるという事態は 回避された、体が固定されたからか、徐々に視界も元に戻り、感覚も戻ってきた。私を受け止めてくれたのは… 「あ、ありがとうダーリン」 「危なかったね、大丈夫?」 「…うん」 まさか自分が立ち眩みをするとは思わなかった。 これで、おかしな倒れ方をしたらと思うとゾッとする。 「立ち眩みも、赤ちゃんに栄養を送らないといけないから、なる人もいるみたい」 「そうだったね」 「うん、ゼロツーも気を付けてね?」 …私はもう一人じゃない、けど、どうしたって誰か傍にいないときはある。そんな時今みたいになったら…

92 18/06/20(水)23:32:18 No.513184947

転んじゃえ!!!まもののこども流れちゃえ!!!556

93 18/06/20(水)23:32:28 No.513185011

「お願いダーリン…ボクのこと、離さないでいてね?」 「…うん、大丈夫、俺は君のそばにいるよ」 私は彼の腕に自分の腕を絡める、そして私たちはゆっくりと歩みを進め、帰路につく。 誰にだって失敗はある、でも、その失敗は今の私にとっては死活問題だ。 ――"この子"のために、もっとボクは気を付けないといけない… ――また明日から気を引き締めていこう!もっともっと、ボクはちゃんと"ママ"になるんだ! ほんの一瞬の苦い経験、でもそれが手遅れになることもある。 過ちを犯してはならない、自分の軽率な日々の行動を反省した。そんな一日だった…。

94 18/06/20(水)23:32:47 No.513185098

ココロ!!393939(バシィ

95 18/06/20(水)23:32:50 No.513185121

ゼロヒロキテル...

96 18/06/20(水)23:33:06 No.513185202

ゼロツーちゃんもないないしちゃいたいみたいだね♪

97 18/06/20(水)23:33:29 No.513185314

ナイスキャッチ王子来たな…

98 18/06/20(水)23:34:12 No.513185552

ナイスキャッチ王子きたな...

99 18/06/20(水)23:34:32 No.513185638

ミツイクと同じシチュを楽しむゼロヒロ いいですよね...

100 18/06/20(水)23:35:20 No.513185897

いい...

101 18/06/20(水)23:35:36 No.513185975

首絞め癖がすっかり消えている・・

102 18/06/20(水)23:35:45 No.513186021

よかった ないないしちゃうまものはいなかったんだね...

103 18/06/20(水)23:36:20 No.513186196

でもこの祝福もきっと度重なる首絞めックスの賜物だから

104 18/06/20(水)23:36:56 No.513186376

ゼロツーちゃん このお茶とっても健康にいいの どうぞ♪556

105 18/06/20(水)23:37:03 No.513186420

ゼロヒロいいよね…

106 18/06/20(水)23:37:21 No.513186528

>でもこの祝福もきっと王子様が叫竜化した賜物だから

107 18/06/20(水)23:37:24 No.513186540

>でもこの祝福もきっと度重なる首絞めックスの賜物だから 首締めックスは別の「」だっただろ!?

108 18/06/20(水)23:38:25 No.513186888

曇らせ要素がどんどん出てくる・・

109 18/06/20(水)23:39:00 No.513187041

ホオズキでできたお茶なんだよ すこし苦いけどはちみついっぱいいれたらきっとゼロツーちゃんでも飲めるよ♪♪

110 18/06/20(水)23:39:15 No.513187115

妾もゼロヒロは良いと思う001

111 18/06/20(水)23:39:28 No.513187183

なんでまものの仔まで流そうとするんだよ署長!

112 18/06/20(水)23:40:33 No.513187539

無事出産出来るけど体調を崩すゼロツー 付きっきりで子育てするダーリンとそれに懐く娘 寝不足と嫉妬でとっさに娘の首を絞めてしまうゼロツー いいですよね

113 18/06/20(水)23:40:39 No.513187570

イチゴロの子供の名前には絶対016が関係してると思う

114 18/06/20(水)23:41:29 No.513187848

>なんでまものの仔まで流そうとするんだよ署長! 裏切者は処すべし

115 18/06/20(水)23:41:29 [イクノ白髪ネタ。ねつ造設定多数につきご注意を。(1/5)] No.513187849

クロロフィッツの顔が開く。中の操縦席が露になる。 フトシがステイメン側の操縦席を降りて、イクノの傍に寄り添っている。 イクノは、ピスティル側の操縦席にまたがったままで、それで―― 「――ミツル?」 彼女が顔を上げる。戦闘後のためか、汗まみれで、疲労を浮かべた顔で。でも、それ以上に――驚愕のような表情を浮かべて。 「――イクノ?」 僕の声が震える。動揺なんてすべきじゃなかった。声を震わせるなんて、彼女の心を傷つけるだけなのに。 「――見ないで」 イクノが弱々しく、告げる。彼女の髪は――真っ白になっていた。

116 18/06/20(水)23:41:38 No.513187894

元になるコードが無い自分の子にはどんな名前つけるんだろうな王子様

117 18/06/20(水)23:41:52 No.513187969

>無事出産出来るけど体調を崩すゼロツー >付きっきりで子育てするダーリンとそれに懐く娘 >寝不足と嫉妬でとっさに娘の首を絞めてしまうゼロツー >いいですよね 首締めックス推奨派とラブラブ派の溝は深い…

