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18/06/03(日)23:43:23 毎週日... のスレッド詳細

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18/06/03(日)23:43:23 No.509350726

毎週日曜に更新できたら良いよねのアレソレです 第2話 お姉ちゃんは、ずっと待っていてくれる(後編)

1 18/06/03(日)23:43:40 No.509350810

 握りしめた手のひらの、少しだけ皮が厚くなっている部分の感触を歩きながら確かめる。  そこまでかさかさしているわけではない、それでももし私達が普通の家庭に生まれていたら、それで年頃の私達がこんなに指をしていたなら普通の家庭だったらお母さんがなにか言ったのかな。  もう嫁入り前の年頃なんだから、手肌のケアくらいしなさいとか、そんな他愛のないこと。  けど、お母さんの事だから何も言わずに私の手をとって、肌荒れクリームを塗りたくっていたのかもしれない、あの人もきっと不器用だろうから。 「……ねえ、お姉ちゃん」  私があるき続けながら声をかけると、お姉ちゃんが不思議そうに口を開く。 「どうしたの、みほ」  不思議そうな、それでいてど長閑さを含んでいるような声色。  私は降り注ぐ夏の日差しを浴びながら、ただなんとなく思っていたことを口にする。 「もし私達が普通の家族に生まれてても、お姉ちゃんは手を繋いでいてくれたかな」  ただ、疑問に思ったことをお姉ちゃんにぶつける、何年も会話をしていなかった姉妹のどこかぎこちない感じ。

2 18/06/03(日)23:45:25 No.509351272

 一回の会話をするたびに、一呼吸以上の間が重く胸にのしかかってくる。  会話する内容を間違えてしまったのではないかという不安、そしてそれ以上に何かをお姉ちゃんに期待して高鳴る心臓の鼓動。 「……うん、きっとそうだと思う……戦車道をしてなくても、それに長い時間はかかるかもしれないけど、いつかきっと手を繋げると思う」  どこか漠然とした質問は、これまた漠然とした内容で私に帰ってくる。  インプットした入力が漠然なら、きっと答えもそうであるのだろうけど、けれど私はこの掌を強く握り返さずにはいられなかった。  漠然とした不安と夏の熱気が這い寄り、背筋を汗が流れていく。  空では南中から緩やかに降下を始めた太陽が、私達を見下ろしている。  私達の歩くコンクリート舗装された道は、私達の体重を受けて熱気を吐き返す。  街路樹に青々と茂る鮮やかな緑色の景色が夏の熱気に煽られて歪み、その下の私達を覆い隠す。 「みほが望むのなら、きっと私達は何度会っても何時でも手を結べるし、きっとどこへだっていける……だったら、素敵だね」

3 18/06/03(日)23:46:06 No.509351464

 私は景色から目線をお姉ちゃんに移すと、お姉ちゃんが少しだけ困ったように微笑んでいた。  まるで自分にはそうするだけの力が無いからとでも言いたげなお姉ちゃんの表情が、どこか不安げに揺れているような気がした。  何時もは自身ありげに戦車道の隊長をしていたお姉ちゃんも、そういう顔をするのだなと思い至る。 「きっと、それなら出来るよ」 「……そうか、それならそうなんだろうな」  そう言って笑うお姉ちゃんは、安心しているように見えた。 「何歳になっても、どこに行っても」 「ははは……おばあちゃんになっても?」  そう言って笑うお姉ちゃんの顔を私はじっと見た。 「何歳になっても、お婆ちゃんになっても」 「……嬉しいよ、そう思ってくれるなら」  そう言って少しだけ安心したように笑うお姉ちゃん、その表情はまるで一時の安堵を手に入れたかのように嬉しそうだ。

