18/06/05(火)01:11:11 シーサ... のスレッド詳細
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画像ファイル名:1528128671387.jpg 18/06/05(火)01:11:11 No.509568779
シーサー姉妹は戦っていた 平和だったりうきうエリアにもきょうしゅうエリアに出現した黒セルリアン─その残滓とでも言うべき存在─が現れたのだ サンドスター・ロウの供給こそないもののやはり件の黒セルリアンは強大だった シーサー姉妹の攻撃は悉く弾かれ有効打を与えられずにいた そして彼女らは大きく疲弊していた… 「なんでっ…こんなに堅いの！？」「ライト…こいつ普通のセルリアンじゃないよ！一旦退こう！」「でも！ここで退いたら誰かが…レフティ！」「しまっ…あうっ！？」 一瞬の油断 セルリアンはレフティ大きくを突き飛ばした ガードの固い彼女だったから耐えられたが…既に戦闘不能に変わりはなかった 二人の心を絶望が覆う… (助けて…あんまー！) 二人は恐怖からか、それとも僅かな希望からか祈りを捧げた だが無慈悲にもセルリアンが腕を振り上げ─ 刹那、一筋の流星が光った 否！それはタライだった 光の尾を引きながら落下するタライがセルリアンを穿ち─跡形もなく消し去った 「お待たせ子供達」 そう…リカオンママがやって来たのだ！子供達の祈りに応え愛娘を護るために！ こうして救世主リカオンによりりうきうエリアは救われた
1 18/06/05(火)01:21:23 No.509570421
「よく頑張ったね…偉いわ二人とも」 リカオンママは傷付いた二人のシーサーを優しく抱き止めた 癒すように 暖めるように 「あんまー…ぁ…ぅあ…あぁあぁぁああ！！」「怖かった…ぐすっ…怖かったよぉ…！」「よしよし…もう大丈夫…大丈夫だから…」 リカオンママは泣きじゃくる二人の守護けものを抱き締め続けた 彼女らの母であるため 幼子である彼女らが落ち着くまで 「さ…二人とも帰ろうか」「うん…リカオンあんまー…でも」「ここ私達のふるさと…あんまーはここじゃ無いところにいくの？」「大丈夫よ…二人ともいらっしゃい…母ぁ！！」 リカオンママがシーサー姉妹に手を当てサンドスターの一部を吸い出していく そしてそれをシーサーの像に押し当てていった 「あんまー何したの？」「あなた達のサンドスターの一部をここに紐付けたの…四神みたいにね、これでいつでもここに戻ってこれるわ」「あんまーすごい！」「大したことはしてないよ…さ、行こうか」 三人の親子を乗せたタライがりうきうエリアを離れていく ゆらり、ゆらりと波に揺られながら そして彼女らの帰るべき場所へと流れていった…
2 18/06/05(火)01:22:44 [す] No.509570624
シーサー姉妹でも黒セルリアンには勝てそうも無さそうと思ったので何となくやってみたのだ タライフォールの便利技加減よ…
3 18/06/05(火)01:27:58 No.509571453
便利だな…