虹裏img歴史資料館 - imgの文化を学ぶ

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    18/05/15(火)18:18:04 [問題編終了記念] No.504919351

    「あれ──、なんで」 何か、大切な記憶に触れたような気がした。たまたま、ずっと先延ばしになっていた再検査で、医務室に辿り着いた、だけなのに。 目尻が焼けるように熱い。抵抗する間もなく溢れてくるのは間違いようもなく涙だ。 「……参ったなぁ。ここまでのリアクションをされちゃったら、本当に参る」 困った顔、声色、頭をかく仕草。視界は涙ではっきりした像を結んでくれないのに、はっきりと『思い出せる』。 「それでも、キミが平穏な夢(らくえん)から帰るための鍵として、ボクのことを選んで(おもいだして)くれたのは……嬉しい。──嬉しいけど……やっぱりキツいよなぁ、これ」 歩み寄る気配。優しく頭を撫でられる。 「さぁ、行きなさい。名残惜しいけれど、午睡の時間は終わりだと、彼女の肩を叩く為に」 乱暴に顔を拭う。上げた視線はもう誰の姿も捉えない。夕陽に染め上げられた無人の医務室(ロストルーム)。 寂しげに湯気を立てるマグカップの珈琲を飲み干す。どこか懐かしい苦さが広がる。 「──行ってきます。■■■■」 目指すのは楽園の端。女神が眠る夢の果て──。

    1 18/05/15(火)19:05:29 No.504929444

    ちゅらい…

    2 18/05/15(火)19:07:05 No.504929804

    やめてくれその攻撃はすごく効く