4 18/06/03(日)23:46:32 No.509351587

 だが、それでも私はお姉ちゃんの顔を見ながら言う。 「お婆ちゃんになっても、手をつないだり、キスをしたりだって何だって」  そういった私の顔を見ているお姉ちゃんは、少しだけ可笑しいものを見るかのようだ。 「……そういうのは、気軽に言っちゃいけないと思うな」  まるで人が変わりゆくのを当たり前の出来事であるかのように、お姉ちゃんはそういった。  それでも、私ははっきりと自分の気持ちだけは伝えなければ行けないような、そんな気分に駆られてお姉ちゃんの目を見ながら顔を両手で包んだ後、少しだけ背伸びをしてキスをした。  二日前のような熱に浮かされたようなキスではなく、自分の意志をちゃんと伝えるためのキス。 「……お姉ちゃんが信じてなくても、私はそうなりたいな」  お姉ちゃんは一瞬、虚を疲れたような顔をした後私の目を見て何かを考えた後、口を開く。

5 18/06/03(日)23:47:48 No.509351924

「……みほがそうしたいなら、ってそう言ったばかりなのにね……ごめんね、みほ」  私はお姉ちゃんの手を引っ張りながら、街路樹の下をまた歩き始める。 「良いよ、私がお姉ちゃんを引っぱるから」  そう言って、私はアスファルトを一歩一歩と踏みしめる。  さっき迄脳の芯まで冷えていた思考は、さっきのキスでまた地面と同じようにジリジリと焦げ始めている。  冷静な思考は失われて、きっと耳まで真っ赤になってしまっているだろう。  けれど、それでよかったように私には思えた。  きっと今伝えなかったら、ずっと思いは伝わらなかっただろうから、それでよかったんだ。 「みほは、スーパーについたら何を食べたい?」  そう言うお姉ちゃんの声色には私を安堵させる成分を滲ませるかのように優しく、それでいて何気ない話題を提供してくれる。まるで私の心の中を見透かしているようで、本当にズルい。

6 18/06/03(日)23:48:15 No.509352051

「……ハンバーガーと、それとアイスクリーム食べたいな」 「そっか……それじゃあ、私もそれにしよう」 「ハンバーガーはトマトの厚いやつで、アイスはラムネのつぶつぶ入りのやつ」 「ふふふ……」  夏の熱気が背中の汗を拭き上げ、私達のそばを駆けていく。  息をするたびに喉を少しだけ焼くような感覚と、掌に感じる汗の粒の感覚。  私とお姉ちゃんの掌の間に、段々と汗のぬめるような感覚を感じ始める。  空を見上げれば、既に頂点は過ぎたのにそれでもさんさんと降り注ぐ太陽の日差しが眩しい。 「……夏だね、お姉ちゃん」 「……そうだね、みほ」  私達は夏の盛りに二人だけ取り残されてしまったようだった。  それでも私はお姉ちゃんの手を掴みながら道をあるき続けた。汗で段々と握りづらくなっても、それでも私は何度も手を握り直して。 ───

7 18/06/03(日)23:49:53 No.509352494

 スーパーに入ると、天井から降り注ぐ強い冷房の冷気が私達に降り注ぐ。 「はぁ……暑かった」 「暑かったら手を離しても良かったのに」  そういうお姉ちゃんは、私の顔にハンカチを押し当てて顔に浮かんだ汗を丁寧に拭い取っていく。 「……私がそうしたかったから」 「……そっか」  そういうお姉ちゃんはどこか嬉しそうで、私もその嬉しさを分けてもらえたような気分がする。  私はお姉ちゃんが少しだけ滲ませた汗に気が付き、お姉ちゃんが仕舞おうとしたハンカチを奪い、顔を拭う。 「ん……ありがとう」  そう言って目を閉じるお姉ちゃんは、頬が少しだけ上気していて少しだけ胸がドキドキする。

