ここでは虹裏imgのかなり古い過去ログを閲覧することができます。
18/06/01(金)00:12:41 No.508663261
｢｣「……なんだかんだいって今月も終わりか。はぁなんか遠くにいきたい」 （どげしっ！） ｢｣「痛いなぁ！人が黄昏れているときに延髄蹴るなっ！」 紅「いまあなた、なにをしようとしたの!?」 ｢｣「いやだから遠くに行けない分、屋上に上がって遠くの夕景を」 （げしげしげし！） 紅「雨上がりに屋根の上に登ったら危ないのだわ！なにを考えているのっ！」 ｢｣「あぁぁ、すっかり忘れていた。とはいえ殴ることはないだろうかっ」 紅「靴を穿きなさい、あとお財布も。出掛けるのだわっ」 ｢｣「散歩にいくのか？いいアイデアだな。外の空気を吸うのは悪くない……よし！いくぞ！」 紅「不味い……｢｣のスイッチが入ってしまったのだわ」 ｢｣「ちょっと遠くまでいくぞっ！」 紅「国道沿いの万世がいいわね。ハンバーグの種類がいっぱいあるのだわ」 ｢｣「海を見にいくぞ！港に沈む太陽が見たい！」 紅「え？え！いまから!?間に合わないのだわ？」
1 18/06/01(金)00:13:03 No.508663350
｢｣「これは妥協案……なんだろうか」 紅「｢｣はこういうのが好きでしょ？静かに滔々と流れていくの」 ｢｣「まぁ考えようによっちゃ川は海に流れていくから川は海の一部といえばそうか」 紅「そういう表現ができるのは元詩人だった｢｣君らしいわね」 ｢｣「あ、バカにしているだろ。あと｢｣君いうな」 紅「うふふふふふっ、ねぇ、ほらあそこ。星が出てきたわよ」 ｢｣「やっぱ金星ってでかいなっ……もう冬の星座は見えないか」 紅「ねぇ｢｣。この空は月や金星やシリウスに繋がっているのだわ」 ｢｣「そだなぁ。そう考えると俺が行きたいと思っていた遠くにここは繋がっているのか」 紅「……どうして急に遠くにいきたくなってきたの？」 ｢｣「疲れが溜まっているのかもな……あと実は引き籠もっているのが嫌いなんだ」 紅「知っているわよ、何年一緒に暮らしているの？」 ｢｣「あっ、先にいっておくけど置いていったりとか絶対しないからな！安心しろ！」 紅「当然でしょ。だから安心も不安も感じていない（ぎゅっ）」 ｢｣「明日も沈むのを見にいこうな。明後日もその次も。ずっとずっとな……」
2 18/06/01(金)00:18:15 No.508664676
いいなぁ･･･