虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

18/06/11(月)23:42:45 No.511136045

「マジかよ、一発返しやがった！」 処刑対象に感情移入した発言にハッと命令者を振り返ったランダであったが、いなかった。 「どこだー！」 命令者レーダーに従って辿り着いたのは居酒屋だった。ランダの注意が逸れた隙を巧みに突いて、命令者は居酒屋に逃げていた。 「ちょっと何やってんすか。部下が戦ってんですし見ましょうよ」 ランダの呼びかけに命令者がテレビのチャンネルを変えると、ジガとシュラアの戦いの中継映像になった。 「いーのよ、どーせ私がいてもいなくても同じだし。ジガを育てたのはシュラアだし、ジガは勝手にキレたんですー。私何もしてないですー。何も悪くないですー」 命令者はジョッキを一気に空けた。度重なる不祥事に耐えきれず、すっかり現実から逃避している。 「うーす」 そこにコウとシュラアが入ってきた。 「なんでお前らまで来てんだよ」ランダは顔をしかめた。 「だってお腹減っちゃって。あ、コウちゃん！唐揚げあるわよ」 シュラアの言葉にコウが頷いて、命令者が頼んだ唐揚げを口に運んだ。 「ジガー！」命令者が怒りを爆発させてコウに飛びかかった！ ともかく仲間は集まった。次号、地球侵略開始！