8 18/06/03(日)23:50:23 No.509352650

 汗で少しだけ湿ったハンカチをたたみ直し、お姉ちゃんに返す。  嬉しそうにハンカチを締まってまた歩き始めるお姉ちゃん。  目線の先には1階のフードコート、私は何を食べようかなと思いながらお姉ちゃんの手を掴むと、お姉ちゃんは驚いたように周囲を見渡す。 「……別に、良いでしょ」  私はさっきの仕返しとばかりに口を横いっぱいに広げて笑うと、お姉ちゃんは苦笑い。  周囲の人たちは家族連れや、子供が多くてきっとそのまま歩いたら、私達ははぐれてしまうような気がしたからなんて、心の中で言い訳がましく考えながらスーパーの中を歩く。 「……そうだね」  思っていたよりずっと臆病者なこの人は、それでもきっと私を受け入れてくれるのだろう。 「お腹空いたなぁ」 「……ハンバーガー、久しぶりだなぁ」 「そう?」 「うん……黒森峰では、ハンバーグは出てもハンバーガーはあまり出なかったから」

9 18/06/03(日)23:51:20 No.509352897

 そういって、茶化すように笑うお姉ちゃんは微笑んだ。 「ふぅん……レトルト食品とかあまり食べなかったの?」 「コンビニ程度はあったのだけど、私はなにか食べるより、珈琲を飲むことの方が多かったから」 「そっか」  そんな他愛のない話をしながらフードコートへ歩いていく、夏休みということもあってか、子供が数人近くをはしゃぎながら通り過ぎていく。 「それに……子供を見るのも久しぶりだなぁ、同い年か、それより上しか居なかったから」 「……それは私もかなぁ」  そう言ってクスリと笑う。  私達はハンバーガーと飲み物、お姉ちゃんはアイスコーヒーに私は炭酸ジュースを頼んで、席に座り調理が終わるのを待つ。  キッチンでは保温器にいれられたパテがパンズに載せられ、幾つかの野菜を載せられて包に包まれた後トレイに載せて私達のもとへと届けられる。

10 18/06/03(日)23:52:04 No.509353113

 規則正しく、そして何度も何度も繰り返される配膳行為、私はそれを眺めながらお姉ちゃんに話しかける。 「ハンバーガーを作ってる人って、大変だよね」  そう言われたお姉ちゃんは私の顔を見ながら、不思議そうに話しかける。 「どうして?」 「だって、毎日毎日ずっと同じことの繰り返しじゃない? そんなのふとそんな事に意味があるのかって考えた時、何もかもが虚しくなっちゃいそう」  私はただぼうっとしながら、パンズに挟まれて紙に包まれるハンバーガーを見た。  何回も、何十回も、何百回も繰り返された動きに無駄はなく、どこか美しささえ感じさせられた。 「それでも、ハンバーガーを食べる人の気持ち……とか?」 「……どうなんだろう、でも凄いよ、どうして機械でやらないんだろうって思う時もあるけど、あの人達がああすることで私達はハンバーガーを美味しく食べられるんだよね」

11 18/06/03(日)23:52:24 No.509353188

「……そうだね」  そういうお姉ちゃんも私と同じく、何度も何度も紙に包まれるハンバーガーを見続ける。  作業に従事する人は私達に気がつく様子もなく、ただただ目の前に表示されたオーダに対応するパンズとパテを手に取り、野菜を載せてハンバーガーを作り続けていた。  何個も、何個も、それこそ十個ほど作られた頃私達のもとにハンバーガーと飲み物が届けられた。 「……食べようか」 「そう……だね」  そういうお姉ちゃんの表情は少しだけ疲れて見えた。  私は少しだけ心配になり、口を開く。 「な、なにか私、変なこと言ったかな」 「……ううん、でも……そうだね、もしハンバーガーじゃなかったら、繰り返すことは苦痛なのかなって、そう思ってね」  私はお姉ちゃんの言っている意味がわからずに頭を傾げた。