118 18/06/20(水)23:41:54 [イクノ白髪ネタ。ねつ造設定多数につきご注意を。(2/5)] No.513187977

老化現象。フランクスに乗るコドモに訪れるモノ。話には聞いていた。フランクスに乗ることは負担であり――それだけで、命を縮めることなのだと。 その結果、髪が白くなるなどの老化現象が現れ――最後には、死んでしまう、と。 そんなことはどうでもよかった。そんな、何の救いにもならない情報なんて、どうでも。 ただ、僕は。 「――私を、見ないで……!」 涙さえ浮かべるイクノを、放っておけなかった。 「――イクノ!!」 叫び、彼女をピスティル側コクピットから引きはがすようにして、抱きとめる。 まるで人形のように力が入っていない、弱々しい彼女を、どこにも行かせやしないと、強く強く抱きとめる。

119 18/06/20(水)23:41:54 No.513187978

爆撃が多すぎる…

120 18/06/20(水)23:42:17 [イクノ白髪ネタ。ねつ造設定多数につきご注意を。(3/5)] No.513188077

「気持ち、悪いでしょう? まるで、本に出てくるお祖母ちゃんみたいで……」 「そんなことありません!」 「私、きっともうすぐ死んじゃうのよ。老化現象が来たってことは――」 「死にません!!」 彼女の言葉を、否定する。そうしなければ、その言葉通り――彼女が、逝ってしまいそうだったから。 「戦いは終わったんです! 叫竜との戦いも、VIRMとの戦いも! だからもう僕達は――貴女は戦わなくていいんです!  だから、もうフランクスに乗る必要もない! これ以上老化現象が進むことも無い!  だから――死んだり、しません!」 「――本当?」 彼女の言葉が、震える。 「私、本当に死なない? これからも、ずっと皆と――貴方と、いられる?」

121 18/06/20(水)23:42:34 [イクノ白髪ネタ。ねつ造設定多数につきご注意を。(4/5)] No.513188175

「いられます! 嫌だって言ってもずっと一緒ですからね!!」 叫ぶ。彼女の不安を吹き飛ばせるように。ずっと自分が傍にいると、そう誓うように。 「――――」 彼女の手が、僕の肩を抱く。そのまま、彼女は声にならない声で泣いた。 悲しさや、怖さや――歓喜とか。色々な思いが混ざった、声だった。  ● 「――落ち着きましたか?」 「――ええ、大丈夫」 しばらくして。彼女が鳴くのを止めて。それでも、彼女は僕に抱き着いたままだった。

122 18/06/20(水)23:42:51 [イクノ白髪ネタ。ねつ造設定多数につきご注意を。(5/5)] No.513188253

戦いは終わった。もう死の危険は無い。 それでも、怖いのだろう。変わってしまった自分が。 誰もがヒロのように、自分が変わることを恐れないわけじゃない。むしろ変化を恐れる人間の方が多いだろう。 それなのに、髪が真っ白になってしまうなんて変化を遂げてしまったのだ。怖いに決まっている。 「――――」 彼女を強く強く抱きしめる。ここに居ていいと、伝わるように。 彼女の変化を恐れてしまったのは自分も同じ。それでも、彼女を支えたい。 その思いが少しでも伝わるように。僕は、彼女を抱きしめ続けたのだった。

123 18/06/20(水)23:43:16 No.513188361

ミツイクキテル...

124 18/06/20(水)23:43:20 No.513188386

どんな姿になっても愛を貫くミツイクいいですよね…

125 18/06/20(水)23:44:05 No.513188595

やっぱミツイクだよね…

126 18/06/20(水)23:44:56 No.513188874

どうして!!!!556どうして!!!556

127 18/06/20(水)23:45:00 No.513188893

爆撃でどんどん特別警察が…ミツココが薄れていく…

128 18/06/20(水)23:45:20 No.513188990

ないないしちゃうの!! もうすぐイクノちゃんはないないしちゃうの!!! ミツル君は私の元に帰ってくるの!!!556

129 18/06/20(水)23:45:27 No.513189028

いろんな人のミツイクが観れて いいなぁ...

130 18/06/20(水)23:45:29 No.513189037

>でもこの祝福もきっと王子様が叫竜化した賜物だから 叫竜の王と王妃いいよね…

131 18/06/20(水)23:46:14 No.513189246

ミツルかっこいいな...

132 18/06/20(水)23:46:16 No.513189253

色んな手段でゼロツー曇らせたい派が多すぎる・・

133 18/06/20(水)23:46:49 No.513189447

せっかくのイチゴロとか完全に薄れてるじゃないですか!

134 18/06/20(水)23:46:54 No.513189470

本編で曇ってるじゃないですかーーー!

135 18/06/20(水)23:47:24 No.513189621

残るはゾロミクとフトココのみ...

136 18/06/20(水)23:48:00 No.513189793

もう消えるから教えて欲しい お薬はどう終われば納得出来る

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