12 18/06/03(日)23:53:45 No.509353563

「……それはどういう意味?」  それに対して、お姉ちゃんははっとしたように私の顔を見る。 「……なんでもない、忘れて」  何か微かに感じる違和感、けれどお姉ちゃんがハンバーガーに急いで齧りついたのを見て聞くかどうかに迷いを覚える。  私が思っている思いはどんな思いだって伝えられる、だけどお姉ちゃんは本当にそうなのだろうか?  もしかするとお姉ちゃんは誰にも見せたいと思わない思いを持っていて、それを侵されないことで持っている安寧もあるのではないだろうか。 「……少し、変なこと言ったみたいだね」 「……いや、みほが気にすることではないよ……けど、ありがとう、少しだけ楽になったような気がする」  そう言って彼女は微笑んだ。  きっとこれから心地良い関係を続けるには、自分の思いだけではなく、相手の気持ちも尊重しなければきっといけないのかもしれない。

13 18/06/03(日)23:55:08 No.509353956

 それほどまでに私とお姉ちゃんは長く離れて過ごしすぎた、かつては一切の隠し事をなく過ごせていたかもしれない、けれどきっと今はそうでないのだろう……それなら。 「それなら……お姉ちゃんが待つなら、私も話したくなってくれるまで待つよ」 「……え?」  そう言ってお姉ちゃんは私の顔を見た。 「お姉ちゃんは、きっとずっと私のことを待ってくれるけど、お姉ちゃんは自分の思いを他人に伝えるのが苦手だから、だからその思いを渡してくれるまで待ってみようと思う」  そう言って私はお姉ちゃんの顔を見て微笑んだ。お姉ちゃんはしばらく私の顔をみて微笑む。 「ありがとう、みほ」 「良いよ、私とお姉ちゃんの仲だもん」  私はハンバーガーを食べ終えると、アイスクリーム屋さんの方を眺める。 「あぁ……アイスクリームか」 「うん……お姉ちゃんは食べないの?」  そういうお姉ちゃんは、顔を横に振りながら微笑んだ。

14 18/06/03(日)23:55:46 No.509354129

「私は……少し冷房で冷えちゃったから、けどもしみほが食べたいなら一口だけもらっても良い?」  私はお姉ちゃんの言葉に頷いて席を立った。  アイスクリーム屋さんでは日焼けをした少年が、アイスクリームの冷凍ボックスのショーガラスに両手をつけながら、中のアイスを吟味しているのが見えた。 「ふふふ……みほも昔、アイスクリームを選ぶ時あんなことしてたっけ」  お姉ちゃんがそう言うと、私はそんなことあったっけと嘯いた。 「そうだよ……懐かしいな、確かあの時だったっけなアイスの当たり棒が当たったの」 「あ……」  そう言われて漸く記憶の残滓が引き上げられる。 「あの時かぁ!」 「あ、やっと思い出したんだ」  そう言うと少しだけお姉ちゃんは意地が悪そうな顔で微笑む。 「うぅ……け、けどあれは子供の時でしょ?」  私は少しだけバツが悪そうな顔をしながら、お姉ちゃんの顔を見た。

15 18/06/03(日)23:56:30 No.509354356

「今も子供だよ、まだ、ね」 「そうかな……」  そう言うとお姉ちゃんは私を微笑ましいものを見るように、私をにこにこしながら見つめてくる。 「うぅ……」 「あはは、ごめんごめん」  私はお姉ちゃんのあの目線が少しだけ背筋をかくような感じがして苦手だった、嫌いではないけど、何だから掌で転がされているようで仕返しに何かをしたくなる感覚を覚える。  私はアイスクリームを注文し、コーンにのったアイスクリームを見る。  店員さんから青系統のアイスを渡され、いくらかのお金を払った後お姉ちゃんの手を引っ張りながら今まで歩いてきた道を戻り始める。  外に出ると熱気が吹きかかり、冷えていた体が夏であることを思い出す。  そんな時だ、私がお姉ちゃんに対して少しだけ意地の悪い仕返しを思いついたのは。 「ねえ、お姉ちゃん」 「ん?」

16 18/06/03(日)23:56:55 No.509354470

 そう言って立ち止まったお姉ちゃんの顔を見ながら、私はアイスを一口齧り、お姉ちゃんにキスをした。  舌で少しだけ溶けたアイスをお姉ちゃんの口に押し込みながら、私の目を驚いたように見るお姉ちゃんの表情を見ながら、少しだけ溜飲を下げる。  アイスクリームなのに少しだけ暖かく、奇妙な感触の甘い味わい。 「……意外と悪くないかも」  私はそう言って口内に残ったアイスを飲み込む。  お姉ちゃんは突然の口移しに暫し驚きながら、口の中のアイスを飲み込んでいた。 「一口、約束だったでしょ?」  私はそう言って笑った。確かにお姉ちゃんの言う通り、私はまだいたずら好きの子供なのかもしれない、けれどそれも私なのだからそれで良いのだろう、と今はそう思えた。 「……全く、このやんちゃっ子め」  そう言って、お姉ちゃんは少しだけ耳を赤くしながら、私の頭を撫でる。  それが本当に久しぶりの感覚で、私はお姉ちゃんと一緒に夏休みを過ごせて本当に嬉しかった。

17 18/06/03(日)23:57:20 No.509354570

今日はここまで おやすみ

18 18/06/03(日)23:59:31 No.509355142

「」ちゃん! 前編どっかに上げてよ! 読みたい!

19 18/06/04(月)00:06:08 [ス] No.509357293

仕方ないなぁ……hOI! su2426821.txt

20 18/06/04(月)00:10:52 No.509358955

ありがたい…

21 18/06/04(月)00:14:50 No.509360333

後編の書き出しだけ読んだ感じ、しっとりと読ませる系なのかなと思って前編読み始めてみれば超甘口じゃないですかなにこれ凄くいい これから後編読む

22 18/06/04(月)00:16:25 No.509360867

やっぱりほんぺんからかんがえてもみほまほがせいぎだとおもうんですよ

23 18/06/04(月)00:16:57 No.509361129

甘いな!オイ!!

24 18/06/04(月)00:17:21 No.509361287

来たのか…!

25 18/06/04(月)00:23:08 No.509363207

>やっぱりほんぺんからかんがえてもみほまほがせいぎだとおもうんですよ やあきぐうですね わたしもどうかんですよえりみほはじゃどう

26 18/06/04(月)00:24:47 No.509363790

こういう情景描写とか心理描写しっかりやりたい系のSS好き

27 18/06/04(月)00:25:52 No.509364082

>うん……黒森峰では、ハンバーグは出てもハンバーガーはあまり出なかったから アンタ素直にハンバーグを食べなs…食べた方が美味しいし手間もかからない…と(カタカタ…

28 18/06/04(月)00:28:54 No.509364924

このまま2人だけの世界で完結していくのも良いし、それとも他の誰かが登場するのも良いし もし出るとしたらそれが誰かによって色々な展開が考えられる

29 18/06/04(月)00:29:22 No.509365045

しかしみぽりんヤッちゃったのかぁ… しかもみぽりん攻めかぁ…

30 18/06/04(月)00:32:01 No.509365719

やっぱりまほみほはおうどうのかっぷりんぐだからあんていかんがあるよね それでいてあきもこない

31 18/06/04(月)00:32:32 No.509365867

おい大将…

32 18/06/04(月)00:35:14 No.509366512

小悪魔住殿...

33 18/06/04(月)00:36:10 No.509366777

> 空を見上げれば、既に頂点は過ぎたのにそれでもさんさんと降り注ぐ太陽の日差しが眩しい。 >「……夏だね、お姉ちゃん」 >「……そうだね、みほ」 > 私達は夏の盛りに二人だけ取り残されてしまったようだった。 ガルパンはTV番から劇場版までの夏の話が長かったから、夏のイメージがすごく強いよね

34 18/06/04(月)00:40:32 No.509367847

よく考えてみりゃTV本編から劇場版まで半年も経ってないんだよな

35 18/06/04(月)00:42:16 No.509368240

そして劇場版から最終章までの空白は恐らく3ヶ月くらい…?

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